名前:N様
年齢:70代
所在地:横浜市
買取した商品:Pt900 ダイヤ 8.5g 0.410ct 0.95ct
買取した品物のご紹介
今回N様にお持ち込みいただいたお品物は、Pt900 ダイヤモンドリングです。
40年ほど前にお金をためて購入したものだそうで、昔は毎日のようにつけていたけどここ10年くらいずっとつけておらず、最近では外出することもなくなり更につける機会がなくなってしまったから、娘にもいらないといわれたし使わないならお金にして孫に何か買ってあげようと思って。とのことで今回お持ち込みいただきました。
状態
まずは状態を見ていきましょう。
一番重要なのはやはりこれだけの量をちりばめているダイヤモンドです。
やはりダイヤモンドは無色透明であればあるほど希少ですので、こちらのダイヤモンドはぱっと見でも黄色みがかっているのが確認できます。
また、40年ほど前の物ですのでダイヤ部分に欠けや傷が多く見受けられました。
メインのエメラルドカットをほどこしたダイヤモンドも肉眼で傷やない放物が確認できました。
査定額
今回こちらのダイヤモンドリングには、88,000円のお値段を付けさせて頂きました。
以前査定してもらったときは70,000円ちょっとと言われてしまったみたいで、その時はもう少し行くと思ったから売らなかったけど、やっぱり使わないから持ってきてみたらこんなに値段が違くてびっくりと。この値段を出してくれるのならもう売っちゃいますということで買取の運びとなりました。
査定ポイント紹介
それでは今回の査定のポイントをいくつかご紹介していこうと思います。
まずはダイヤモンドのグレードです。
ダイヤモンドがふんだんに使われたゴージャスなデザインではあるのですが、ダイヤモンドのグレードが高いものではないので、量ほどの輝きを感じれませんでした。
メイン部分のダイヤモンドもあまり輝きを感じません。
グレードの高いダイヤモンドを使う場合は、まずこんなに周りにダイヤモンドを散らせずに単体でデザインされます。
そして裏側を見てみましょう。
本来ダイヤモンドはできるだけ見せたいですが、枠部分に厚みを持たせて隠しているようにしています。
このようなことからもグレードが高いものではないのでマイナスのポイントになってしまいます。
そしてダイヤモンドの宝飾品は、ランクがいいものを使う場合は、どの角度から見ても同じように輝いて見えるように周りのダイヤも同ランクの物を使いますが、こちらに使用しているダイヤモンドはグレードのばらつきがとても多かったです。
ダイヤモンドの魅力でもある輝きがまばらに見えてしまったりするのでここも1つマイナスポイントです。
マイナスのポイントもありますが、このようなゴージャスなデザインは昔ほどではございませんが、今でも好んでお使いになられる方もいらっしゃるので、このデザインにはプラスの評価をさせて頂きました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ダイヤモンドを査定させていただいていると欠けているものが結構ありますが、ほとんどの方がダイヤモンドは硬いから欠けるわけがないとおっしゃります。
たしかにモース硬度と呼ばれる硬度を示す値ではダイヤモンドが一番硬いですが、これはこすり合わせたり引っ掻いたりしたときに傷がつくかどうかの指数になりますので、衝撃を与えた時の耐久性等はまた別の話です。
ですので落としてしまったりして衝撃が加わると簡単に割れたり欠けたりしてしまうのでお気をつけてください。
今回はダイヤモンドのリングのお買取りとなりましたが、時計やブランドバッグ、カメラや切手、テレカなどの買取も行っております。出張査定も行っておりますのでご不明点やご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。