名前:K様
年齢:50代
所在地:あきる野市
買取した商品:エメラルド2.67ct プラチナリング 総重量26.8g
買取した品物のご紹介
今回買い取らせていただいたお品物はこちらです。
「PT900 リング エメラルド2.67ct メレダイヤ0.57ct」
なかなか年季が入っております。
こちらのお品物は、K様のおばあさまのお品物という事ですのでお話によると60年ほど前のお品物だそうです。
貰ったはいいがこんなの付ける機会無いしどんなもんか査定をして欲しいという事でお持ちいただきました。
状態
では状態を見ていきましょう。
メインのエメラルドは2.67ctあります。
肉眼でも見えますがインクルージョンは多めですね。
色に関してもかなり薄く、非常に良い石とは言えません。
長く愛用されてきたのでしょうか、指輪全体的に傷が目立ち、輝いているとは言えない状態ではあります。
またデザインもかなり古く、アップで見るとデザインも歪んでいますね。
念のためバックからも見てみましょう。
リングの形状も歪んでいます。
これは全体的に厳しそうです。
査定額
K様には、エメラルドの状態や指輪全体の状態を説明させていただき、なかなか厳しい胸をお話ししました。
その上で、今回の査定に関しては¥143,000を提示させていただいております。
状態が状態だったためもっと安いと思っていたそうですが、意外な高額査定にK様も驚いていらっしゃり、快く成約をいただく事が出来ました。
査定ポイント紹介
では査定ポイントとなります。
今回の指輪に関しては、おそらくこのままジュエリーとして販売することが出来ないだろう事から、素材としての価値になります。
まずプラチナですが、こちらは工業用の需要が年々減ってきているためここ最近は安定はしておりますが、1年単位で見ると下がってきております。
よくジュエリーに使われておりますが、素材としては早く売った方が良い品物になってきております。
次にエメラルド(色石)に関してです。
こちらに関しては前述の写真から状態はあまり良くないという評価ではありますが、高めに付けております。
理由としましてはサイズが2.67ctと大きい事、うまくお直しすればもっと輝く可能性があるからです。
熱処理を行ったり、含浸処理を行い最新の技術でカットすることで今以上に輝くと予想し金額を提示させていただきました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のケースでは、買取らせていただいた後にお直しをし今以上のお品物に仕立て上げるケースでした。
ジュエリーには流行もあるため昔は高かったのに、今の流行にそぐわずあまり価格が上がらない品物もございます。
そういった場合、仕立て直して販売させていただく事もございます。
お手持ちの品物が流行っていないからと言って諦めないでください。
御徒町で13年の実績で様々な方法を模索しながらご満足いただける金額を提示させていただきます。