象牙の詰め物について
象牙の中の様々な詰め物について
昔から、象牙はキロいくらと、重さでの売買が主流でした。
このため、象牙の中の空洞に詰め物を入れ、重さのかさ増しをしている場合があります。
本サイトの買取価格の出し方でも説明していますが、買取単価×キロ数で査定額を出します。
詰め物などがある場合は詰め物の重さを引いての計算になりますのでご注意下さい。
詰め物がない象牙
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- 元々フタも付いていない象牙でした。
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- フタが付いていましたが、詰め物は、
- ありませんでした。
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- 先の方で切られて入るため
- 空洞が無い象牙です。
詰め物 (例)
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- 小さな固形の樹脂が詰まってました。
- -2.75kgでした。
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- 象牙の空洞に沿って木が入ってました。
- -1.7kgでした。
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- 木屑が詰まっていました。
- -0.8kgでした。
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- ゴムのような弾力のある樹脂が流し
- こまれていました。-1.8kgでした。
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- 少し見えづらいですが、先端に鉛が流し
- こまれていました。-2.1kgでした。
鉛(詰め物)の輪切り
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こちらは、私の見た中でも、かなり深くまで鉛の詰まっていた象牙です。 象牙の付け根部分から、先端にかけて深くたっぷり鉛が流し込まれていました。輪切りにして、鉛を取り除きます。 重さにして3kg弱ありました。 元々、12kgの象牙でしたが、鉛の分を引いて計算しますので、9kgになってしまい大幅な査定ダウンとなってしまいました。 |
詰め物が入っている可能性について
感覚の話になってしまい恐縮ですが、象牙の詰め物の入っている割合は今まで見てきた感じですと、1割~2割くらいでした。
詰め物が入っていたとしても、しっかりとお値段付きますので、お気軽にお問い合わせください。
※また、フタが付いている場合、無理に外そうとしますと象牙が破損してしまう場合がありますので、鑑定士の指示に従って下さい。
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