名前:T様
年齢:50代
所在地:富山市
買取した商品:k18 マベパール イヤリング 9.1g
買取した品物のご紹介
こんにちは。
ラフテル鑑定士の楡木です。
突然ですが真珠は価値がないと思っていませんか?
今回はマベパールのk18イヤリングをお買取致しましたのでパールについてご紹介できればなと思います。
先ずはパールの何処を実際見ているかについてご紹介させて頂きます。
色々なパールがありますが一般的に価値を決める評価基準は次のようになります。
「粒の大きさ」「形状」「巻き」「色」「照り」「状態」です。
上記で聞きなれない言葉としては、「巻き」と「照り」でしょうか。
巻きとは真珠層の厚さを意味し、照りとは輝きを意味します。
これらはどんな種類でも共通している評価基準となります。
さて今回のマベパールの状態を早速ですが見ていきましょう。
状態
先ずは大きさです。
各10mm程のマベパールになります。
近年マベパールの価値が高騰しているため査定額はいくらになるか気になります。
正面から見ても傷は無くk18部分はかなり使用したとのことで小傷はありました。
査定額
今回弊社ラフテルがご提示した査定額は「¥60,000‐」となります。
査定ポイント紹介
それでは査定ポイントをご紹介していきます。
冒頭でも評価基準をお伝えしてますが改めてご紹介致します。
先ずは「粒の大きさ」です。
パールの大きさは大きければ大きい程希少価値が高くなります。
マベパールの他にも輪玉の真珠で10mm未満が多く存在しますが白蝶真珠、黒蝶真珠は15mm以上の大きさもあり特に20mm以上は中々お目にかかれません。
大きさも大切ですが、形状も真円になるほど評価は高くなり、他にもドロップ、オーバル、バロック等の様々な形状があり、ネックレストップやリングなどのデザイン性の高いアクセサリーに使われております。
次に「巻きと照り」です。
巻きと照りの関係性ですが、真珠層が厚くなる程、照りが良くなります。
よって片方が良ければ自ずと比例してもう片方も良いということになります。
照りが良いパールは風景が映りこむ程綺麗だと言われております。
最後に「色と状態」です。
色味によって査定額は変わりますが例えば黒蝶真珠の場合、ピーコックカラーという鳩の胸元の色のような色味と言われており高額査定が期待できます。
その他にも白蝶真珠では、ゴールドの色味が特に人気です。
ゴールドパールは生産地も限られており希少性もありますからね。
そしてパールの価値は傷と保存状態で大きく変わりますのでご注意ください。
パールは宝石とは違い柔らかくて酸化に弱い為、使用傷や保存状態が良くないと照りがなくなっているケースも多く見受けられます。
使っている内に何だかくすんでしまうというのはもしかしたらこれかも知れませんね。
大玉のリングやトップの場合は容易に判断することは可能ですがネックレスの連なっているお品物については入念にチェックする必要があります。
パールにダメージを与えた例として、ネックレスやイヤリングを付けたままでお化粧をしたりへアスプレーを使用したことで劣化させてしまった、使用後に汗や皮脂がついたままで放置したなどが多いです。
また他のアクセサリーと一緒にジュエリーケースに入れたためによる傷も多いようです。
先にもお話したようにパールは柔らかくて傷が付きやすいので特に注意して保管しないといけません。
まとめ
結論としてパールにも十分に価値があります。
しかしながらパールは有機物であるために宝石に比べると経年劣化がしやすい点や、養殖が盛んな為、宝石の様に限られた資源とは評価が異なるのが現実です。
勿論、珍しく色味のよい真珠は存在しておりますので一部では高い評価はされておりますが、メンテナンスによっては価値が落ちやすいジュエリーと言えるでしょう。
また「TASAKI」や「ミキモト」等の有名なメーカーだとより高くなる傾向にあります。
また弊社では買取可能な商材を幅広くあります。
貴金属、宝飾品、バッグ、香水、切手、テレホンカード、お酒、おもちゃ、骨董品、ライター、食器などお買取出来るものは何でも取り扱っております。
使わなくなったもの、捨てようと思っているもの、どのくらいの価値があるのか知りたい等なんよりお待ちしております。でも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。
今回の様に想像以上の査定額が出るかもしれませんし、思わぬところにお宝が眠っているかもしれませんよ。
お客様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。