名前:O様
年齢:80代
所在地:足立区
買取した商品:k18 サファイア 13.1g 2.09ct 1.47ct
買取した商品のご紹介
昔ご購入したリングで今では指のサイズが変わってしまい、身に着ける事が出来なくなってしまったそうです。
人間は多くの場合、年齢と共に関節がしっかりしてくる傾向にあります。
日々使用する部分であるのと、骨折等のけがを負いやすい部分で障害リングが同じサイズという方は中々いらっしゃいません。
さらに人によって大幅にサイズの変わる部分でもありますので、身内の方にお譲りしてもサイズが合わない事が多々あります。
そうなった時にサイズを直してまで使うのか、宝石類のみ残し全く別のデザインに作り替えるかの2択になります。
O様は今後も使わないだろうし、サイズ直したりするほどでもないとお考えになり弊社にご依頼頂きました。
状態
リングの裏面部分や留まっている宝石の状態を詳しく拝見していきます。
若干リングの裏の部分に傷があったのと変色しているのが見て取れます。
昔にご購入されている物ですと、金以外の不純物が化学反応を起こし変色してしまう場合がございます。
明らかに全体的に変色してしまっている場合や、錆びてしまっている場合、シルバーのような色味になっている場合はゴールドメッキの可能性や偽物の可能性があります。
査定額
¥220.000-
O様の中でご想像されていた金額よりも高値だったようで、快くご売却下さいました。
査定ポイント紹介
査定ポイントのご紹介をさせて頂きます。
色石の査定ポイントで重要なのはまずは色になります。
サファイアといえば誰もが知る青い色の宝石です。
今回お持ち込み頂いたサファイアを拝見してみましょう。
今回のサファイアの色味を見て頂くために少し角度をつけてお写真を撮りました。
青色ではあるのですが全体的に暗いカラーリングなのがお分り頂けるかと思います。
本来質のいいサファイアであればプラチナのリングに留めるのが一般的です。
なぜなら宝石本来の色を邪魔せず、引き立てる事が出来るからです。
イエローゴールドに留めているのは、本来はプラチナのリングに留めたかったがプラチナに留めてしまうとサファイアのマイナス点が目立ってしまうからといった場合があります。
今回のサファイアもプラチナのリングに留めてしまうと暗いカラーリングが目立ってしまい、購入者が遠のいてしまうと考えた結果だと推測できます。
そういった宝石類はデザイン重視で宝飾品に仕立て上げられることが多いです。
今回のリングで言えばサイドのダイヤのカットです。
ダイヤモンドはラウンドブリリアントカットが一番人気であり、メジャーなカットです。
サイドのダイヤを見てみると一列だけエメラルドカットのダイヤが留められており、独創的なデザインとなっております。
こういった場合のリングはあまり宝石単品でのお値段が付きずらくなってしまう傾向にあります。
しかし現在では金の価格高騰が続いておりますので、地金で高額査定が出る場合がございます。
今回のリングはサファイアの色味は暗くなってしまっておりますが、2.00ct以上あり、ダイヤも1.47ct使われておりますので存分に査定価格に反映させて頂きました。
まとめ
ご自宅にある宝石と見比べてみて下さい。
ある程度の中古市場のイメージがつかめますと、売却時のギャップが生まれることが少なくなると思います。
プロの鑑定士の説明が聞きたい等ありましたらお気軽にご相談下さい。