ご覧いただき誠にありがとうございます。
株式会社ラフテルの鑑定士、中野と申します。
本日は赤珊瑚の指輪を高額買取させていただきましたので、詳しくご紹介させていただきます。
まずは商品紹介からさせていただきますので、お写真からご覧下さい。
【商品写真】
珊瑚の評価基準として色ムラが少なく、真円に近い程評価が高くなります。
【商品詳細】
続いて商品詳細です。
まずはお写真をご覧ください。
こちらの赤珊瑚の指輪ですが、直径が11.6mmとなり、土台はPT900製の指輪です。
土台部分にはダイヤも装飾されております。
続いて重量です。
総重量は珊瑚と合わせて約9.7gとなっております。
【珊瑚が高い理由】
珊瑚の中でも高額で取り引きされる珊瑚は「宝石珊瑚」と呼ばれる種類で、色によって評価が変わります。
その中でも今回ご紹介した「赤珊瑚」と呼ばれる真っ赤な色味の珊瑚は、近年中国をはじめ海外からの需要が高く、高値で取り引きされています。
また珊瑚の成長は100年以上かかるとも言われており、養殖が困難な理由もあり希少性が非常に高い理由の一つです。
特に中国では古くからお守りとしても認知されており、赤珊瑚の相場が昔に比べ近年高騰しています。
【査定ポイント】
先ほどご紹介した色味の価値の他にも、査定ポイントはいくつかあるのでご紹介します。
まずは色むらです。
価値の高い赤珊瑚でも、マーブル模様や色のむらがある場合評価が下がります。
特に日本産の珊瑚の特徴としては「フ」という白い部分があります。
人間でいうと骨のような部分なのですが、こちらも評価対象として鑑定させていただく大切なポイントとなります。
このような指輪を作る際、フを目立たないようにする為にフ部分に穴を空け指輪の土台と接合する事が多く、査定する際は裏側などもしっかりと確認します。
写真をご覧下さい。
続いて凹みや傷などを見てみましょう。
こちらの写真をご覧下さい。
表面に擦り傷が付いておりましたので、こちらはマイナス査定ポイントとなってしまいました。
表面の傷や凹みなどが若干目立ってしまいましたが、色むらはなくサイズ感としても申し分ありませんでしたので今回は高値で買取させていただきました。
宝石の硬度を表す「モース硬度」と呼ばれる数値があり、宝石の中でも一番硬いといわれるダイヤモンドは10ですが、珊瑚は3.5~4.0の数値となります。
石灰質な素材という事もあり、宝石の中でも特に軽く傷つきやすい為、今回のような擦り傷もよく見られます。
その分、状態の良い無傷、色むらが少ない珊瑚は大変貴重でもあり、高額査定に繋がるケースが多いです。
【買取価格】
当社基準ランクC判定とさせていただき、37,000円にて買取させていただきました。
【まとめ】
今回ご紹介させていただきました赤珊瑚の指輪ですが、いかがでしたでしょうか。
珊瑚の中でも様々な色や種類、また指輪以外にも彫刻品や帯留め、かんざし等様々な工芸品としても人気が高い石の一つです。
珊瑚の歴史は長く、5000年以上前から宝飾品や安産祈願などに用いられており、近年買取相場が高騰しています。
特にバブル期の頃には日本でも珊瑚製品が多く流通し、近年はお持ち込みいただくお客様が非常に増えております。
ラフテルでは、珊瑚以外の宝石類も一つ一つ丁寧に鑑定させていただき、お客様へご納得いただける査定をしております。
またラフテルでは遠方の方からもご利用いただけるようLINE査定のサービスも開始いたしました。
お写真一枚お撮りいただければ、すぐに査定額のご案内も可能ですので、皆さまお気軽にご利用ください。
宝飾の街、御徒町での買取価格を全国の皆さまへご利用いただけるよう、今後もより一層のサービスをご提供できるよう、従業員一同精進してまいります。
皆さまからのお問合せ、心よりお待ち申し上げます。