名前:A様
年齢:30代
所在地:草加市
買取した商品:Pt900 ルビー 11.7g 2.99ct 1.07ct
買取した品物のご紹介
今回のご依頼品はプラチナにルビーとダイヤがあしらわれた、大ぶりなリングになります。
A様が購入された物でしたが昨今では、大ぶりなリングが流行っていない事、また指のサイズの関係で着けられなくなってしまった事、衣類にひっかかる事などがあり手放す事を決断されたそうです。
普段買い物に行くスーパーにて弊社の催事をご覧頂き、弊社にご依頼下さいました。
状態
状態を詳しく拝見させて頂きました。
センターに留められているルビーに傷や欠け等は見当たらず、比較的綺麗な状態のリングとお見受け致しました。
地金部分には少し使用されてた時の傷、擦れ傷がありましたがさほど目立つような大きな傷はありませんでした。
リングは使用していくうちに擦れやすい部分から傷がつくので、リングの腕の部分は(手のひらの内側に来る部分)使用感が出やすい箇所となります。
その部分も含め査定時は拝見させて頂きます。
査定額
¥83.000-
こちらのリングはA様がご自身でご購入されている物でしたので、購入時の金額から比べるとだいぶお安くなってしまったと売却されるか悩まれておりました。
しかしプラチナがお値段下がってしまっている事、購入時はどの品物にしても人件費やデザイン費、ブランド料等が乗っているので高額になっている事をお伝えし一回ご返却となりました。
多店舗さんへと持ち込み後、宝石類にお値段が付きづらかった為弊社にてご売却の流れとなりました。
査定ポイント紹介
今回のご依頼品のにおいての査定ポイントをご紹介致します。
まず今回お持ち頂きましたリングはPt900の地金に2.99ctのオーバルカットのルビーと1.07ct分のブリリアントカット、マーキスカットのメレダイヤを使用したゴージャスなリングとなっております。
一見高額査定になりそうなリングですが10万円弱の査定結果となりました。
その理由をご説明致します。
まず今回使用されている地金についてです。
プラチナはほんの数年前までは1番高価な地金として宝飾品や、結婚指輪、婚約指輪などとして慣れ親しんできました。
特に色石を使った宝飾品はプラチナを土台として制作されている事が多いです。
地金の色で色石の発色を邪魔することが無いのと、金よりも強度が優れている点や変色しにくい点があるからです。
しかし現在プラチナは1gあたりの価格が¥3000-代となってしまっております。
その理由として上げられるのが、昔はプラチナを車のパーツの工業用素材として使用されていた事から現在よりも需要が高かったと言えるからです。
しかし現在では車のパーツへの使用はされなくなり宝飾のみの需要となってしまい、プラチナの需要が下がってしまったのが原因です。
次にルビーについてです。
今回お持ち頂きましたルビーは大きさを見てみると、2.99ctと立派な物ですが色と品質が高額査定になる物には及びませんでした。
お写真でも分かる通り少しピンクみを帯びたカラーとなっております。
ルビーと聞くと赤い宝石としてイメージする方が多いと思います。
ルビーは古代より赤く鮮やかな色合いから、勝利をもたらす宝石として親しまれてきました。
この事からも赤かく鮮やかな物が重宝されており、高額査定へと繋がるのがお分り頂けるかと思います。
また今回のルビーは全体的に内包物やクラックが多く、色が薄い為目立ってしまうのが大きなマイナスポイントでした。
リングの裏から透かして見ると一目瞭然かと思います。
当然ですが内包物やクラックが少ない方が査定額が上がります。
ダイヤについてですが今回使用されているダイヤがメレダイヤで1つがとても小さい事から、さほど査定額が上がりませんでした。
トータルctも重要ですが1つの大きさがある程度ある物でしたら、お値段が付きやすいです。
1つが小さい物に関しましては再利用して、次の宝飾に使用する事が難しい為需要が酸くなってしまう為査定額も付きずらいです。
まとめ
いかがでしょうか。
宝飾品の価値について少しでもご理解頂けましたら幸いです。
皆様のお家に眠っている宝飾品がありましたら、是非確認してみて下さい。
弊社では無料鑑定も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。