鑑定士の伊藤です。
先日、ご主人が亡くなって、遺品を整理していたら、いろんなものがでてきて、価値がわからないので、査定してほしいと、依頼がありました。
さっそくお伺いしました。
2階に上がり、小部屋に案内され、入ると、種々雑多なものが、ところせましと、おかれていました。数十本の掛け軸、書、置物、将棋盤、ひいてはトランペット、バイオリン、ギターなど、あらゆるものがありました。
しかしそのほとんどが、いや全てが、おみやげ的なもので、値段がつくものは、ありませんでした!
亡くなったご主人が、集めたものなので、ご家族にとっては、貴重なものに映ったのかもしれませんが、残念なことでした。
でも丁寧にご説明させて、いただいたので、納得され、処分される決心がつかれたようでした。
私たちは買い取るのが、仕事ですが、こういうお客様に、次に繋がるきっかけの、一女はなし。きっかけの一助となるのも、ありかなと、感じさせられた時間てした。