名前:A様
年齢:30代
所在地:千代田区
買取した商品:pt900 パライバ 3.1g 0.09ct 0.45ct
買取した品物のご紹介
本日ご依頼頂きましたお品物はPt900の台にパライバトルマリンとダイヤモンドが留められたリングになります。
A様曰くご家族の方から受け継いだけど、サイズが合わないので着用が厳しかったそうです。
折角なのでペンダントに作り変える事も検討したそうですが、元々ジュエリーを着用する
のが億劫と感じるようで作り変えたところで使用しないとお考えになり弊社にご依頼頂きました。
状態
状態を拝見していきます。
主に宝石の状態や地金の状態を拝見していきます。
リングのサイドまでダイヤモンドが入っているデザインとなりますので、欠けや傷、撮れてしまっている箇所はないかを確認していきます。
元々結婚式や親族の集まり等のイベントでしか着用していなかったようで、それ以外の日は仕舞ったままになっていたそうです。
従って宝石が取れてしまっている部分や目立つ欠け等は無く、あまり使用感を感じられない綺麗な状態のリングでした。
査定額
77.000-
そもそも真ん中の宝石が何かよく分かっておらず、もしかしたら人工石やガラスなのではないかと思っていたそうです。
宝石の中では比較的に新しい物になるので、しっかりご説明させて頂きました。
査定ポイント紹介
今回のご依頼品はパライバトルマリンが留められたリングでした。
パライバトルマリンは世界三大希少石と称され、宝石の中でも比較的新しい部類に入る石です。
最初の発見は1987年にブラジルのパライバ地方の鉱山にてでした。
初めのうちはパライバ地方で取れた物のみパライバトルマリンと呼んでいましたが、その後アフリカでも発見され現在ではアフリカで発見された物でもパライバトルマリンという名前で流通しております。
ブラジル産の物は透き通るようなネオンブルーの強い物が多いのに対し、アフリカ産の物は緑がかった物が多くブラジル産のパライバトルマリンは大変効果で希少価値が高いです。
また産出量が非常に少なく安定しない背景から、現在でも価格の高騰が続いております。
パライバトルマリンを査定する際に大きなポイントとなるのが色や宝石の大きさです。
独特なネオンブルーの色味を持つパライバトルマリンですが石によっては緑がかっていたり、色味が薄かったりと様々です。
一番評価が高いのは色が濃く深い物になります。
今回のご依頼品は色が薄くは無いのですが、最高ランクの物と比較すると色の深みがありません。
また0.45ctとサイズも非常に小さなものになります。
色の評価が高い物で大きさも十分ある物でしたら査定額の桁が変わっていた事でしょう。
ただそれに比例して販売価格も桁が変わってくるので、所持されている方は少ないように思います。
パライバトルマリンを囲んでいるダイヤモンドもしっかり査定額へ反映させて頂きました。
1粒が比較的大きい物となっておりますので、お値段を反映させやすかったです。
周りのダイヤのサイズがそこまで小さい物ではないので、比較的に質のいいパライバトルマリンが使用されている事がリングから見て取れます。
類似石として多く出回っている物がネオンブルーアパタイトを使用して作られたリングです。
こちらもネオンという名前が付く事と色が鮮やかな宝石ではあるので、良く使用されるようでした。
ネオンブルーアパタイトは世界三大希少石ではないので、買い取り価格に大きな差が出ます。
まとめ
いかがでしょうか。
ご使用されていないジュエリーはありませんか。
何の宝石か分からない、そもそも本物かどうか分からないといったお悩みでも構いません。
気になる事がございましたら、是非弊社にご連絡下さい。