パールのアクセサリーの価値の付き方
この度はパールをまとめてお買取りしました。
リング、ネックレス、イヤリングです。
それでは今回はパールの価値や種類と人気について語っていきます。
パールの価値を決める評価基準は次のようになります。
大きさ、形状、巻き、色、照り、傷ですが、巻きとは真珠層の厚さを照りとは輝きを意味します。
パールの大きさは大きければ高評価になってきます、アコヤ真珠では10mm未満が多く存在しますが白蝶真珠、黒蝶真珠は15mm以上の大きさもあり特に評価は高くなる傾向になります。
形状で真円になるほど評価は高くなり、他にもドロップ、オーバル、バロックなどの形状があり、ネックレストップやリングなどのデザイン性の高いアクセサリーに用いられております。
巻きと照りの関係性ですが、真珠層が熱くなるほど照りがよくなるという比例した評価になってきますし、そこに色の評価が加わりますが特に黒蝶真珠の場合はピーコックカラーという鳩の胸元の色のような色味が高評価になります。
表面と内側から反射することで照りはパール独特の輝きの事を意味します、照りの良いパールは風景が映りこむほどになります。
そしてパールの価値は実は傷と保存状態で大きく変わります、パールは宝石とは違い柔らかくて酸化に弱いために使用傷や保存状態がよくないと照りがなくなっているケースも多く見受けられます。
大玉のリングやトップの場合は容易に判断することは可能ですがネックレスの連なっているお品物については入念にチェックする必要があります。
パールにダメージを与えた例として、ネックレスやイヤリングを付けたままでお化粧をしたりへアスプレーを使用したことで劣化させてしまった、使用後に汗や皮脂がついたままで放置したなどが多いです。
また他のアクセサリーと一緒にジュエリーケースに入れたためによる傷も多いようです。
先にもお話したようにパールは柔らかくて傷が付きやすいので特に注意して保管しないといけません。
パールで人気があるアクセサリー
近年では昔に比べるとパールの需要は少し下がってきているようです。
しかし、冠婚葬祭などではとても引き合いが多いのが逆にパールです。
時に胸元が寂しくなりやすくパールネックレスを装着してカバーする意見がとても多いです。
お洒落としてのパールは圧倒的にリングでしかも大玉の黒蝶真珠は未だに人気があります。
パールも様々な種類がありその特徴を生かしたアクセサリーが人気があります。
あこや真珠は日本で初めて養殖に成功し世界中に輸出されており、6mmから8mmが多くアクセサリーに使用されております。
白蝶真珠の中でも南洋ゴールドは生産地も限られておりゴールドの色味は特に人気です。
黒蝶真珠は大粒も多く産出されており黒以外にもグリーン、ブルー、イエロー、グレーなどの様々な色を産みだしていますので人気があります。
淡水パールは上記のパールとは違い川や湖にいる貝から産まれるので淡水パールと呼ばれており以前は日本国内での養殖がさかんでしたが現在では中国で多く養殖されており、カジュアルなジュエリーに多く利用されています。
まとめ
結論ですが真珠自体にも価値はあります。
しかしながら真珠は有機物であるために宝石に比べると経年劣化しやすい点と、日々産出されていく訳なので宝石の限られた資源とは評価が異なるのが現実です。
勿論、珍しく色味のよい真珠は存在しておりますので評価はされておりますが、メンテナンスによっては価値が落ちやすいジュエリーと言えるでしょう。
この度の査定買取額はリングとイヤリングのプラチナも含めた分とネックレスは留め金はシルバーでしたので合計で40,000円とさせて頂きました。
ネックレスには金、プラチナは使用されておりませんでしたので残念ながら貴金属のお値段は付きませんでしたでした。
この度もお品物のお持ち込み誠に有難う御座いました。