名前:A様
年齢:70代
所在地:足立区
買取した商品:セイコー 腕時計 セカンドダイバー デイト 150m防水 6105-8110 自動巻き
買取した品物のご紹介
今回A様のお持ち込み頂いた品物はセイコー セカンドダイバーデイトです。
今から約50年ほど前に作られたモデルでこの時計は前期型と後期型があり、こちらは進化された後期型となっております。
文字盤などは若干の変更となりましたが、大きく変わったのはケースの部分です。
ぱっと見でもわかるように前期型はややほっそりとした印象ですが、後期型はケースに厚みがあり重厚感が感じられるフォルムへとチェンジしています。
ケースサイズも44mmあるのでインパクトはとても大きいです。
A様が働き始めて最初に買った大きな買い物だったとのことです。
最近は全く使わなくなったので一度見てもらおうとのことで今回お持ち込み頂きました。
状態
まずは状態を見ていきます。
こちらは正面風防部分の写真です。
ヴィンテージモデルかつ使い込んでいることもあり表面に細かな傷、それに伴い曇りが出てしまっています。
次に横側から見た写真です。
こちらも汚れ、傷がよく見えます。
ずっと使わずにしまっていたそうなので、汚れが溜まりリューズ部分もやや固まっていました。
使ってない期間のちょっとした手入れも非常に大事です。
査定額
こちらの時計の査定額は16万円となります。
査定ポイント紹介
今回の査定ポイントをいくつかご紹介いたします。
まずは一番大事な部分、可動状況です。
しっかりと可動の確認ができました。
最近ではしてなかったみたいですが、使っている期間は定期的なOHにも出していたそうで、それらが功を奏した形になり、こちらはプラスの評価となります。
次に傷や汚れの状態です。
残念ながら綺麗な状態ではございません。
ヴィンテージモデルはマニアの方が多いので、どれだけきれいな状態で残っているかがとても重要なポイントとなります。
もし綺麗な状態であれば、しっかりと可動しているということも加味して更なる高額買取が期待できたかもしれません。
最後に付属品の有無です。
例外はございますが、いかに新品に近い状態であるかが重要となります。
こちらは残念ながら本体のみとなり、箱やケース、時計のベルトもない状態なのでマイナスの評価となります。
購入するときはご売却のことまで考えられませんが、このような付属品は取っておくことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
近年はロレックスなどのハイブランド時計の価格高騰などがあり、逆にハイブランドの時計でなければお金にはならない、というような認識を持たれている方が多い気がします。
今回のようなSEIKOの時計も日本を代表する精密な時計で、海外からの需要も非常に高いため高額買取ができるモデルも多くございます。
もし昔に買ったヴィンテージ物の時計やどんな時計でも構いませんので、眠らせていたら一度お見せいただければと思います。
ご不明点もございましたらお気軽にご連絡頂ければと思います。