名前:Y様
年齢:60代
所在地:足立区
買取した商品:オメガ コンステレーション QZ K18 ダイヤベゼル
買取した品物のご紹介
オメガのコンステレーションをご依頼頂きました。
オメガといえばデヴィル、シーマスター、スピードマスター、コンステレーションなどが有名なモデルです。
よく見かけるコンステレーションはサークルフェイスに、コンステレーションの特徴の一つである爪(ケースの左右に入っている直線の装飾)が施されているのが特徴です。
しかし今回お持ち頂きましたコンステレーションはK18のスクエアフェイスに、ダイヤパヴェが施された珍しいタイプの時計です。
この時計はY様がお若い頃にご両親よりプレゼントされた思い入れのある時計だそうです
自身の高齢化に伴い、使用する頻度が落ちていき保管したままになっていたそうです。
しかしY様の息子様が弊社のブログに辿り着き、時計は保管したままでは劣化が進んでしまう事や、電池を入れっぱなしにしてしまうと液漏れが起こってしまう可能性がある事を知り手放す事を勧められたそうです。
Y様意外に使用される方もおらず、Y様も納得して今回ご依頼頂く形となりました。
状態
細かく状態を拝見していきます。
時計の裏側を拝見するとしっかりとコンステレーションの特徴である、星座の刻印とK18刻印が拝見できました。
コンステレーションは英語で星座という意味であり、1952年の天文台クロノメーターコンクールで優秀な成績を修めた為この名前となりました。
そしてコンステレーションの裏蓋には星座の刻印が施されるようになったのです。
革ベルトに関しましては長年保管していたこともあり、若干の傷みが見られました。
また尾錠がオメガの純正品ではないことが見て取れます。
査定額
¥100.000-
他店では時計としての値段ではなく、K18の素材のみの値段として査定額を提示される事が多かったようです。
しかし弊社では時計としてのお値段をご提示させて頂き、保管し続けるより次に使ってくれる方を探してほしいとの事だったのでY様は快くご売却下さいました。
査定ポイント紹介
時計の査定ポイントをご紹介します。
まず稼働しているかどうか、付属品の有無、中古市場での人気、希少性といった部分が査定額に反映されます。
今回のコンステレーションはクォーツ切れの為、稼働しておりませんでした。
さらに電池交換したのがかなり昔の為、中で液漏れを起こしている可能性が非常に高いです。
時計は精密な機器であり、液漏れを起こしてしまうとムーブメントに大きく影響を及ぼしてしまいます。
メーカーに修理依頼が必要となる場合があり、修理費がかかってくる為査定においてマイナスポイントとなってしまいます。
付属品につきましては画像一枚目をご覧頂きますと分かる通り、箱と時計本体のみでのご依頼だった為保証書が欠品している事が分かります。
保証書は時計の購入証明であり、メンテナンスを受ける際に重要視されます。
特にクォーツ切の場合はメーカーにて電池交換を依頼する方も多いので、中古市場では重要になってきます。
最後に中古市場での人気と希少性についてです。
今回お持ち頂いた時計はコンステレーションのカレというモデルになります。
通常のコンステレーションは先程記述した通り、サークルのフェイスが一般的です。
しかし今回のは珍しいスクエアフェイスである事、K18ケースにダイヤパヴェとあまり見かけないタイプです。
中古市場に出回る数が少ないと、需要がたかまりやすいので高額査定に繋がりやすいです。
さらに言うと文字盤の数字部分にダイヤが留められていたり、シェル文字盤の物、またブレスレットタイプの物だと需要が高いので、高額査定になったと言えます。
まとめ
時計の査定ポイント等お分り頂けましたでしょうか。
ご自宅にて保管されている時計がございましたら、是非弊社にご相談下さい。