名前:K様
年齢:60代
所在地:名古屋市
買取した商品:Pt900 トルマリン 15g 3.41ct 0.23ct
買取した品物のご紹介
こんにちは、ラフテル鑑定士の髙谷です。
今回お買取りいたしましたお品はトルマリンのプラチナリングです。
台座の素材はPt900で3.41ctの大ぶりなトルマリンの周りを0.23ctのメレダイヤが彩るシンプルで上品ながらも存在感のあるリングです。
トルマリンというと10月の誕生石として知られており、恋愛運を高めるパワーストーンとしても人気の宝石です。
トルマリンと言ってもその色は100色以上あると言われるほどに多彩で赤、オレンジ、黄色、青、緑、ピンク、紫など宝石の中で一番様々な色を持ちます。
一つの石の中に二つ以上の色を持つバイカラーのトルマリンもあるんですよ。
多彩な色を持つトルマリンですがその色によって人気が違ってまいります。
今回のようなネオンブルーに輝くトルマリンはパライバトルマリンと呼ばれ特に人気のあるカラーです。
パライバトルマリンはブラジルのパライバ州のみで産出する希少な宝石です。
限られた地域でしか産出されないために数年後には採れなくなってしまう可能性もあり、そういった意味でも希少性が高く、一説には1カラット当たりの値段がすべての宝石の中で一番高いとも言われております。
お客様は美しいネオンブルーの色味が気に入って20年ほど前にご購入されたようですが、最近では着用する場も減ってきて数年しまいっぱなしになってしまっていたそうです。
宝の持ち腐れになるよりはと御処分を考えられていた折に弊社のことを知っていただく機会がありお持ち込みいただきました。
状態
それではトルマリンのリングの状態を見ていきましょう。
大きさは上記でも記載した通り3.41ctと申し分ありませんが、色の濃さは普通からやや薄め、インクルージョンは多めで透明度はあまりございません。
また欠けなどの目立った傷はございません。
次に側面から見てみます。
リング部分には細かな傷など使用感が見られます。
メレダイヤが外れてしまっていたりということはなさそうですね。
査定額
今回は341000円を付けさせていただきました。
査定ポイント紹介
それではトルマリンのリングの査定ポイントをご紹介いたします。
トルマリンなどの色石はダイヤの4Cのような明確な基準はございませんがその価値を決めるポイントは似ております。
トルマリンの価値を左右するポイントは大きさ、カラー、カットなどです。
順番にご説明いたします。
まずは大きさ。
宝石は自然界に生まれる特殊な石です。
自然の産物である以上大きな宝石というのはなかなか産出されるものでなく、基本的に大きくなるほどに希少価値は高まります。
次にカラーです。
色石にとって色味は特に重要になってくるかと思います。
今回のようなトルマリンにおいては色が濃く透明度の高いネオン色の強い色味がより高値が付きやすいです。
また緑色が強すぎても価値は低くなりやすいでしょう。
三つめはカットです。
カットは唯一人間の手によって左右されるポイントでもあります。
差異的にカットされたトルマリンはより一層の輝きが生まれます。
一般的にはカボションカットよりもオーバルカットのほうが価値が付きやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はトルマリンのリングについてご紹介いたしました。
使わなくなってしまったアクセサリーなどございましたら是非一度弊社ラフテルまでご相談ください。
きっとご満足していただける査定をお約束いたします。
それでは多くのお客様のご来店を心よりお待ちしております。