中国切手の偽物はどのくらい出回っているのか?


中国切手ブームが1950年代に始まり、最初は本物の中国切手だけのブームでしたが、最近では本物だと偽り中国切手を販売するために使われる偽物が多く出回っています。

それは時代の変化と共に繊細な印刷が必要であった中国切手ですが、印刷技術が上がったために簡単に作れるようになってしまったからです。

中国切手は文化大革命時代のものを売却すると値段が額面以上になるプレミア切手という品物が存在します。

1枚で数万円から希少価値の高いプレミア切手になると数百万、数千万という金額が手に入る可能性があります。それ故、偽物を偽造して儲けようとする人がいます。

中国切手の販売などでも偽物が売られることはよくありますが、最近ではネットオークションですら偽物が多く出回ってしまっている現状となります。

偽物の流通は日本だけでは収まらず、中国現地での販売も偽物を売る人がいる状況となり悪徳業者も増えています。

 

赤猿の偽物とは

赤猿(子ザル)

中国切手 赤猿(子ザル)

 

プレミア中国切手の中とても有名な切手である「赤猿」は現在でも1枚で数万円から数十万にもなる切手として誰もが知る中国切手となっています。

それだけの価値がある中国切手だからこそ、偽物が多く出回り、偽物を本物だと思い買ってしまう人も沢山いるという現状です。

素人目線では本物、偽物の判断がつきにくく、とても巧妙に作られているのでプロでも難しい場合があります。

赤猿はとても人気な中国切手で、現地では「持っているだけで幸運を呼ぶ」とも言われています。

偽物の販売は本物ですよと嘘をついてお客様に高額で販売することを言います。しかし上記のような言い伝えなどが存在するため、レプリカとしての販売もあります。

このレプリカは偽物という分類ではなく、最初からこれは本物ではありませんと伝えて販売しているのでレプリカでも本物に近いのであれば所持してみたいというお客様に支持されています。

偽物は赤猿だけでなく、他の中国切手でもあるので、買う場合は注意をして購入しなくてはなりません。

偽物を販売している業者や、オークションの出品者などは色々と調べてみるとおかしな点が浮き上がってくるはずです。

そのような点を注意して購入することが大切なポイントとなります。

 

中国切手の赤猿の偽物を見分けるには

本物、偽物を見分けるためには、相当な知識が必要となります。その知識のなかで偽物にありがちな本物とは違う部分を紹介します。

素人でも一番わかりやすいポイントとしては目打ちのかけがあるかどうかです。偽物ですと目打ちがとてもきれいに切り取られています。本物になると目打ちはまだらになり、それぞれの長さが違ったりなどわかりやすい特徴が出てきます。

次に赤猿の手と顔には金粉がついています。劣化によって金粉は落ちてしまうことはありますが、偽物は本物を印刷しただけのものになるのでわかりやすく手や顔の色が違ってきます。

次に本物は目の部分が赤く大きく染まっていますが、偽物は赤い部分が小さいというような違いがあります。

最後に左上の字の色合いが違うことがありますが、これを見分けるのはとても難しく、プロでも至難の業となりますので最初に紹介した3点で見分けるのがいいかと思われます。

赤猿子ザルアップ

※赤猿(子ザル)アップ写真

 

偽物中国切手の特徴とは

中国切手の偽物はほぼどれも同じように作られてますが、どれも本物に近い繊細さデザインで作られています。

そのため、見分けることは難しく、偽物を本物として購入してしまう人もいます。

中国切手は文化大革命のあった1967年頃の切手に人気が集中しています。

偽物として作られているものは右下に黒い斜線が入っているものがあります。この斜線があることによって「これは偽物ですよ」と意思表示をしているもので法に触れず販売することができます。

しかし、この斜線をうまく使い、偽物を本物として販売する方法もあります。

それは斜線に被せて消印を押すことによって本物の使用品として販売されることがあります。消印は本当に押しているものもあればそうではなく、消印を印刷してよりバレないように作られているものも存在します。

 

中国切手の偽物は売れるのか?

中国切手の偽物は基本的に売却することができません。偽物には利用価値が無いからです。

そして偽物の中国切手を本物と伝え売却をしてしまうと法に触れてしまうので個人間の取り引きには気をつけなくてはなりません。

レプリカとしての売却は許されるため、本物よりは低い値段とはなりますが多少の価値がつくものもあります。

中国切手で有名なプレミア切手の1種の「赤猿」はレプリカでも購入する人がいるほどの人気商品となっています。

それは中国や個人間での噂、言い伝えがあり持っているだけで幸運を呼ぶと言われているからです。本物を手にするにはとても高い金額を支払い、購入する以外ありませんが、レプリカでもいいから本物に似たようなものを見てみたい、所持してみたいというような人もいるためレプリカが売却できるという現象が起きています。

赤猿は特例であり、他の中国切手は値段がついたとしても数百円以下や、買い取りをしてもらえないという品物が多いです。

 

中国切手の偽物はどれくらい世の中に出回っているのか? まとめ

中国切手は一時期のブームがあって以来とても人気を集める品物へと変化しました。

使用方法は「観賞用、コレクト用、転売用、投資用」などと沢山の用途があります。

そしてその人気が一段と中国切手の価値を高め、誰もが簡単に手をつけられる品物ではなくなりました。

希少価値が高い品物ほど、売却したときの値段が高く、高額になるもので数百万~数千万になる中国切手も存在します。

それとは逆にまだ手にしやすい価値のあまりつかない中国切手も同様に流通しています。

中国切手の偽物は価値が高いものほどよく作られています。偽物の中で一番流通量が多いものが「赤猿」となります。

赤猿は中国切手を代表するプレミア切手で1枚で数十万の価値が付き、様々な人が欲しいと思っています。

そのようなことから悪徳業者などが偽物を発行し、本物同様の値段で素人に対し、本物だと言い販売しているという事例もあります。

しっかりとした切手屋で中国切手を購入すれば偽物に引っかかってしまう危険性は少ないですが、ネットオークションなどでは現物を手にして見ることができないため、本物か偽物かを判断することが難しくなっているため、危険性が高いと考えられます。

悪徳業者は文章にも本物保障などと虚偽な言葉を並べて巧みに偽物を販売しているので気を付けなければなりません。

しかし、ネットオークションでは通常価格よりも安く買える可能性を秘めているため、一概に悪いとは言えません。

しっかりと知識を持った上で、本物か偽物かの確認を自分で行い入札すると良いと考えられます。

中国切手の購入を考えているお客様はいつでも偽物があるということを頭に入れておき、疑いの目をなくさないことに注意することが大切となります。

本物である繊細でとても美しい中国切手を手にできることをお祈りしています。

中国切手に関する詳しいノウハウを知りたい方は「中国切手買取のノウハウ」をお読みください。