<ブランドウォッチの歴史と価値>
ブランドウォッチと言うとお客様からもたまにセイコーやシチズンでもいいの?などのお問い合わせを頂く事があるのですがセイコーやシチズンも立派なブランドウォッチですとお答えする中でブランドウォッチ中の切り分けについてお話をすると大きく分けて時計だけを作っているブランドと時計以外の物も作っているブランドに分けられると思います。
厳密に言うと時計だけを純粋に作っている大手メーカーは正直少ないと言う事も否めないのですが今回ご紹介するグッチはファッションブランドから生まれた時計なので時計の性能は度返しでファッション性が重視された時計です。
ファッション性の高いアパレルブランドで作られたブランドウォッチはそのデザイン性の高さから時代を一世風靡した物が多いですがやはり時計のしての性能で見るとあまり高くない物が多いのは否めません、その一つとしては文字盤がシンプル過ぎて正確な時間が分かりません。
時計と言うよりはブレスレットに付いて要る時計機能と言った方がいいかもしれないレベルです。
さらに今回お持ち頂いた時計は全てクオーツ式で電池駆動するものなので1年から2年すると使っていても使わなくても電池交換が必要になります。
しばらく使ってなくて久しぶりに引っ張り出して使おうとすると電池切れて動かない為またそのまましまい込んで更に数年の月日が流れて行くというのが一番よくお聞きするお話の流れです。
さてでは今回お持ち頂いた時計に付く価値の部分と言うのはどこかと言うとグッチと言うアパレルブランドが持っているブランドにお値段が付いたと言えます。
正直国内ブランドのこの年代の時計で状態も飛びぬけてよいとも言えない商品だとすると恐らくまとめても数百円で買取が出来るかと言うレベルだと思います。
<査定価格とブランド品の傾向>
今回お持ち頂いたグッチの時計3点の査定価格ですが20,000円を付けさせて頂きました。
査定内容を少し掘り下げるとまず3点とも箱やその他付属品は無し状態もそれなりに使い込まれたもので一般的な中古品と言う状態でした。
時計自体も元々そこまで高価なモデルではありませんでした。
その辺りとお客様のお気持ちと総合的に判断しまして今回はこの価格を付けさせて頂きました。
ブランド品の傾向としてはオークションやフリマアプリなど広がるにつれて昔よりもブランドに対する価値と言うのは上った気がします。
どんなに高価な素材を使った商品であってもそれなりに名の通ったブランドのタグがついていなければ今の流通では素材もそこそこ状態も良くない海外ブランドのバックの方がお値段がきちんとつく可能性は高いです。
昔からもちろんブランド力と言うのはありましたが更に今の流通社会は昔よりも物が溢れブランドバックや時計など定番の物であれば沢山の同じ商品の中から状態の良い物が選べるのが現状であり現実です。
<リユースとまとめ>
さてリユースする上で表題にも書かれていますがまとめるとお得と言う事についてお話をするとリユース品の買取は市場の価値によって決まる為市場価格を上回る買取は出来ません。
当然ですが買取店も利益を出さなければいけないです、その為1点の商品よりも10点の商品の方が利益を確保しながらギリギリのお値段を付ける事が可能です。
凄く大雑把な話になりますが10,000円の価値の物を10,000円で買い取る事は実質不可能です。
利益が0の買取は会社が存続できません。
では10,000円の価値があるものを10点思いお持ち頂いたとすると3点を9,000円残りを10,000円で買取をすると言う事が可能です。
1点ではなくまとめて持って来て頂く事によって沢山還元出来るというのはこの様な訳があるからです。
ご自宅にある使わなくなったアクセサリーと時計、バックなどまとめてお持ちください。
ブランド品なら間違いなくお値段が付きます、捨てる前に是非一度ご相談を。