名前:H様
年齢:60代
所在地:高崎市
買取した商品:Pt900 エメラルド 6.5g 1.31ct 0.63ct
買取した品物のご紹介
こんにちは。
ラフテル鑑定士の髙谷です。
今回お買取りしたお品物はエメラルドのリングです。
素材にPt900を使用し、エメラルドが1.31ct、周りを彩るメレダイヤが0.63ctの大変ゴージャスで品のあるリングです。
こちらはお客様が20年ほど前にご購入されたもので結婚式などの特別な日に着用されたそうですが、数回着用されただけであまり出番はなく今となっては宝の持ち腐れになってしまっていたもののようです。
結構なお値段でご購入されたものでしたのでお子様や、お孫様に使わないか聞かれたそうですが、デザインやサイズなどの問題で欲しい方がおらず、やむなくご売却を考えられたそうです。
いくつかのお買取り店を回られたそうですが、なかなかご納得できるお値段がつかず迷っていた時に弊社のチラシをご覧になってご相談に来ていただきました。
状態
宝石の色味や透明度、キズの有無などを丁寧に確認してまいります。
色はやや薄め、内包物はエメラルドという宝石の特徴として仕方がないのですが多少見られます。
ただし大きく宝石としての美しさを損なうほどではないと判断いたしました。
裏側からも拝見いたします。
汚れや欠けなどはみられません。
査定額
61,500円-
お客様もご納得の査定額となりました。
査定ポイント紹介
それではエメラルドのリングの査定ポイントについて簡単にご紹介させていただきます。
まず、エメラルドのグレードがとても重要です。
グレードと言ってもエメラルドにはダイヤモンドの4Cのような国際的な基準はございません。
では、どういったところで判断していくかと言いますと、主にサイズ、色味、インクルージョンの有無になります。
サイズについてはいうまでもなく大きいほうが稀少ですので基本的にお値段が高くなります。
少なくとも1ct以上、できれば3ct以上のエメラルドであればお値段はつきやすいですね。
色味に関していえば、エメラルドと言ったら緑色の代表的な宝石として知られていますが、この緑色がなるべく濃いもののほうがいいと言われています。
しかしながら濃すぎても美しさにかけ、小名段がつかなくなる場合がございますので、あくまでも薄すぎず、濃すぎずといったところでしょうか。
また、一口に緑色と言っても様々な緑が存在いたしますが、これについても黄色すぎても青色すぎてもいけません。
ちょうどいいバランスのものが好ましいんですね。
最後にインクルージョンについてですが、一般的にエメラルドはインクルージョンが多いとされています。
ですがあまりにもインクルージョンが多すぎて美しさ(透明度)を損なうようだったり、耐久性に問題を与えるようですと当然お値段にも影響してまいります。
できるだけインクルージョンは少ないほうがいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はエメラルドのリングの査定ポイントについて簡単ではありますがご紹介させていただきました。
今回書ききれませんでしたが、他にもダイヤや地金の評価など様々なポイントを総合し判断いたします。
弊社ではジュエリーの査定に関して専門の鑑定士が丁寧に査定いたします。
ご使用になっていない宝石やアクセサリーなど、石のみ(ルース)でも大歓迎ですので、ぜひ一度弊社ラフテルまでご相談ください。