名前:A様
年齢:50代
所在地:世田谷区
買取した商品:Pt900 パパラチアサファイア 9.3g 1.53ct 0.45ct
買取した品物のご紹介
パパラチアサファイアのリングのご依頼を頂きました。
A様のお若い頃に購入されたお品で購入当初は気に入って使ってきたリングだそうです。
お若い頃にご購入された為、宝石の色合いやデザイン等に幼さを感じ年齢と共に使用されなくなってしまったそうです。
サイズ変更して娘さんやお孫さんに譲る事もお考えになったそうですが、ジュエリーに興味が無い事と指のサイズがあまりにも違う事から、手放す事を決意されたようでした。
状態
リングの状態を拝見していきます。
数年前にリングのみが気直しをお願いしたそうで、地金部分の傷はあまりなく擦り傷程度でした。
宝石の状態も大きな傷や欠け等は見当たらず、宝石を留めている爪部分もダメージがなく宝石のぐらつき等はありませんでした。
A様曰く爪部分に衣類が引っ掛かりやすいデザインだったので、着用する際は気をつけながら着用していたそうです。
宝石を留めている爪の本数が少ないデザインのジュエリーは、1つの爪が歪んでしまったり折れてしまうと宝石がぐらついたり、取れて無くなってしまう危険性があります。
また衣類の裏の糸を引っ掛けやすく、衣類の方もダメージを受けてしまう場合がほとんどです。
査定額
¥ 225.500-
他社の買取店さんに持ち込んだところ、宝石の種類が分からなかったのか宝石類は外して返却と言われたそうです。
今後この宝石類を使って新たなジュエリーを仕立てる予定もなかったので、宝石も込みでお値段を出してくれる買取店を探していたそうです。
インターネットで検索し、弊社へとご依頼頂きました。
宝石込みでのお値段をご提示したところ、快くご売却下さいました。
査定ポイント紹介
それではリングを細かく拝見していきます。
ジュエリーにおいて重要なのが地金の種類、宝石の種類、大きさ、グレードになります。
今回のご依頼品はPt900の地金にパパラチアサファイアとダイヤモンドを留めたデザインリングになります。
パパラチアサファイアは1.53ctのペアシェイプカットを施した物でダイヤモンドは大きさの違うマーキスカットの物を0.45ct、2種類組み合わせ蝶のようなデザインで留められています。
パパラチアとはピンクとオレンジの中間のような、カラーをした宝石に付けられる色の名前です。
シンハラ語で蓮の花の色といった意味を持ち、鑑別機関で決められた色を元にパパラチアのカラーかどうかを判別し名前が付けられています。
ピンクとオレンジのどちらかの色味が少しでも強いと、ピンクサファイア、オレンジサファイアといった別の名前に分類されてしまう為、希少価値の高い色味となっております。
こういった背景からパパラチアサファイアは宝石市場、中古市場のどちらでも人気が高く比較的にお値段が付きやすい宝石となっております。
さらに希少価値の高い宝石なので大きさがさらに大きい物だったり非加熱の物、鑑別所が付いている物ですとなお人気が高まりますので更なる高額査定につながります。
またダイヤモンドに関しましても1粒ずつが大きい物を周りに配置している物でラウンドブリリアントカットの物でしたら、更なる評価につながりました。
マーキスカットは一見人と被らない珍しいカットに見え買取の評価が高くなりそうですが、少量で使うとデザインが決まってきてしまうので需要が少ないです。
ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドと比べてしまうと評価が下がってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ルビーサファイア、エメラルド、ダイヤモンドじゃないからお値段付かないかもしれない
とお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし評価がされやすい宝飾の種類が上記なだけで、今回のように珍しい宝石の場合もあります。
使用されている宝石によっても査定額が大きく変わってきますので、ご売却をお考えの方は是非お気軽に弊社にご相談下さい。