名前:S様
年齢:30代
所在地:松本市
買取した商品:キングセイコー ハイビート 5626₋7111
買取した商品のご紹介
今回お買取りさせていただいたお品物はこちらになります。
キングセイコー ハイビート 5626₋7111自動巻き腕時計のなります。
キングセイコーの歴史は古く、1961年に誕生その後14年間製造販売されたとされています。
セイコーの高級ラインでもあるグランドセイコーとほぼ同時期に誕生し、見た目もほとんど変わらない事からグランドセイコーは「実用時計の最高峰」というコンセプトだったのに対しキングセイコーは「頑張れば買える」くらいの言わばグランドセイコーの廉価版といった感じだったようです。
ロレックスでいうチューダーみたいな位置づけでしょうか?
こちらのお品物は1973年製のハイビートモデルです。
キングセイコーでは最初期の1961年~60年代後半頃までの機種はロービート
それ以降のモデルはハイビート使用になっています。
ハイビートで8振動/秒以上。ロービートで6振動/秒以下。
振動数が多いほど高性能と言われていますが、ロービート使用でもかなりの高性能だったようです。
今回お持ち込みいただいたお客様にお話をお伺いしました。
こちらのお品物はお父様が長年愛用されており、現在のコロナ禍でお出かけすることも無くなり、使用頻度はめっきり減ってしまい、使わないからということで譲り受けたそうです。
しかし、譲り受けるもデザイン的にもかなり渋くまだ見合わないとの事でしまってあっても何も生まれませんからとの事で今回お持ち込みいただきました。
状態
40年以上前のモデルで日常使いもされていたようですが、とてもい綺麗です。
細かい傷は勿論ありますが、特段目立った傷は見受けられません。
動いているだけでも凄いことですが、この状態を維持しているということもかなり凄いです。
査定額
今回こちらのお品物に弊社ラフテルでは「¥20,000-」の買取査定金額をお付けさせていただきました。
査定ポイント紹介
キングセイコーの高額査定のポイントは3つございます。
1つ目は「状態」になります。
今回のお品物は40年以上前のお品物にも関わらずかなり状態が良かったです。
この年代で多く見られるのは、文字盤の劣化、風防の痛み、ベルトのたるみ、そのその可動していないものなどが多いですが、多少の傷はあるものの状態に関しては申し分ございませんでした。
特に自動巻きの時計になると、定期的なオーバーホールが重要になってきます。
それを怠ると、時計は動かなくなってしまうことがあります。
大切な相棒としてメンテナンスは大切にしてあげてください。
2つ目は「付属品の有無」です。
今回のお品物は残念ながら付属品はございませんでした。
時計においては元箱、説明書、何よりも大切なのがギャランティーになります。
それがあるとないのとでは査定額が大幅に変わってしまいます。
まとめ
今回はキングセイコーのハイビートをご紹介させていただきました。
アンティークの時計はその頃の時代背景などが垣間見れてとてもロマンを感じます。
1つ1つの個体で全く違う物語があるんだと思うと胸が熱くなりますね。
弊社では時計以外にも様々な商材の買取を行っております。
お客様のご来店、お問い合わせを心よりお待ちしております。