名前:W様
年齢:70代
所在地:群馬県前橋市
買取した商品:セイコーハイビートの本体
買取した商品のご紹介
セイコー ハイビートですがベルトは御座いません、本体のみのお品物です。
機械式グランドセイコーの歴史は、高精度への挑戦の歴史でもありますが、まさに先駆けとしての時計です。
初代モデルが発売されてから約半世紀が経過した今も、新GS規格による厳しい精度基準を満たすために、セイコーが培ってきたあらゆる技術・技能が惜しみなく投入され革新をし続けています。
ハイビートは毎時36,000振動(毎秒10振動) のメカニカルムーブメントを実現しております。
状態
機械式時計のスペックにはよく「振動数」という言葉が書かれていますが、振動数とは時計の心臓部であるテンプが振動する数を指し、その振動数が少なければ「ロービート」、多ければ「ハイビート」と呼ばれております、そのハイビートが今回の時計です。
作動音を確認したところ異音もなく稼動していることが確認できました。
年数の経過による為か風防とベゼル付近に若干の汚れとキズがあります。
ご覧の通りベルトが御座いませんので、本体のみの査定となります。
査定額
今回、お持ち込み頂いたセイコーハイビートのお値段は3.5万円を付けさせて頂きました。
お客様はこちらのセイコーハイビートを捨てようと考えていたようですが、弊社のチラシを見て試しに査定してもらおうかな、そのくらいの気持ちで足を運ばれたそうです。
ところが驚きの査定金額を告げられ大変満足されたご様子でした。
査定ポイント紹介
現在の機械式ムーブメントは28,800振動が主流となっており、28,800振動以上の振動数を誇るムーブメントはハイビート、逆に28,800振動未満の振動数はロービートと言われることが多いです。
その為にハイビートファンも現在でも多く実在しております。
セイコーのブランド力と信頼性も査定に大きく影響しているのは言うまでもありません。
ベルトが無いのがとても残念ですが、本体だけであっても価格は付くプレミアムウオッチと評してもようでしょう。
数十年も前の時計でも稼働している点については評価できます。
まとめ
振動が早い分、部品の摩耗が早いというデメリットもありますが。
ただし、安定的にビートを刻むので、高い精度を出し易いというメリットがあります。
振動数を下げれば高い精度が出しづらくなり、振動数を上げれば精度が向上する。
上記のように言われることもありますが技術革新があります。
日本が世界に誇るグランドセイコーからも36,000振動のモデルが展開されています。
今回のセイコーハイビートはお客様が祖父から譲り受けたお品物ですが、査定に持ち
む前に捨てようか迷っていたようです。
時計に詳しい知人より、様々な情報を聞いてみて査定を検討しようと考え始めたそうです。
弊社ラフテルスタッフはお客様がお持ちのお品物を親切丁寧に査定させて頂きます、
もし、捨てようかと迷っているお品物が御座いましたら慌てずに一度お声掛け下さい。
皆様のご来店と査定依頼、心よりお待ちしております。