名前:G様
年齢:70代
所在地:大田区
買取した商品:Pt900 ボルダーオパール 32.1g 4.72ct 0.21ct
買取した商品のご紹介
こんにちは。
ラフテル鑑定士の髙谷です。
今回買取させていただいたお品物をご紹介いたします。
ボルダーオパールのネックレストップです。
トルマリンと並び10月の誕生石なのがこちらのオパールです。
ラテン語で「宝石」を意味し、希望や幸福を呼び込むとされるパワーストーンでもあります。
その中でもこちらのボルダーオパールは鉄鉱石や堆積岩の中に作られる母岩がついているオパールのことを指します。
ちなみに主な産地はオーストラリア北部のクイーンズランド州ウインストンです。
ボルダーオパールは基本的にオパール層が薄く母岩の中に入り込んでいるために母岩と一緒に削り取り出します。
そのためオパール層をなるべく残すように取り出すためのに他の宝石などとは違って形も様々です(フリーシェイプドカット)。
またオパールは遊色効果と呼ばれる様々なカラー、様々な発色パターンを持つ石として知られています。
このことからオパールの魅力はその唯一無二な存在感、一つとして同じ石はないという希少性にあるかと思います。
こちらのペンダントトップはお母さまから譲られたものでしたが、お客様自身もなかなか身に着けていく機会や場所もなくなってきたために、今回弊社にお持ち込みいただいたようです。
状態
それでは今回買取したお品物を見ていきましょう。
本体素材はPt900、中石のオパールは4.72ct、周りを彩る脇石のダイヤモンドは0.21ct、総重量は32.1gとなかなかの大きさがありとても存在感のあるトップです。
もう少しアップにして細かく見てみましょう。
美しさもあり大きさもある希少なオパールです。
査定額
今回の査定額は220,000円でした。
お客様もオパールにはなかなか値段をつけてもらうことは難しいだろうと思ってらっしゃった様で大変ご満足いただけました。
査定ポイント紹介
それでは今回買取いたしましたペンダントトップの査定ポイントについてご紹介してまいります。
まずは大きさです。
一般的に宝石は大きいに越したことはありません。
天然の鉱物である宝石はジュエリーとして作成できるだけの大きさの石が稀少であり、なかなか産出しないためです。
オパールも同様で、ジュエリーレベルの美しさを持った石は貴重で大きければ大きいほど価値は高くなります。
一方でボルダーオパールは母岩もくっついているために、一概に石の大きさが宝石の価値を決めるとは限りませんのでご注意ください。
次はカラーです。
これはオパールにとっては特に石の価値を決めるのに重要な要素となります。
上述したようにオパールは遊色効果と言って様々な色がゆらゆらキラキラと現れます。
実はこの色の出方(どの色が強くでるか)やパターンによっても大きくその価値は変わってきます。
色は紫、青、緑、黄、橙、赤の順で希少性が高くなり、赤色が強くゆらゆらと出るものはもっとも価値が高くファイアオパールと呼ばれたりもします。
パターンは様々ありますが、フラッシュ、リボン、ピンファイヤー、ハーレクイーンなどがあり今回は割愛いたしますがとても面白いので調べてみるのも面白いと思います。
このような変わった色の出方をするオパールはコレクターズアイテムとして付加価値がついたりもします。
三つめはクラリティ(透明度など)です。
割れ、欠け、穴、擦れなどがなく地色に曇りのない石が当然価値は高くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ダイヤモンドをはじめとした四大貴石以外は値段がつかないと思っていませんか。
われわれラフテルはどんな石でも真心こめて査定させていただきます。
押し入れやタンスにしまいっぱなしのアクセサリー等ございましたら一度弊社までお問い合わせくださいね。
多くのお客様のご来店を心よりお待ちしております。