【珊瑚高額買取】赤珊瑚とは何なのか書いてみた


 

「赤珊瑚」と私たちの歴史

赤珊瑚

海底から伸びる真っ赤な樹木のような姿をした「赤珊瑚」。

日常生活ではあまり接点がない「赤珊瑚」ですが、その姿を知らない人は少ないでしょう。

 

〇昔話に登場する「赤珊瑚」

浦島太郎が亀に乗って竜宮城へ向かう海中のシーンでは、海底に生える海藻の間からチラリを顔をを覗かせています。又、桃太郎が鬼退治から故郷へ戻るシーンでは、荷車いっぱいに載せた宝物の中には、見事な「赤珊瑚」の拝見物がありました。

 

〇海外の伝説にも「赤珊瑚」

日本では馴染みの深い宝石の「赤珊瑚」ですが、古代ローマではギリシア神話にも登場します。

 

ペルセウスが討ち取ったメデューサの血が海に滴り落ち、空気に触れた血が珊瑚になったというものです。「」は別名、血赤珊瑚とも言われますが、正にその名の由来になったような話ですね。

 

古代人は装飾品や薬品等として珊瑚を利用してきました。その歴史を探っていくと有史以前にまでさかのぼります。それらは壁画や花瓶、装飾品として現在に残されており、珊瑚は古くから世界中で親しまれてきました。

 

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そもそも珊瑚(サンゴ)って?

赤珊瑚

〇「赤珊瑚」は宝石サンゴ!

一般的に宝石として扱われるサンゴを「宝石サンゴ」、それ以外を「造礁サンゴ」と言います。

 

赤珊瑚」は八放サンゴ亜綱サンゴ科に属する種類で、非常に硬い骨格を持つのが特徴で「宝石サンゴ」に属します。「八放サンゴ」とも言われ、口の周囲にある触手の数が必ず8本あるのが特徴です。潮流の方向へ向かって成長し、潮の流れが速いほど美しい枝を作ります。

 

〇サンゴ礁と言えば「造礁サンゴ」!

「造礁サンゴ」は六放サンゴ亜綱イシサンゴ目に属する種類で、硬い骨格を持つもののそのほとんどが白色で軽石状の為、装飾品には適していません。

 

イソギンチャクやソフトコーラル(骨格をもたないサンゴ)もこれに含まれます。

 

浅瀬のサンゴ礁に生息するテーブルサンゴやすり鉢サンゴ等はダイビングで目にすることが出来る珊瑚で、サンゴと言えばこの形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

そして「六放サンゴ」は触手が必ず6本もしくは6の倍数あるのが特徴です。

 

〇珊瑚は刺胞(しほう)動物

珊瑚はサンゴ虫と呼ばれる刺胞動物(腔腸動物)によって成長します。原木に吸着したサンゴ虫は、外敵への様々な保護機能を持ち原木を成長させます。原木と言っても珊瑚は動物、長い年月をかけて成長した珊瑚も、寿命を迎えると朽ちて海の砂となります。

 

「赤珊瑚」の特徴

赤珊瑚

〇「赤珊瑚」は生きた鍾乳洞!

赤珊瑚」は樹木の枝のように複雑に広がった姿が特徴で、水深200~300mほどの比較的浅い深海に生息します。

 

宝石に加工される骨格は主に炭酸カルシウムで出来ており、非常に緻密で硬く、人の歯と同等の高度があります。太い根元部分は簡単には折れることはありません。

 

成長は年に2~6mm程度と遅く、地下深くで何万年もの歳月をかけて成長する鍾乳洞を思わせます。実は鍾乳石も「赤珊瑚」と同じ炭酸カルシウムですが、1mm成長するのに10~30年が必要です。

 

鍾乳石は石灰を含んだ地下水により自然的に形成される鉱物ですが、珊瑚はサンゴ虫から作られる有機性の宝石という点も大きな違いです。

 

赤珊瑚」と言えば、血のような真っ赤なものを想像しますが、実は全てが赤というわけではありません。白やピンク、白とオレンジが混ざりあったもの等様々です。

 

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宝石としての「赤珊瑚」

赤珊瑚

〇日本産は世界一!

「赤珊瑚」の産地は、主に日本産と地中海産があります。

日本産は、近年中国などで非常に人気があり、ほとんど全てが台湾へ輸出され高値で取引されています。

中でも、土佐沖で採取される「赤珊瑚」は世界でも最高の評価をされています。

その希少性は非常に高く、実際に水揚げされた8~9割りは虫食いがある為、加工して装飾品や置物となるものは全体の1~2割しかありません。珊瑚の見分け方は『珊瑚買取実績』をみて学んでみてください。

 

〇日本産を見分ける方法は?

日本産「赤珊瑚」の特徴の一つとして、原木の中心に人間の骨のよう白い部分があることです。この部分は「フ」と呼ばれ、原木をカットする際に現れます。これは地中海産の「赤珊瑚」にはみられず、日本産を見分ける基準となります。「フ」の少ない原木は非常に希少で、高価な丸玉は「フ」を避けて作られます。

騙されないために、『”騙されないで‼︎”偽物珊瑚の見分け方はたったコレだけ』をご覧ください。

 

赤くない「赤珊瑚」ってあるの?

赤珊瑚

珊瑚の価値は産地だけで決まるものではありません。

ここからは「赤珊瑚」の魅力を知る上で欠かせない、色とりどりの珊瑚に触れていきます。

〇最高級品の「赤珊瑚」

「血潮珊瑚」とも言われる、水深200~300mの日本近海で採取される「赤珊瑚」。深く赤黒い色調のものは希少価値が高く、海外での需要も多い為、価格は高騰し続けています。

 

土佐沖産、高知産のものが高品質な「赤珊瑚」として売られています。中でも赤黒く「フ」が少ないものは最高級品として取り扱われています。ネットオークションでも数百万円の値が付いているものが数多くあります。

 

〇色ムラの少ない地中海の「赤珊瑚」

イタリアの海底約30mの浅い海で採取される「赤珊瑚」で「紅珊瑚」とも呼ばれます。高さ30cm程度しか成長しない為、小ぶりの物が多く流通しています。日本産よりもやや明るく、色合いが単一なのが特徴です。日本産のものより柔らかく、白濁や傷穴が多いという欠点もあります。

 

やはり赤黒いものは希少で、高級品として高値で取り引きされています。

 

〇美術工芸には「桃色珊瑚」

日本近郊の、海底300m~500mに生息している珊瑚です。その中でも、高知県の沖(宿毛)で採取されるものが品質が良く、美術工芸品の素材としてよく利用されます。国産の証である「フ」も存在し、赤に近いものから乳白色のものまであります。

桃色珊瑚が登場する松谷みよ子著の「お月さんももいろ」は、高知県大月市が舞台の童話です。

 

〇装飾品には「ピンク珊瑚」

東シナ海、ハワイのミッドウェー海域の深海1,200m以上の海底に生息している珊瑚です。

水揚げの際には、水圧差から生じる「ヒ」と呼ばれるクラック(ひび割れ)が多くみられます。色合いとして赤天眼石に似ていますが、もっと赤みは強く、縞模様ではなく斑紋のような模様が特徴です。アクセサリーとして人気の高い珊瑚です。その色調は、パールやターコイズとも相性が良く、安産や魔除けのパワーストーンとしても重宝されています。

〇清楚な貴婦人「白珊瑚」

南シナ海、沖縄、土佐湾と、日本近海に広く生息し、水深100~400mの海底から採取される珊瑚です。白を基調とした珊瑚で、桃色珊瑚と似ています。象牙色のものは希少価値が高く、流通量もきわめて少ない珊瑚の一つです。

白珊瑚の丸玉を使用した装飾品は、真珠とは違った透明感と、気品漂う美しさがあります。

 

【珊瑚買取】「赤珊瑚」の値段は?

赤珊瑚

〇50cmの生木が2,700万円!

度々報道される「赤珊瑚」密漁のニュース。中国国内では珊瑚の採取が禁止されており、台湾ででの採取量も年々減る一方。そこで日本の排他的経済水域へ侵入し「赤珊瑚」狙う中国の密漁船は後を絶ちません。報道では、北京のデパートのショーケースでは、‟日本円で2,700万円”とされる「赤珊瑚」が売られていたそうです。ネットオークションで検索すると、数千円のものから数百万円のものまで、実に多くの出品があり、その人気の高さを知ることができます。

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「赤珊瑚」を採るには?

赤珊瑚

〇採取には免許が必要!

日本国内にいるからと言って、誰でも「赤珊瑚」を採ることはできません。

一般に流通している「宝石珊瑚」は、ワシントン条約で規制されていない深海に生息する珊瑚です。しかし国内で「赤珊瑚」を採るためには免許が必要で、各都道府県独自の規制が設けられています。

 

まとめ

近年、地球温暖化による珊瑚の白化は大きなニュースになり、一度は耳にしたことがあると思います。その他にも、ダイナマイト漁等による海洋汚染により、珊瑚は絶滅の危機に瀕しています。

 

小笠原諸島周辺の中国船による密漁問題も深刻で、珊瑚への破壊的な被害が問題視されています。

 

古くから多くの人々を魅了し、生きた鉱物とも言える「赤珊瑚」。その美しさは実に優艶です。暗い深海に鍾美の如く、いつの時代も輝き続けてほしいと願います。

 

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