名前:A様
年齢:80代
所在地:目黒区
買取した商品:花珠真珠 パール ネックレス イヤリング リング pt900 約4.8g 約2.6g K14WG 約34.4g 丸玉7.3㎜
買取した品物のご紹介
今回A様にお持ちいただいた品物はパールネックレス、イヤリング、リングのセットです。
A様が50年ほど前にご自身で購入した品物だそうで、娘さんやお孫さんにも使わないか聞いたところ使わないと言われてしまったそうで、今の価値がどれくらいなのか一度聞いてみようとのことで今回お持ち込みいただきました。
状態
まずは状態を見ていきます。
ネックレスの写真です。
細かな傷はございますが、目立つような大きな傷汚れはございませんでした。
こちらはネックレスの留め具部分です。
プラチナの留め具はやわらかく傷がつきやすく変形しやすいですがこちらもきれいな状態です。
こちらはリングの写真です。
こちらもネックレス同様大きな傷汚れはなく、ホワイトゴールドの土台もきれいな状態でした。
パールは経年劣化とともにテリや輝きがなくなりやすいですが、全体的にすべてきれいな状態という印象です。
査定額
査定額150,000円
査定ポイント紹介
大前提として最近ではパールの養殖技術が高くなったことにより、簡単にパールを作り出すことができるようになってしまいました。
昔は養殖技術もまだまだだったため、パールに対しての希少性が高かったことで値段も非常に高額な値段で取引されていました。
そして昔はパールが人気で流行っていましたが、現在では付ける方が極端に減ってしまい需要がなくなってしまったため、価値が下がってしまっています。
その中で田崎真珠やミキモトと呼ばれる世界的にも有名なブランドが付いている真珠は現在でも希少価値がありますが、その他のブランドがないものなどは取引が難しいのが現状ですので、このような時代背景からパールというものに対してマイナスの評価となります。
それでは今回の査定ポイントをいくつかご紹介します。
まずは状態です。
パールはカルシウムでできており非常に傷がつきやすいものですが、保管を丁寧にされていたということで細かな傷汚れはございますが全体的にきれいな状態であったためプラス評価とさせていただきました。
次に土台部分です。
それぞれプラチナやホワイトゴールドを使っているということで、パールの大半土台にシルバーやメッキ製品を使うことが多いですが、ランクが高いパールを使う際はこのように土台にも価値があるものを使うことが多いです。
土台だけでも価値がある物なのでこちらもプラス評価となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パールはアクセサリーの中でも保管方法がとても難しく、手入れを怠るとすぐに劣化が進んでしまいます。
その中でもきれいに保管されているものは今回のように高額なお値段をつけることが可能です。
使っていないパールがございましたら、そのままにして価値を下げるのはもったいないので一度お見せいただけないでしょうか。
パール以外のアクセサリーも取り扱っておりますのでご不明点やご質問等ございましたらお気軽にお問合ください。