名前:H様
年齢:30代
所在地:福島市
買取した商品:pt850 ルビー 5.1g 2.21ct 0.50ct
買取した品物のご紹介
福島県にお住いのH様よりルビーのネックレスをご依頼頂きました。
H様のお母様より受け継がれた物だそうです。
pt850の地金の枠に2.21ctのルビーと0.5ctのダイヤモンドがセットされたゴージャスなペンダントです。
H様の好みではない事と他に使う方がいらっしゃらない事、ptの相場が下がってきてしまっている事等から手放す決意をされたようでした。
状態
H様曰く使用頻度は少なく大切な用事や結婚式等でしか使用されてこなかったようです。
大まかに拝見させて頂きましたが、チェーンの切れやメレダイヤの紛失等はなく製品としてまだまだお使い頂けるお品物でした。
またルビーやメレダイヤにも欠けた形跡とかは見受けられず、表面上の傷も見受けられませんでした。
査定額
¥77.000-
御徒町周辺のお店を数店回っていたそうで、その中でも一番高額だったと
おっしゃっていただき、快くご売却下さいました。
査定ポイント紹介
色石を査定するにあたり、細かく拝見させて頂くポイントをご紹介いたします。
今回H様よりご依頼頂きましたのはルビーがメインにあしらわれたネックレスになります。
ルビーはコランダムという鉱石でモース硬度はダイヤモンドの次に硬い8になります。
この硬度は簡単にご説明しますとルビーと別の物質をこすり合わせた際に、どちらに傷がつくかというのを表す物です。
コランダムはダイヤモンドの次に硬度が高いので、大抵の物質とこすり合わせても傷は付かないとされています。
しかし傷が付きずらいだけであって欠けたり、割れてしまう事もあるので宝石の状態を細かく拝見させて頂きます。
またルビーは赤色の宝石となります。
上記したようにルビーは赤色の宝石ですので高額査定になりやすいルビーは鮮やかな赤色をしている物が多いです。
また今回のルビーの個体を明るく見せる工夫としてペンダントの裏側が裏抜きされています。
裏抜きをすることで太陽光を抜けやすくし、このルビーの個体が持つ色味を最大限に引き出せるようにしてあります。
裏抜きすることで重量が抑えられ販売価格も下げられます。
しかし高額な査定に繋がるようなルビーには決してこの技法は使われません。
ペンダントの重厚感が損なわれてしまうのと、この工夫を施さなくても宝石本来が持つ色味が楽しめるからです。
ペンダントの作りからも高額査定になりやすいかどうかを判断をする事が出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
宝石は査定ポイントが細かくあるので、ご自身でお持ちの宝石の品質を見極めるのは困難かと思います。
しかしアイテムの作りによっては宝石の品質を見極めるヒントになる場合があります。
また弊社では無料鑑定も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。