名前:F様
年齢:60代
所在地:名古屋市
買取した商品:Pt900 トルマリン 15.0g 8.76ct 0.83ct
買取した品物のご紹介
本日はF様よりご依頼頂きましたトルマリンのゴージャスなリングをご紹介させて頂きます。
Pt900の台に8.76ctのトルマリンを使用した昔ながらのデザインのリングになります。
現在のジュエリーは華奢で小ぶりなものが多く、ここまでインパクトのあるジュエリーはほとんど見かけなくなってしまいました。
サイドまでしっかりPt900を使用し、トルマリンを包み込むように留めてあります。
リングの土台に対し宝石があまりはみ出していないので、傷や欠けを気にせずお使い頂けるデザインです。
また爪留めでもないので衣類の裏の糸を引っ掛けず、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすいデザインとなっております。
状態
リングの状態を拝見していきます。
リングはネックレスに比べて比較的に使用頻度が高く、ぶつけやすいのが現状です。
従って大きな宝石が付いているリングは石の欠けや割れが無いかを丁寧に拝見させて頂きます。
今回のリングはあまり使用感が無く、綺麗な状態でした。
ボリュームのあるリングですので、使用する頻度が低かったと考えられます。
リングの状態を見る際はリングの裏の部分を拝見します。
使用しているとどうしても手のひら側に傷が付きやすく、傷の状況から使用頻度を推測する事が出来ます。
査定額
¥103.500
他店舗でもお値段をお聞きしていたそうですが、最終的に金額の高かった弊社にてご売却頂く事が出来ました。
中央のピンクトルマリンも申し分ない大きさでしたので、大いに査定額に反映させて頂きF様に快くご売却頂きました。
査定ポイント紹介
色石の査定ポイントについてお伝えいたします。
宝石において重要なのが、宝石の種類、色、照り、輝き、大きさになります。
まずは宝石の種類についてご説明致します。
宝石は貴石と半貴石に分類する事が出来ます。
貴石とは希少価値の高い宝石のことを指し、ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアが該当します。
それ以外の宝石は半貴石に該当する為、今回のトルマリンは半貴石に該当します。
半貴石は比較的に産出の多い宝石が多い為、あまり高額査定とはなりずらいのです。
次に大きさです。
色石は基本的に、お値段が付きやすくなるのは3ct以上となります。
その理由としましては、リングから外す際に割れたり欠けたりしてしまうリスクがあるからです。
欠けてしまった際に一回り小さくリカットしたり、細かくカットしての使い道があったりと素材としても使用できるかどうかが重要になるからです。
色、照り、輝きにつきましては簡単に示すと、一目見た際に綺麗と思えるかどうか、キラキラしているかどうかになります。
今回のご依頼品のトルマリンは写真からもお分り頂けますように少し暗い印象を受けます。
輝きや照りに関しましてはお写真ではお伝えが難しいのですが、色が暗いせいも相まって鈍く感じました。
宝石の弱点を補うためにカット面を増やし光が反射しやすいように、カットされている事が見て取れます。
このような品質の宝石ですと、大きさがあっても高額査定とは繋がりにくいのです。
まとめ
いかがでしょうか。
簡単では御座いますが、宝石の査定ポイントをご紹介させて頂きました。
ご自宅に眠らせてしまっている宝石がありましたら、是非ご相談下さい。
査定のみでも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。