きらめくダイヤモンドの秘密はカットにあり!


きらきらと光り輝くダイヤモンド。女性にとって永遠に憧れる宝石です。

そのダイヤモンドがあのまばゆい光を放つには理由があります。ダイヤモンドのカットの手法です。

昔から引き継がれているカットのデザインから、最近流行の新しいカットまで、ダイヤモンドのカットの種類についてご紹介します。

 

 

 

ダイヤモンドのカットとは?

ダイヤモンドは鉱山から切り出された時はさまざまな大きさや形をしています。原石は岩石の中に埋もれていて、まずはそのダイヤモンドの原石を取り出す必要があります。

ダイヤモンド原石を成形してダイヤモンドルース(裸石)と言われる状態になって、初めてダイヤモンドとしての価値が出るのです。

 

掘り出されたばかりのダイヤモンド原石は、傷がついていたり穴が空いていることもあります。そういった部分をカットして、さらに光を集めるように加工していく工程をカットと呼びます。

ダイヤモンドの原石はある程度の大きさがある石でも、カットの工程を経るとおよそ2分の1くらいまで小さくなってしまいます。

 

 

 

ダイヤモンドのカットの種類には長い歴史があります

ダイヤモンドのカットの歴史は古代インドにまでさかのぼります。その頃にはダイヤモンドを丸く研磨するのが好まれていたそうで、現在のような光り輝くカットになったのは17世紀になってからのことでした。

それまでは貴重な宝石として珍重されてはいましたが、今ほどの人気ではなかったようです。

 

その後、現在のダイヤモンドのイメージに近いカットの手法が発明されました。ブリリアントカットです。いわゆるダイヤモンドらしい形といえば、このブリリアントカットでしょう。

しかしこのブリリアントカットにいたるまでにも300年近い時間がかかりました。イタリアのベネチアングラスの職人が、ガラスをカットする技術をもちいて、ダイヤモンドをカットしたのが始まりです。

研磨する面を58面作り、外からの光を集める方法を見つけました。ここから現代のダイヤモンドの形へと歩みだして行ったのです。

 

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ダイヤモンドの代表的なカットの種類

ダイヤ種類

歴史が流れ20世紀になってようやく、今のブリリアントカットに近い形ができました。

ラウンド・ブリリアントカットと呼ばれる手法です。

 

ラウンド・ブリリアントカットは、ダイヤモンドを真上から見た時に正円に近い形にカットし、底は円錐形にして光を集めます。

これはダイヤモンドの光学的特性をしっかりと計算して、一番美しく見えるプロポーションに仕上げています。研磨面の数が58面、もしくは144面となっています。

以降、このラウンド・ブリリアントカットを主流として、さらにさまざまな形にカットされていくこととなります。

 

以下、代表的なダイヤモンドのカットの種類です。

 

  • ラウンド・ブリリアントカット

正円に近い形にカットする代表的技法です。さまざまなアクセサリーにもちいやすい形です。

 

  • オーバル・ブリリアントカット

真上から見た時に、楕円になるカットです。複雑な光の筋が美しく優雅な表情に見えます。

 

  • ペアシェイプ・ブリリアントカット

洋ナシ形、もしくはしずく形に見えるカットです。ネックレスやイヤリングに使うときれいな表情見せるカットです。ドロップカットとも呼ばれます。

 

  • マーキーズ・ブリリアントカット

縦長のカットですが、中央は丸みを帯び先端に行くにしたがって細くなります。モダンな雰囲気を感じさせるカットです。

 

  • ハートシェイプ・ブリリアントカット

ハート形にカットする方法で、大変かわいらしく若い女性に人気のあるカットです。

 

これ以外にもさまざまなカットがあり、およそ30種類くらいと言われています。

他の宝石にも使われるカットの方法をダイヤモンドに使うこともあり、エメラルド・カットなどはまさにその代表とも言えるでしょう。

 

 

 

ダイヤモンドのカットで大切なこと

何よりも大切なのは、ダイヤモンドの原石の品質をしっかりと生かしたカットを行うことです。このカットが素晴らしいと感じても、肝心のダイヤモンド原石に傷や内包物が多く、カットの効果が得られないのでは、美しさは半減してしまいます。

 

またダイヤモンドのカットは、ダイヤモンドの品質のあらわす4C(カット、カラー、クラリティー、カラット)の要素にも含まれており、カットのグレードが低ければ、ダイヤモンドの品質そのものが低いものとなってしまいます。

このようにカットの技術は、ダイヤモンドの価値を決める大変重要な要素です。原石のダイヤモンドを宝石へと変身させるカットは素晴らしい魔法のようですね!

 

 

 

カットの種類で理想的なのは?

ダイヤモンドの用途によって、また使うシチュエーションでも変わってくると思いますが、もし一生の記念としてダイヤモンドを購入するのならば、あまり変わった形のものではなく、正統派のカットがほどこされたダイヤモンドを選ぶのが良いでしょう。

 

またダイヤモンドを購入する際に、この4Cがダイヤモンドの価格にそのまま反映されて値段がつけられています。多少カットが甘いダイヤモンドはややグレードが落ちたものとして、お手頃な価格となっていることがあります。

もしお手頃なダイヤモンドを探しているようでしたら、見た目ではほとんどわからないくらいのグレードダウンしたダイヤモンドを探してみるのも、一つの方法だと思います。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?ダイヤモンドのカット、その歴史、そしてカットの種類について考えてみました。

掘り出されたダイヤモンドの原石がカットされることで、素晴らしいダイヤモンドになるとは、本当にワクワクするお話ですね!

ぜひお好みのカットデザインがほどこされたダイヤモンドを見つけることができますように。

 

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