中国切手はなぜ高く売れる?
世界中に多様な種類の切手がありますが、その中でも特に昨今注目を浴びている切手が中国切手です。
切手の用途は至ってシンプルで手紙等を送る際に必要な物でございます。
また各国は多様なデザインの切手を発行しておりその年の記念切手まで発行されていたりしております。
切手収集家は今でも多数いらっしゃいますし近年では投機目的で収集される方まで増えています。
日本でも切手収集ブームがあり、切手のデザインや年代によって希少価値がつきだしています。
近年、収集家達の中で注目されているのが中国切手となります。
特に文化大革命時代の切手は他の年代に比べて現存数が少なく希少価値が高いと言えます。
特に文化大革命時代の切手は高騰してると言えます。
また冒頭でもお話いたしましたが、特に中国では2008年開催のオリンピックと2010年の上海万博開催により金融バブルとなり中国経済は急成長したと言われております。
これらの影響からか元々人気だった中国切手ですが中国でも大注目され需要が高まったと言えます。
プレミアがつく中国切手の年代と背景
主に中国切手は文化大革命時代の1966年から10年間の物が希少価値が高いと言われております。
元々の発行数が少ない点や収集や輸出が禁じられていた点から現存数も少なく世界中からの需要が近年高まった影響から市場では高値で取引されております。
中国切手のパンダ切手とは?
実はパンダ切手には第一次発行と第二次発行の2種類が存在しております。
第一次は1963年に発行され3種1セットのシリーズとなっています。
また第二次は1973年に発行されており2回目のシリーズは6種1セットとなります。
中国切手の中でも根強い人気と高い需要があり、1960年代に発行された第一次パンダ切手は希少価値も高く、第二次と比べて買取り相場が高いと言われております。
パンダ切手はなぜ人気がある?
大きな理由としては2つあります。
1つ目はデザイン性です。
中国切手は色とりどりでデザイン性が高く、パンダ切手の場合はジャイアントパンダの愛らしい仕草などが描かれており人気となっております。
2つ目は希少性です。
第一次に発行されたパンダ切手の場合、現存数が少なく希少価値が高いと言えます。
ですので中国切手を投機目的で集められている収集家からも人気だと言えます。
パンダ切手の年代をご紹介します!
パンダ切手は第一次に発行された物と第二次に発行された2種類となります。
第一次は1963年に発行され第二次は1973年に発行されました。
ヤフオクで落札されている価格は正しい?
一概に正しくないわけではありません。
勿論中国切手を高価買取している店舗ではヤフオク以上の相場になることもあります。
またヤフオク等の個人オークションでもタイミングによっては相場以上になることがありますが個人でやる場合は色々とデメリットもありますのでどちらが良いとは言い難いです。
パンダ切手は2種類あり、第一次発行切手と第二次発行切手では倍以上相場が違いますのでお気をつけて下さい。
コレクターの存在によって正しい場合もある
ヤフオクのようなオークションサイトの場合、通常の相場で取引されている時もあれば、入札者が少なく相場以下の取引になることもあります。
逆に、価格を釣りあげて通常以上の価格まで上がって取引される時もあります。
コレクターの方が入札している場合必ず落札したいという思いから、通常より高値で落札されることもあるので一概に金額が間違っているとは言い切れません。
ですがオークションはその時、そのタイミングによって金額の変動があるものなので、必ずしも掲載されている落札価格が妥当だとは言い切れない場合もあります。
偽物の可能性がある
オークションは一般の方も業者も利用しているサイトです。
偽物だと知っていながら出品する悪質な人もいれば、偽物だと知らずに出品している方も存在します。
ヤフオクの場合は古物商や仕入れ先の審査を通過したショップ企業が出品しているIDは分かるようになっていますので、そちらのIDから出品されているものを購入するのが良いかと思います。
またそのID以外のところでオークションを利用する場合、少しでも「怪しい」「不安」だと感じた場合はやめておいた方が良いと思います。
入札が入らず、安く落札されている場合もある
先述しましたように、オークションはその時その時によって落札価格が変動するものです。
本来の相場で言えばもっと高く落札されるはずが、たまたまその時見ている人が少なく入札が入らない場合は安く落札されてしまうこともあります。
良くも悪くも見ている人数やオークション終了の時間帯等で変動してしまうのがオークションです。
たまたま通常より高く落札された場合は良いですが、通常相場を下回ってしまう可能性もあるので、オークションも良い面悪い面があるということですね。
中国切手の査定ポイント
中国切手の査定ポイントは、どの時代のどの種類のものなのか、そして切手自体の状態です。
中国切手は1950年から1980年に発行された切手のことを指します。
1965年から1975年までに起きた文化大革命に発行されていた切手は歴史的価値が高く、コレクター需要があります。
文化大革命とは毛沢東によって行われた「古い思想や文化の物を破棄」することをテーマとした運動のことです。
これにより、政治色の強い絵柄を採用していたため、多くの切手が回収されました。
よって現存する切手はとても少なく、希少価値が高くなっています。
状態
中国切手の状態も査定ポイントになります。
シートなのかバラなのか、消印が押されているのか押されていないのか。
基本的にはバラよりもシートの方が高くなる可能性は高いですが、中国切手に関してはバラ切手でも高額になるものが存在します。
また切手自体の状態もとても重要になります。
切手の保管方法につきましては後ほど紹介させて頂きますので、中国切手に限らず、切手をお持ちの方は是非参考にしてくださいませ。
プレミアの有無
中国切手にはプレミアが有ります。
中国切手の全部が額面以上になるわけではありませんが、額面を大きく超えた査定額がでる切手もございます。
「赤猿」や「大パンダ」「牡丹」等はテレビやネットで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
また「毛沢東主席」が描かれている切手はプレミアがつきやすいですね。
シートで発行されているものが多いので、完品の状態であれば査定額は大幅にアップします。
皆様がお持ちの中国切手、プレミアがついているかもしれないので是非拝見させて頂きたく思います。
未使用・使用済みの状態
日本の切手に関しては、使用済みの切手は買取が難しい事が多いです。
しかしながら中国切手は未使用の切手は勿論、使用済みの状態でも買取が可能です。
査定額は未使用、使用済みどちらにしても金額は様々です。
未使用の切手の方が価値が高くなると思いがちですが、消印が付いている方が歴史的に価値があると評価しているコレクターさんもいらっしゃいます。
使用済みであっても高額査定の可能性は高いので、しっかり保管されてくださいね。
中国切手を高く売却するためのポイント
中国切手の査定ポイントについてご紹介させていただきました。
お手元に貴重な中国切手をお持ちでご売却を考えていらっしゃる方であれば当然なるべく高値でご売却したいと考えるのは当然のことですよね。
それでは次にどうすれば具体的に、より高く売却することができるかご説明させていただきます。
査定ポイントにもあるように主に保管状態で大きく値段が変わってまいりますので、是非とも参考にしていただきましてご売却する際のご参考にしてみてください。
専用のアルバムに入れて保管する
皆さんは「ボストーク」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ボストークとは切手を保管するための専用のアルバムのことを指します。
ボストークは日本だけでなく世界中で販売されており、世界中の切手収集家が自慢のコレクションをキレイに保管するために使用しております。
ボストークには年代や図案ごとにページが作成されており、それに合わせて切手を補完すればキレイに年代順にコレクションすることができます。
ボストークで切手を管理することで切手を汚れや破損から長期的に守ってくれます。
結果としてキレイな状態の切手をご売却できるため高値が付きやすくなります。
コレクションや観賞用だけではなくご売却時のことも考えたらこのような専用のアルバムに入れて保管するといいかもしれません。
素手で触らないようにする
切手を仕分けしたりボストークにしまう際には決して素手で触らないようにしてください。
切手を素手で触ってしまうと手指についたわずかな皮脂が切手に付着し、変色してしまう恐れがございます。
また中国切手は日本の切手よりも紙質が薄かったり繊細に作られていますので切手を扱う際にはピンセットを使ってなるべくダメージを与えないように扱ってください。
直射日光が当たらないようにする
直射日光も中国切手には大敵です。
直射日光にさらされるような環境下で保管してしまうと切手が日焼けしてしまい変色してしまうからです。
また同様に湿気が多い場所もカビやシミの原因となりますのでお気を付けください。
中国切手に力を入れている買取業者に依頼する
同じ中国切手でもお持ち込みいただく買取業者によっては買取金額が大きく変わってくる場合がございます。
中国切手は種類によってはとても高額な値段で取引されるものもございます。
一方で、偽物も数多く存在いたします。
中国切手そのものの価値を正しく判断できない買取業者や査定員であれば本来の価値に見合うだけの買取価格を提示されない可能性がございます。
また、中国切手に力を入れている業者であれば、お買取りさせていただいた切手を高く販売するルートを持っているため、その分高くお客様にお買取金額を提示することができます。
このような理由から買取業者選びは慎重に行いましょう。
弊社ラフテルでは中国切手の買取実績も多く、経験豊富な査定員たちがお客様の大切なお品物を丁寧にしっかりと査定させていただいております。
また海外も含めて多くの販路を持つ弊社だからこそ、お客様にご納得いただけるような高値でお買取りができます。
買取のラフテルでの多彩な買取方法
では弊社ラフテルに買取の依頼をする場合はどういった方法があるでしょうか。
弊社では主に「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」の三つからお客様の状況やお好みに合わせて買取方法をお選びいただくことができます。
店頭買取
店頭買取はお品物をご売却しようとする際に一番ポピュラーな買取方法ではないでしょうか。
読み終えた漫画や、着なくなった洋服などをご売却したことがある方も少なくないでしょう。
店頭買取は売りたい品を買取業者までお客様でお持ち込みいただきその場で査定・買取をしてもらう方法です。
メリットはその場で現金を受け取れることや、査定金額についての説明を聞いてみることができる点、値段に納得できなかった場合に価格交渉がしやすい点などがあげられます。
一方で買取業者が近くになかったり、ご売却したいお品が大量である際に持って行くには重すぎたり大きすぎたりして大変な場合もございます。
宅配買取
宅配買取はご売却したいお品をお客様自身で梱包をし買取業者まで送って査定・買取をしてもらう方法です。
梱包材などの配送キットは買取業者によりますが無料で用意していただける場合が多いようです。
メリットは時間を選ばずに好きな時に送れる点、基本的にご自宅で荷物を梱包するだけですのでお近くに買取業者がないという方でもご売却できるという点がございます。
一方で買取に出してから現金化するまで多少お時間がかかる可能性がございます。
また、お値段に納得がいかなかった場合は返送代はお客様負担になる場合があるようです。
出張買取
出張買取はご自宅などお客様の指定した場所に買取業者がお伺いし、そこで査定・買取を行う方法です。
お客様はご自宅などで待っているだけですので何もする必要がないというのが大きなメリットです。
出張料などは無料の場合が多いですが、出張可能エリアや出張可能時間に制限がある場合がございますのでご依頼する買取業者に確認してみることをお勧めいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
弊社ラフテルでは中国切手を高価買取しております。
譲ってもらったけどあまり興味がない、コレクションしていたけれどそろそろ整理を考えているといった中国切手がございましたらぜひともご相談ください。
多くのお客様のご来店を心よりお待ちしております。