名前:A様
年齢:80代
所在地:宇都宮市
買取した商品:布袋様 朱赤珊瑚 桃珊瑚 カケ有 彫刻置物
買取した品物のご紹介
今回A様にお持ち込みいただいた商品は布袋様彫刻朱赤サンゴ置き物です。
可愛らしいポーズの布袋様です。
毎度彫刻物を見ると驚きですがこれを手作業でやっていると考えるとすごい技術です。
木の彫刻でしたら比較的身近でどのような感じかイメージがしやすいですが、サンゴとなると全く想像が付きません。
それにこの重さです。
写真ではそんなに大きく感じないかもしれませんが、140グラムは相当大きいです。
よく指輪などに加工されている丸状のサンゴがありますが、大きさにもよりますが大体1~2グラム程度です。
大きさについては後ほど詳しくご説明いたします。
状態
まずは状態を見ていきましょう。
こちらは下から見た写真です。
ところどころ色が白っぽくなっていたり虫食いのように穴が開いていたりしますが、これは本物のサンゴであるという証明でもあります。
白っぽい部分はフと呼ばれ、わかりやすく言うと人間でいう骨の部分です。
アクセサリーなどに加工される際はこのフの部分に穴をあけたり、この部分を裏側に持って行き見えないように隠したりして加工します。
こちらは後ろから見た写真です。
こちらも虫食いのような穴がございます。
これまでの写真でなんとなくご想像できたかもしれませんが、地の部分であったり裏面であったり見えずらい部分にこのような状態の個所を持ってきているんですね。
一番最初の正面からの写真を見るとよくわかるかと思います。
もちろんこれらは本物の証明でもありますが、やはり無い方がサンゴとしてのランクは高いものといえます。
査定額
査定額140,000円
査定ポイント紹介
それでは査定のポイントを3点ほどご紹介します。
まずは先ほど少し触れた重さについてです。
個体差もございますが重いという事はそれだけ大きいという事が考えられます。
サンゴに限らずダイヤモンドなどの宝石にも同じことが言えますが、一番評価されるのは大きさです。
なぜかというとサイズが大きければ大きい程色々な加工ができるからです。
例えば今回の置物はもちろん布袋様の彫刻としての価値もございますが、この後加工してアクセサリーなどに変えることもできる選択肢があるサンゴとも言えます。
原木が大きければそれだけ可能性が広がりますのでその分需要も高くなります。
彫刻としての価値がなくなってしまってもサンゴの原木としての価値が残るのでこちらのサイズはプラス評価となります。
次にサンゴのランクについてです。
こちらのサンゴは一般的には朱赤サンゴやモモサンゴと呼ばれるものでして、残念ながら特別ランクが高いサンゴではございません。
例えば今回の商品が赤サンゴや最上級の血赤サンゴと呼ばれるものでしたら、値段は一気に跳ねるでしょう。
それだけサンゴの中でもランクに差があります。
最後に彫刻品としての評価です。
特別サンゴのランクが高いものではないといっても、サンゴという希少なものの彫刻品とこのサイズという事だけでやはりプラス評価になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サンゴの彫刻品は昔から置物以外に和装飾品などによく使われていました。
花柄や鯉などを彫刻した帯留めなどはよく作られていました。
もしご自宅に赤色の濃いサンゴがございましたらすごい値段になるかもしれません。
是非一度弊社ラフテルにお見せください。