<ティファニーの人気のピークと商品>
ティファニーというネーミングを聞くと個人的にはヨーロピアンなイメージが浮かぶのですが創業はアメリカのニューヨーク生まれのメーカーです。
現在はLVMHというルイ・ヴィトンを主体とした企業に属していますがアメリカの企業と言う事は変わらない様です。
ティファニーと言えば現在40代前後から上の世代は誰もが思い浮かべるオープンハートがメジャー度ナンバーワンだと思います。
今から20数年前世の男性がこぞってティファニーのカンパニーカラーでティファニーブルーの箱を買い女性に贈った事が今でも記憶に新しいです、その中でもダントツに人気度が高かったのがオープンハートでそのネーミングとシンプルなデザインで世の中の女性を魅了していました。
ティファニーの人気度が高かったのはデザイン性もさる事ながら幅広い値段体で若い世代にも手の出しやすい価格帯のシルバーアクセサリーが充実していた事が人気を爆発的に広げた原因と言えます。
当然ですがティファニーは高級ジュエリーメーカーでもありますので高額なジュエリーも当時からありましたがシルバーアクセサリーとは1線を置いた存在だったので気軽に手が出せる物ではなくシルバーアクセサリーの数十倍の値段体でした。
今回お持ち頂いた商品はそんなティファニーの中でも高額な部類に入る商品です。
この商品は当時としては定番のリボンがクロスしているデザインのシグネチャーリングです。
クロスの部分にメレダイヤが散りばめられておりシンプルながら豪華なデザインで人気度の高いデザインでした。
その当時はゴールドよりもプラチナの方が金属としては高価でしたがブランドとしての人気度が高かったので価格もそれなりに高額だったのですがお持ちの方が多く現在でも良くお持ち頂くリングの一つです。
<現在のティファニーと査定のポイント>
因みに先ほどシグネチャーリングと言う言葉が出て来たと思いますがこの根源は元々貴族が階級を表す為に身に着けていた物が根源と言われていて今では様々な宝飾メーカーがメーカーアピールする為のリングを世の中に送り出しています。
さて査定のポイントですがシグネチャーリングは小指にはめるのが為のリングなので大ぶりなつくりになっておらず更に以前よりもティファニーの知名度は落ちていますがそれでもやはり金としての価値よりもブランド力が勝っていた商品です。
ブランドジュエリーは宝飾品としての価値がまだまだあり一般的な宝飾品と比べて高額な買取になるケースが多い商品です、今回のリングもブランドジュエリーとしての買取で50,000円を付けさせて頂きました。
ジュエリーボックスや外箱なども綺麗な状態で保管して頂いていたのも査定のプラス評価となっています。
<ブランドとジュエリーのこれから>
さてティファニーと言えば今30代より下の年代にはあまり響かない部分があるかもしれませんが40代前後から上の世代にはオープンハートだけでなくヘップバーンの代表作ティファニーで朝食をという映画で本店の場所が観光名所になったり128ctのイエローダイヤモンドという歴史に残るティファ二ーダイヤモンド所持しているなど数々の出来事が歴史に残されています。
鑑定士という仕事をしていても中々お目にかかれないタンザナイトという非常に美しい藍色の宝石を世の中に見出したのもティファニーと言われています。
現在では高額な宝飾やブランドジュエリーに興味を持つ若者が少なくなってきておりリーズナブルかつ高性能なファッションが町中に溢れています。
そんな中でもデザイン性が高く今でも世の中から求められているブランドジュエリーも多数ありリユースと言う形で需要がある人にどんどん渡っていきながら使われて行く時代です。
思いでも大切ですが使わないアクセサリーはなるべく早く使ってくれる人にリユースすると言う事がこれからの物の流れのスタンダードになると思います。
自宅に眠っているブランドアクセサリーがありましたら是非一度当社までご相談下さい。