中国切手 毛沢東はどれくらいの価値があるのか徹底解説


毛沢東とは

毛沢東はもちろん政治家なのですが、軍事指導者でもあり、そして思想家でもありました。
軍事指導者としてはかなり優秀で、日中戦争時は日本軍と国民党軍の戦いを尻目に、自軍の支配領域拡大に注力し、日中戦争後の内戦では、戦力優位の国民党軍に対し、大胆な本拠地放棄により自軍に有利な山岳地帯での戦いに敵軍を誘導、さらにソ連からの軍事援助も得て、最終的に勝利し、中華人民共和国を建国しました。
思想家としては共産主義に中国の実情を加味して、農民中心の革命運動を行うとした「マオイズム(毛沢東思想)」をその理念とし、多くの賛同者を得ることに成功しました。

中国国内はもちろん、カンボジアをはじめと諸外国にも強い影響を及ぼしました。
政治家としては、当初は穏健な改革を標榜し、農業農村重視の政策を打ち出し、農業生産高の飛躍的向上を実現しました。

 

また汚職・浪費・官僚主義の追放を目指した「三反運動」を実施しました。はじめは経済感覚にも優れた比較的バランスの良い政治を展開しました。
しかし、突如としてソ連型社会主義を目指すことに方針転換し、国家機構を改革し、最高権力機関・立法機関として全国人民代表大会(全人代)を創設し、その第1回大会で中華人民共和国憲法を制定しました。その憲法に基づき設置した国家主席に自ら就任し、独裁化の道を走り始めました。
国家主席就任以後は香港の宗主国であるイギリスを15年で追い越すことを目標とした経済政策である「大躍進政策」を展開しました。農村ではソ連を模倣した農業の集団化のための組織である「人民公社」を設立しました。しかし、いずれも現実無視の愚策であったため、大失敗し、発動数年で数千万人以上の餓死者を出したと言われます。
大躍進政策の失敗で、一時失脚しますが、その後、自らの復権を目指した「文化大革命」を計画しました。個人崇拝を進め、その過激分子である紅衛兵による全国的な組織暴力によりさらに数千万人の犠牲者を出しました。
毛沢東は日中戦争、国共内戦を闘い抜いた優秀な軍事指導者で、中国建国を成し遂げた建国の父ともいうべき人物ですが、建国後の政治に失敗し、結果的に多くの犠牲者出し、国内を大きな混乱に陥れた人物でもあるとします。

 

 

 

 

毛沢東の中国切手の種類

毛沢東関連の切手は、5種連刷のタイプになります。

 

 

 

①毛沢東の長寿を祝う

毛沢東切手買取

毛沢東の長寿を祝う切手は1967年に中国で発行された中国切手で、1枚目には毛沢東の肖像が描写されており、2枚目以降は毛沢東語録が記録されています。
毛主席の長寿を祝う切手は、全11種類が発行されています。
未使用品と比較すれば値段は下がってしまうものの希少価値のある切手のため、消印のついた状態でも買い取ってもらえる場合があります。
毛主席の長寿を祝う(文1)切手は未使用の状態で11種類が全て揃っていれば、約20万円もの高額で買取されるプレミア切手です。
もちろん状態の良いものであれば、それ以上の買取価格を見込むことが出来ます。

 

 

 

 

②毛沢東の最新指示

毛主席切手買取2

「毛主席の最新指示 5種完(文10)」も、毛沢東シリーズの中で価値が非常に高いものです。
1968年に発行されたこの切手は、1枚ずつに毛主席の肖像画と文字を組み合わせたデザインで構成されており、まるでメッセージカードの様なレイアウトも特徴的です。

 

5種連刷のそれぞれを通じ、社会主義への強い思いと大衆を幸福へ導く姿勢、不正を排除する姿勢を掲げています。

 

没後も彼の思想が大切にされ、人々から崇拝される理由がここに垣間見えるようです。

 

 

 

 

③毛主席像

毛主席切手買取3

毛主席像切手(文4)は中国共産党の設立から46年を記念して発行された中国切手です。
図柄には中国共産党を創立した人物のひとりである毛沢東の像がえがかれており描写されており、5種類で完品となる切手です。
ちなみに5種類の図柄は全て同じとなり、その色調が少しずつ異なるものとなります。
こちらの毛主席像切手も、5種類が全て揃った状態の価値は6万円にも上るお宝切手です。
状態が良ければ買取価格も5万円程度が見込め、買取をしてもらう価値は十二分にある切手だといえます。

 

 

 

 

④毛主席の長寿をたたえる

毛沢東切手買取4

毛主席の長寿をたたえる切手(文2)は、第一次と第二次に分かれ発行されており、全て合わせて8種類で構成される中国切手です。
第一次は1967年5月に5種類が発行され、次ぐ第二次は1967年9月に3種類が発行されています。
毛沢東が図柄となった切手は主に中国の文化大革命の時代に発行されており、希少価値が高く高値で買取される傾向にあります。

 

こちらの毛主席の長寿をたたえる切手も例に洩れず、8種類が全て揃った状態の価値は約15万円にものぼるプレミア切手です。
切手のコンディションが良いものであれば買取価格も10万円を超え、臨時収入としては十分すぎる金額を手にすることが出来ます。
8種類が全て揃った状態でなくとも、元々の価値が非常に高いためにそれなりの値段はつけてもらえるようです。

 

 

 

 

⑤毛主席 詩詞

毛沢東切手買取5

毛主席詩詞切手(文7)は1967年に中国で発行されたプレミア切手で、第三次までに分かれて計14種類が発行されています。
1枚目は詩詞を書く毛沢東、2枚目以降は毛沢東が詠んだ詩詞が図柄となっており、プレミア中国切手の中でも屈指の人気を誇ります。
毛沢東は革命家としてではなく詩人としても有名で、毛沢東が詠む詩詞は文化大革命時代の中国では非常に重宝されていたようです。
毛主席詩詞切手は14種類が全て揃っていれば価値は30万円にも上るプレミア切手で、切手買取店からも根強い支持を受けています。
売った際の買取価格も約20万円程度を見込むことが出来、中国切手の中でも高値で買取される種類です。
毛主席詩詞切手は14種類が全て揃っていると価値は最大となり高い買取額がつく傾向にありますが、価値は少々下がってしまうものの、14種類全てが揃っていない状態であってもそれなりの価格はつくようです。

 

 

 

 

毛沢東の中国切手はプレミア切手

毛沢東が行った文化大革命下での発行で、当時、切手収集は禁止されているのと同様の状態にあり、1967年10月から国外へ輸出も禁止された背景があり、この時期の切手を収集するには、旅行者がおみやげとして持ち帰る少数の切手しかない為、非常に稀少性があり、状態の良し悪しに関わらず、種類によっては高額でお取引されています。

 

 

 

 

中国切手 毛沢東の平均相場

毛沢東の中国切手の平均相場としてオークションですと、完品と欠品の出品がそれぞれあるため、平均になると低くなり1万円~3万円となります。
しかし、しっかりと全ての切手が揃っている場合はその切手の相応の値段がついております。
買取業者での買取価格の平均は
・毛主席像→4万~8万円ほど
・毛主席詩詞→10万~25万円ほど
・毛主席の最新指示→20万~35万円ほど
・毛主席の長寿をたたえる→10万円ほど
・毛沢東の長寿を祝う→20万円ほど
の買取価格で取引が行われています。
中国切手は値段の上昇、下落があるので一番高いと思われる時期に売却するのがおすすめでしょう。

 

 

もっとも高い中国切手 毛沢東は?

もっとも高い毛沢東関連の中国切手は、1968年9月18日に発行されたが発売中止となった「毛主席が日本の労働者に贈った書」という中国切手です。
オークションなどでは約80万円ほどで取引されています。
発売中止となった中国切手は枚数が少なければ少ないほど、高額で取引されています。
発売中止となっていない毛沢東の中国切手で最も高いと見られるのは「毛沢東の最新指示」です。
5種連結での買取価格とはなりますが、20万から35万と高額な値段となっています。

 

 

 

 

まとめ

毛沢東は中国建国を成し遂げた建国の父ともいうべき人物です。当時政治界では沢山の失敗をしましたが、中国での偉大な人物の一人となりました。
毛沢東が施行した文化大革命時代の切手は高価なものが多く、当人の毛沢東もイラストに選ばれるなどで大変人気を誇っていました。
時代背景と人物、切手の流通により、毛沢東の切手はとても高価で取引をされるようになりました。
上記で記した毛沢東の切手を所持しているのであれば売却の前にしっかりと値段を把握してから査定に出すとよいでしょう。
保管にも最新の注意を払い、大切に綺麗に保管しておくべきです。
毛沢東の切手はプレミア切手となっているため、流通が著しく少ないので偽物も多く出回っています。本物か偽物かわからない場合はお近くの切手専門店や買取店に持っていき、査定をしてもらいましょう。
もし本物で高額な値段がつくのであれば、そこで売却するのではなく買取店を数軒回ってみてから一番高額な値段を提示してくれた買取店に売却することをオススメいたします。
私たちラフテルも中国切手には買取に力を入れています。他社よりも、多くの中国切手の流通の仕方を模索し、より高い買取額を提示するよう心がけています。査定だけ、真贋鑑定のみでも、もちろん大歓迎ですのでぜひ、お問い合わせ下さい。

 

中国切手に関心がある方は、こちらの記事「中国切手買取のノウハウ」をお読みください。