名前:I様
年齢:40代
所在地:長岡市
買取した商品:ルビー リング PT900 R3.05ct D1.39ct 総重量11.6g
買取した品物のご紹介
今回買取らせていただいたお品物はこちらです。
PT900リング ルビー3.05ct ダイヤ1.39ct 総重量11.6g
こちらのお品物はI様のお母様の品物だそうです。
元々お母様が身に着けていらっしゃったそうですが、70歳を超えめっきり出番が無くなったことでI様が譲り受けたが、ルビーが大きすぎて付ける機会が無く、ご本人も貴金属はお好きではないらしく相談したところ、じゃあ売っちゃえば?という事でこの度お持ちいただきました。
状態
お品物はかなり良い品です。
まずメインとなるルビーから見ていきましょう。
最高級と言われる「ビジョンブラッド」よりは少し色味は薄めですが、それでも見事な輝きです。
サイズも3.05ctと大きく、大きいからこそ中の傷(内包物)は少し見えてしまいますが、大きさ、カラー共に申し分ないです。
またその脇を飾るダイヤもびっしりと敷き詰められており、ゴージャスですね。
石のサイズはメレサイズではありますが、トータル1.39ctと多く、I様が使いづらいと仰っていたのもうなずけます。
地金はPT900が使用されており、総重量は11.6gです。
重たく立派という感じではないですが、メインの石と脇石が大きいため付けていく場所を選びそうではあります。
査定額
では査定金額の方です。
今回こちらの指輪、¥242,000のお見積もりを出させていただきました。
お品物の状態と価値をI様にお伝えし、お母様から聞いていたという購入金額との差に驚かれていらっしゃいました。
少し検討しますという事で一度ご帰宅されましたが数日後に戻ってこられ、他店の見積もりと全然違ったとの事でご成約していただけることとなりました。
査定ポイント紹介
査定のポイントですが、今回は購入時の金額にスポットを当てたいと思います。
一般的なジュエリーは高額品です。
なぜ高額になってしまうのかですが、大まかに①元々の素材の価値②販売数に別れるかと思います。
元々の素材に関しては、鉱山から産出された原石の状態だとそれほど高額になりません。
原石がさまざまなバイヤーの手を渡り、バイヤーからデザイナーを経て適切なカットや処理をされ土台に埋め込まれジュエリーとして完成するため、人件費や加工代、デザイン代など様々な経費が上乗せされて高額になります。
②の販売数に関しては、たくさん売れる品物であれば薄利多売として宝石店も低価格で販売できますが、月に数個売れるかどうか?という話しも聞いたことがあります。
するとどうしても一つの指輪に対しての利益も乗っかってしまいます。
宝石店も商いとしてやっておりますので、一つ当たりが高額になってしまう事も仕方ないと思います。
買取りとなりますとどうしても、販売されていた会社の利益等は含まれないため、相場ではありますが購入額の1/10~1/30になると言われております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
先ほどの金額は相場ではありますが、良い宝石であればこれに限りません。
もちろん弊社では、他店が付けないような小さな石にも金額を付けるようにしております。
他店の査定に納得が行かない方、他で石は値段が付かないと言われた方、ぜひ弊社でも見積もりをさせてください。