そもそも、おもちゃの語源ってなんでしょう
おもちゃとは、遊びに使う対象物・道具のことです。その語源は平安時代の「手に持って遊ぶ」ということを指し「もて(ち)あそび」と呼ばれました。これが室町時代の御所に仕える女房達の間で「女房詞」の一つとして「おもちゃ」という言葉が生まれたと言われています。
おもちゃの語源について紹介しました。次はどんなおもちゃが高く売れるのか見ていきましょう。
おもちゃなら何でもOK?
高く売れるおもちゃやコツについて紹介します
子どものころに遊んだおもちゃを捨てようと考えている方はいませんか?
おもちゃの中には高く売れるものもあり、あなたが捨てようとしているおもちゃも誰かのお宝かもしれません。
ここでは、どんなおもちゃが売れるのか、高く売るためのコツについて紹介します。
どんなおもちゃが高く売れるのか?
昭和のおもちゃは高く売れるものが多い
近年のおもちゃも高く売れるものがありますが、昭和の時代に発売されていたものは高く売れる可能性があります。その代表例としては、ブリキのおもちゃです。
ブリキのおもちゃは戦後に発売されていたものが多く、今では数が少なくなっています。そのため、ブリキのおもちゃはコレクターが多く市場でも高値で取引されていることが多いです。
サビなど状態が悪いものでも20万円くらいするものがあり、状態の良いものだと100万円以上の価値があるものもあります。箱や付属品が揃っているとさらに高い金額の査定額を出すことも可能です。
また、怪獣のソフトビニール人形(以下:ソフビ人形)が高く売れる可能性があります。とくに初期の頃に発売されたソフビ人形は数が少なく、希少価値が高い傾向にあります。もしお持ちの方は一度ラフテルに査定をご依頼ください
他にも、昭和の時代に流行ったシールやカードも高値で売れるものがあります。さすがにソフビなどと比べると高額になることはありませんが、ラフテルであれば数万円で取引することも。
カードやシールもコレクターが多く単品で売るよりもセットで売却すると良い値段がつきます。コレクターとしても単品で探すとかなり面倒になるため、コンプリートして(完全に揃って)いる状態ほうが好まれるからです。
製造数が少ない限定商品は高値で売れる
昭和のおもちゃが高く売れるとお伝えしましたが、平成の時代に製造・販売されたおもちゃでも製造・流通量が少ない限定商品は高く売れます。
とくに長く愛されている人気作品は非常に高額になりやすいです。アニメや漫画は人気が過ぎてしまうと価値が落ちてしまいます。しかし、息の長い作品は、人気が確立されている分、コレクターも非常に多いです。そのため、ブームが過ぎても、高値で取引されるケースも多いです。
また、近年のおもちゃで欠かせないのがゲームソフトです。その中でもレトロゲームや数量限定で発売されたもの、本数が少ないものに関しては10万円以上で取引されるものもあります。
ただし、ゲームソフトは箱や説明書にも価値がついているため、欠品していると買取を断るケースもあるため、ご了承ください。
デザイナーズトイやハイエンドおもちゃも注目を浴びている
近年では「デザイナーズトイ」や「ハイエンドおもちゃ」が大人の間で人気が高まっています。デザイナーズトイとは有名ブランドや人気アーティストが手掛ける作品とコラボレーションして作られたアイテムのことです。
「ハイエンドおもちゃ」とはハリウッド映画などに登場するキャラクターをリアルに作られたもの。素材やフォルムを細部までこだわりぬいたフィギュアは高値で取引されることも多いです。
どちらもインテリアやアートとして注目を浴び、大人のコレクターたちを魅了し、その市場は少しずつ拡大していっています。
おもちゃを高く売るためのコツとは?
高く売れるおもちゃを持っている場合はすぐにでも売りに出したいと思うかもしれません。しかし、高く売るためにはそのまま出してしまうのはもったいないです。ここでは、おもちゃを高く売るためのコツについて一つずつ紹介していきます。
種類別に分ける
もし、売りたいおもちゃが大量にある場合は種類別に分けるようにしましょう。戦隊もの、ドールなど、一纏めにしてしまうのはNGです。しっかりと査定するためにはプラモデル、人形、カードなどジャンル別に仕分けて一目でどんなものを売りたいのかわかるようにしておくのがポイントです。
また、ジャンル別に分けることで希少価値の高いおもちゃが他と混ざるのも防ぐことができるため、仕分けるときはレアなおもちゃが混ざっていないかしっかりと確認しましょう。
プラレールなど付属品があるものは全て揃えておく
商品を購入した際についていた付属品も大事な査定ポイントになります。たとえばプラレールを購入したときは本体だけでなく、箱や説明書、予備のパーツなどついていたと思います。これらをしっかりと揃えるようにしましょう。
また、ゲーム機など保証書がついていたおもちゃは保証書も必ず一緒に出すようにしましょう。仮に期限が切れていたとしても、用意できないと思わぬ減額対象になる可能性も。
そのため「これは売る時には必要ないだろう」と思わずに購入した時についていた付属品は全て出すようにしてください。
セット売りをする
おもちゃの中にはシリーズ物で販売されているものもあります。もし、そのシリーズ物をコンプリートしている場合は、単品で売るのではなくセットで売れば従来の買取価格よりもさらに高く売れるケースがあります。
シリーズ物を単品で買い取るよりも、セットで買い取った方がコレクターの需要が上がることがわかっているため、多少高く買い取ってもらえます。
アニメのフィギュアなどシリーズ物のおもちゃをコンプリートしている方は高値のチャンスなので、一度ラフテルにセットで査定をご依頼ください、思わぬ価格が付くこともございます。
綺麗にしておく
タンスの奥に仕舞っていた古いおもちゃなどを売る時は綺麗にしてから売るようにしましょう。もし、汚れたまま査定に出してしまうと状態の悪い商品と判断され減額対象になるだけでなく、場合によっては買取を断れるケースもあります。
ホコリや手垢など簡単に落とせる汚れであったとしても、査定段階ではまだ業者のものではないため、汚れた状態のものと判断するしかありません。
簡単に落ちる汚れでマイナス査定にならないように拭き掃除で簡単に落ちるホコリや手垢は事前に綺麗にしておくようにしましょう。
また、ぬいぐるみなどの臭いが気になる場合は重曹水を使って消臭するのもおすすめです。
需要を見極めるのも大事なポイント
テレビやメディアで紹介され話題になっているなどその時のトレンドになっているものは需要が高く査定額も高くなります。流行が終わってしまうと、当然査定価格も低くなるため、話題になっているおもちゃを売ろうと考えている方は早めにラフテルに査定依頼をするようにしましょう。
ただ、近年では昔人気のあったアニメがリメイク版として放送されたり、スピンオフとして映画上映されたりしていることが多いです。そのため、一度ブームが過ぎても、再燃する可能性もあります。
昭和などの古いおもちゃも、メディアで取り上げられてTwitterなどで反響を呼ぶときがあります。元々高値で売れる古いおもちゃがさらに高く売れる可能性があるため、もしメディアなどで取り上げられたら、話題になったかチェックしましょう。
動作確認をしておく
電池などで動くおもちゃは買取依頼をする前に動作確認を行うようにしてください。もし、電池が切れていれば交換しておくと、査定員の印象も良くなり査定額が上がる可能性が高くなります。
動作確認を事前にしておかないと、買取価格が大幅に下がるか買取を断ることもあるため、面倒ですが必ず確認するようにしましょう。
適当に買取店を選ばない
おもちゃを売るときは適当に買取店を選ばないことが大事です。基本的におもちゃを買い取ってくれる業者はたくさんありますが、各社によって買取価格がかなり違うため注意しましょう。
例えば、同じ商品でもA社では査定価格が5,000円で、B社では5万円の価格がつくといったことも十分にあり得ます。その理由としては、お店の性質によって違うからです。
最新のおもちゃを高く買い取ってくれるお店、古いおもちゃの価値を理解し高く買い取ってくれるお店など様々。また、ブリキのおもちゃに詳しいスタッフ、ゲーム機に詳しいスタッフなどそれぞれの特徴がありお店の性質によって情報の仕入れかたも異なってきます。そのため、適当にお店を選んでしまうと安く買い取られてしまう可能性も。
とくに古いおもちゃなどトレンドに左右されないものは、買取店によって大きく査定額が変わります。自分の売るおもちゃがどんなものなのかをしっかりと見極めて、買取店を選ぶようにしましょう。
もし、買取店に悩んだときはラフテルを入れてください。他店よりも高値がつくかもしれません。
買取できないおもちゃは?
おもちゃを高く売るためのコツについて紹介をしました。次に買取を断られるおもちゃについて紹介をします。
使用感が激しく再販できない状態
使用感が激しく再販できないおもちゃは買取を断られます。たとえば、子どもが遊んだ跡があるや傷が多いもの、ゲームソフトなら油性ペンで名前を書いてあるものです。
修復ができる、綺麗にできるのであれば買取可能なケースもありますが、再販ができないと判断されてしまうと買取できませんのでご注意ください。
ただし、例外として先ほども紹介したブリキのおもちゃや怪獣のソフビといった希少価値の高いものは、傷があったり、多少使用感があったとしても高く買い取れる可能性があります。
そのため「これはもう売れないだろう」と思う前に、一度ラフテルに査定依頼をしてみてください。思わぬ価格が付くかもしれません。
コピー版などの違法に作られたもの
当たり前といえば当たり前なのですが、コピー版や海賊版など違法に販売されているおもちゃの買取はどこもしてくれません。
「そんなおもちゃがあるの?」と思うかもしれませんが、希少価値の高いものや人気のあるフィギュアはオリジナルに良く似た偽物が流通している場合もあります。
最近であったのは「鬼滅の刃」のコピー版です。非常に人気があり社会現象も起きたほどの作品。そのため、人気キャラクターのコピー版のフィギュアがたくさん出回ったことでニュースやメディアに取り上げられました。
人気のアニメになるほど、コピー版や海賊版は流通するため購入する際は注意しましょう。もし、自分が持っているおもちゃが本物か偽物かまずは判断したい場合はラフテルへ査定と一緒に依頼してみてください。
参考:「禰豆子」偽フィギュア1531体、販売目的で所持容疑
付属品がないと断られる可能性があります
付属品がない場合は買取ができないケースもあります。仮に買取が可能な場合でも減額対象になってしまうため、ご注意ください。特にゲーム機は本体だけでなく、コントローラーや電源ケーブルも重要なアイテムになるため、揃えられないと買取してもらえない可能性が高くなります。
また、”本体よりも付属品の方が価値がある”おもちゃもあります。そのため「これは付属品だから捨ててもいいだろう」と思わずに、大切にとっておくようにしましょう。
壊れたおもちゃでも買い取ってもらえるのか?
買取できないおもちゃについて紹介をしましたが、中には「壊れたおもちゃは買取ってもらえるの?」と思う方もいるでしょう。先ほども紹介した通り、基本的に弊社で再販できないと判断したおもちゃは買取いたしかねます。そのため、修理・補修ができないおもちゃに関しては、不要の場合は処分を検討したほうがいいでしょう。
ただし、古いおもちゃなどは多少の破損があっても需要が高いおもちゃもあり買取ってくれることも多いです。自分のおもちゃは売れるのか、多少壊れているけど売れるかわからない場合は、一度ラフテルに査定をご依頼ください、もしかしたら価格が付くかもしれません。最大限の努力をさせていただきます。
まとめ
古いおもちゃの買取は愛好家がいるからこそ成り立っている
おもちゃの買取について紹介をしました。基本的に古いおもちゃなど高く売れる理由はコレクターなどの愛好家がいるからこそ成り立っています。たとえ、おもちゃの全体的な価値が多少落ちたとしても、愛好家たちよって価値が高まるおもちゃもたくさん出てくるでしょう。
おもちゃの価値は素人では判断できないため一度買取査定に出してみてはいかがでしょうか。むかし遊んでいたおもちゃが「数万円の価値があった」なんてことも珍しくありません。
そのため、おもちゃを整理する際はガラクタと思わずに、一度プロの査定員がいるラフテルに依頼してみてください。