名前:T様
年齢:70代
所在地:土浦市
買取した商品:Pt900 エメ 5.42ct 0.66ct
買取した商品のご紹介
今回T様よりお持ち頂いたのは、5ct以上あるエメラルドのリングになります。
以前から弊社にご売却して頂き、今回もコレクション整理をされるとの事でご依頼頂きました。
大きい宝石類は着ける機会が減ってしまい、保管している状態になってしまっており
徐々に減らしていきたいとの事でした。
状態
リングの状態を拝見していきます。
メインにエメラルド5.42ctをセットし、取り巻きに0.66ctのメレダイヤを使用したゴージャスなリングです。
入手した際は外出時や結婚式、パーティー等に着けて行かれたそうですが、時代の流れと共に流行りのデザインも変わり、町中に大ぶりな宝飾をしている人が減っていきT様も段々と着けなくなっていったそうです。
大ぶりな宝石はぶつける確率が高くなるので、宝石の角や端の部分に注意して拝見させて頂きます。
いくら大きな宝石でも欠けや割れ、傷があってはマイナス査定となります。
見栄えが良くない為、リカットを施す必要性が出てくるからです。
リカットが必要と判断されてしまうと今の大きさでは無くなってしまう事、リカットする料金が発生してしまうのでマイナス査定になってしまうのです。
今回ご依頼頂きましたエメラルドも、若干端っこが欠けてしまっているのでマイナス査定となってしまいました。
査定額
¥198.000-
エメラルドの欠けと内包物の位置によって若干マイナスとなってしまいましたが、T様には喜んで頂く事が出来ました。
査定ポイント紹介
エメラルドやルビーサファイアのような色の着いた宝石は大きさと、色味が重要となります。
また内包物や内部の傷も査定額を大きく左右します。
今回ご依頼頂きましたエメラルドを拝見していきます。
リングの裏から光を当てて見ていきます。
写真でも分かるように中央に内包物、上部分にクラックがあるのが見て取れます。
宝石はどの種類も内包物や傷が少なく、色の濃く、暗くなりすぎない綺麗なものが価値が高くなります。
内包物や傷は自然によって出来た宝石にとって、仕方のない物ではありますが宝石のど真ん中に来てしまっている、沢山入ってしまっている状態ですとマイナスポイントになります。
今回のエメラルドは真ん中に内包物が入ってしまっているので、若干のマイナスとなりました。
また今回のエメラルドの色は色が薄い部類に該当してしまう為、エメラルド自体の査定額が伸びませんでした。
しっかり濃いグリーンで5ct以上だった場合、かなりお値段が高くなったと思われます。
周りのメレダイヤも1粒が小さいメレダイヤになりますので、さほどお値段が付きませんでした。
あまりにも小さすぎるメレダイヤは、取り外して再利用するといった使用方法をしない為査定額に反映されにくいです。
まとめ
宝石は色、大きさ、内包物の位置等でかなり査定額が変わります。
高額査定になる宝石は大きさも申し分なく、色のしっかり濃い物が高額査定になります。
ただ欠けてしまったり、内包物が沢山入ってしまっている物でもお買取りは可能です。
是非お気軽に弊社にご相談下さい。