名前:M様
年齢:70代
所在地:水戸市
買取した商品:プラチナ900 ルビー0.73カラット メレダイヤ0.4カラット リング
買取した品物のご紹介
今回お持ち頂いたのは、ルビーとメレダイヤのついたプラチナの指輪です。
新型コロナの流行で外出自体が減ってしまったし、もう使わないのよとのお話でした。
娘さんやお孫さんにあげないのですか?とお尋ねしましたが、お子さんは全員男性でお嫁さんやお孫さんもデザインの好みが違うから、どうせならお金にして使おうと思っているとのことでした。
それではお品物を詳しく見てまいります。
状態
真ん中にルビーが4点のツメで留めてあり、その周りにメレダイヤと呼ばれる小さなダイヤが留まっています。
M様がおっしゃっていた通り、デザインが古いため、お嫁さんやお孫さんの世代はほとんど付ける方がいないデザインではあります。
またルビーの色の評価は、深く濃い赤だけど透明度があり輝いているものほど評価が高くなります。
こちらは写真を見るとわかりますが、少しピンク寄りの明るめの赤なのでルビーの色の評価としてはやや低めです。
メレダイヤも全部の粒を合わせて0.4カラットのため、それぞれがかなり小粒です。
内側から見たお写真です。
光に透かすと、色の濃さや石の内包物(インクルージョンとも言います)がより分かりやすくなります。
やはり少しピンク寄りのお色のルビーですが、内包物や傷は肉眼でほとんど見えません。
査定額
今回の査定額は ¥31,000- とさせていただきました。
査定ポイント紹介
先ほどご紹介したように、ルビーは深く濃い赤だけど透明度があり輝いているものが評価が高い宝石です。
その他にも、カラット数や内包物の有無で評価が変わります。
カラット数は大きければ大きいほど、内包物は少なければ少ないほど良い評価になります。
また土台に使われている金属を業界では「地金」と言いますが、地金も金、銀、プラチナなど金種で査定金額がかなり変わってきます。
2022年3月現在では、プラチナは金よりも安くなっています。
工業用プラチナの需要が減ったことで、今後価格が上がる可能性もあまりないのではないかと言われています。
そのため、購入時にはプラチナの方が高かったのに!と驚くお客様も多くいらっしゃいます。
M様にもプラチナが下がった理由や、これから上がる要素がほとんどないことをご説明して、ご納得の上でお買取りさせていただきました。
まとめ
日本で宝飾品と言えばプラチナのイメージが強いかと思います。
世界的に見ると、宝飾品の地金には金が使われており、プラチナのような白い色の地金はホワイトゴールドで作られていることが多いです。
弊社では、地金のみの価値だけでなく、石の価値もきちんと見れる鑑定士が多く在籍しております。
他店で石に値段がつけられないと言われたお品物でも、是非一度拝見させてください。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。