名前:M様
年齢:60代
所在地:静岡市
買取した商品:IWC 懐中時計 インターナショナル K18 750 金無垢 手巻き Cal.952 スモセコ シャフハウゼン
買取した品物のご紹介
こんにちは、ラフテル鑑定士の髙谷です。
今回ご依頼いただきましたお品はIWCの懐中時計です。
ケースの材質はK18でできております。
ホワイトの文字盤と相まってすっきりとしてシンプルなデザインでありながら大変気品のあるスマートな懐中時計ですね。
こちらのアイテムはお客様のお父様が趣味でご購入されたものをお譲りされたそうです。
しかしながらお客様自身は懐中時計には興味がなく、価値はわからないけれど自分が持っていてもこの先も使うことはないからとこの度弊社ラフテルまでご相談に来ていただきました。
状態
まずは時計表側から文字盤の傷や汚れの具合を拝見させていただきました。
風防に小さな点のようなシミがあるのが分かりますね。
よりアップで注意深くみてみましょう。
針やインデックスにわずかに腐食が見られます。
風防には目立った傷はなくきれいで、ロゴのインクにもかすれなどは見られないですね。
査定額
今回の査定額は13万円となりました。
お客様も思わぬ高額査定に大変喜んでいらっしゃいました。
査定ポイント紹介
大前提として、懐中時計の買取は可能ですかというお問い合わせを時々いただくのですが、もちろん可能です。
時間を見るだけでしたら今やスマホで足りる時代ですが、腕時計や懐中時計にはファッション性やステータス、アイテム自体の歴史的なストーリーにロマンを感じるという方が多くいらっしゃいます。
時間を確認するという機能面以外に魅力がたくさんあるんですね。
また、金属アレルギーがある方や、仕事上腕時計を付けられないという方にも需要がございます。
そう言った理由で懐中時計の買取は喜んでお受けいたしますので是非ともご相談ください。
それではIWCの懐中時計の査定ポイントについてご紹介させていただきます。
まずはブランド名やモデル名でおおよその相場が分かります。
当然人気のブランドやめったに手に入れることのできない希少価値のあるモデルなどは多少高価なものでも手に入れたいと思う方が多いため買取相場も高くなります。
IWCは1868年に創業されたスイスの老舗のマニファクチュール、つまちすべての工程を自社で行っているメーカーです。
創業者はアメリカ人のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズでスイスの伝統的な時計製造技術と、アメリカの近代的で合理的な技術とが合わさった時計メーカーです。
その特徴は質実剛健と評される時計作りにあり、最高品質の制度基準であるスイスの「クロノメーター規格」よりも厳しい自社の規格を設置しています。
また製品の品質への絶対的な自信の表れから「永久修理」を行っています。
このような最高品質の制度と、過度な装飾のないシンプルですっきりした時代を選ばないデザインも相まってIWCの懐中時計はいまだに多くのファンがいらっしゃいますので、比較的高額な査定になりやすいです。
次に時計の状態です。
外装内装ともにキズや汚れのないものが望ましいです。
特に動いているかどうか、機能的に不具合がないかは大きく査定額に影響してまいります。
三つ目に付属品の有無です。
一番理想的な状態は新品未開封品ですが、できるだけそれに近い状態でお持ちいただけますと査定額アップにつながります。
外箱や保証書、商品タグなど必要かどうかわからないものでもお持ちであれば是非ご一緒に持ってきてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はIWCの懐中時計の査定についてご紹介いたしました。
基本的にどのようなものでも、アンティークとしての価値がプラスされる場合もありますが発売から日がたつほどに値は下がってしまうものです。
ぜひしまいっぱなしになってしまっている時計などございましたら一度弊社ラフテルまでご相談ください。
多くの皆様からのお問い合わせ、ご来店を心よりお待ちしております。