珊瑚は、古くから宝飾品として扱われています。宝飾品であるだけあり、買取の対象となっています。10万円を超えるような、高額買取になることもあるのです。査定ではいくつかのポイントがあります。その中の1つが本物なのかです。そこで今回は、珊瑚の買取実績の紹介に加えて、本物・偽物の違いのチェック方法も紹介していきます。
珊瑚リング15mm×11mmの買取価格は10万円!
早速ですが、珊瑚の買取実績から査定のポイントについて紹介していきます。
珊瑚(サンゴ)リング
15mm×11mm
Pt900 10.4g
D 0.32ct
買取価格 10万円
買取に出された理由
今回の珊瑚リングを買取に出されたお客様によると、この珊瑚リングはお母さんの遺品整理で見つけたとのことです。形見として持っていようと思ったようですが、使う機会がないと考えてとりあえず査定に出してみたと言っていました。
最近では、珊瑚を使用したアクセサリーを使用する機会があまりありません。そのため、珊瑚を手放す方が多いです。価値のある珊瑚だけに、劣化しないうちに売却するのがおすすめです。そのため、使用する機会がないと感じたら、ぜひ気軽に買取に出してみてください。
査定のポイント
珊瑚の査定ポイントは、色と大きさの2つが挙げられます。珊瑚の色によって、「血赤珊瑚」「赤珊瑚」「桃色珊瑚」「白珊瑚」の4つに分類することが可能です。そして、血赤珊瑚はとても価値が高く、逆に白珊瑚だとあまり価値が高くありません。ちなみに、血赤珊瑚とは真っ赤とは違い、血のような黒みを帯びた色となっています。
大きさについては、基本的に大きいサイズほど価値が高いです。10mm以上だと希少性が高く、20㎜以上なら高額買取になるチャンスです。大きさはもちろんですが、形状もポイントになります。真円は評価が高く、楕円形も評価される傾向があります。他にもドロップカットなどいくつかありますが、やや評価は下がっていくので注意してください。
今回の買取価格は10万円!
今回依頼していただいた珊瑚リングの買取価格は10万円となっています。この価格になった理由は、「血赤珊瑚」でサイズも大きく、きれいな丸形であることです。15mm×11mmと大きめのサイズであり、形状も文句ありません。また、プラチナとダイヤモンドが使用されていることもプラスです。依頼していただいた珊瑚リングには、プラチナ(Pt900)が10.4gとダイヤモンドが0.32ctが使用されています。その部分がプラス査定となり、10万円という買取価格となったのです。
お客様には、珊瑚リングの状態や相場を説明し、納得していただきました。そして、買取となったのです。お客様も、「まさか10万円になるとは思わなかった」とびっくりしていました。
珊瑚の本物と偽物のチェック方法!
査定では本物か偽物がポイントに!
買取査定では、珊瑚が本物なのか偽物なのかがポイントになります。古くから宝飾品として扱われている珊瑚だけに、昔から偽物が多く出回っています。
もちろん、偽物だと価値がありません。偽物の珊瑚の多くは、プラスチックや樹脂、ガラスなどが使われており、無価値と言っても過言ではありません。査定では、鑑定士が本物なのか偽物なのかをチェックします。鑑定士なら、すぐに本物なのか否かを調べることが可能なのです。
本物・偽物のチェック方法
珊瑚が本物か偽物なのかは、自分でもチェックする方法があります。いくつかチェック方法はあるのですが、一番簡単なのは火であぶってみることです。染色されたものなどだと、塗料が溶けて燃えだします。逆に、本物の珊瑚なら燃えることはありません。
とは言え、本当に火にあぶるのは怖いと思います。それなら、白熱灯の下に長時間置いておく方法がおすすめです。白熱灯の熱によって、偽物なら塗料が溶けてしまいます。ぜひ、お手持ちの珊瑚が本物なのかチェックしてみてください。
まずは査定に出してみて!
お手持ちの珊瑚が本物なのか否かは、あまり考えずに査定に出しても問題ありません。仮に偽物だったとしても、鑑定料や査定料などを請求されることはありません。
そのため、本物なのか確信がなくても、安心して査定に出してみてください。また、査定に出すことによって、本物なのかをチェックすることも可能です。遠慮することなく、珊瑚を査定に出してみるのがおすすめです。
まとめ
今回は、珊瑚リングの買取実績と本物・偽物のチェック方法について紹介してきました。珊瑚リングの買取実績からわかるように、珊瑚の色やサイズなどによっては10万円を超える買取価格になることがあります。血赤珊瑚でサイズが大きければ、10万円を超えることはよくあるのです。
珊瑚の査定は、本物・偽物も重要なポイントとなっています。本物でなければ、高額査定になることはないでしょう。本物なのかのチェック方法は、火であぶっている方法があります。火であぶった場合、偽物なら塗料が溶けてしまいます。また、本物という確信がなくでも、査定に出して問題ありません。まずは気軽に査定に出してみてください。