名前:A様
年齢:80代
所在地:銚子市
買取した商品:日本刀 わきざし 在銘 丹波守藤原照門
買取した品物のご紹介
今回A様にお持ちいただいたお品物は日本刀わきざし丹波守藤原照門です。
丹波守藤原照門はどのような刀かというと、あの新撰組局長である近藤勇の愛刀としても有名で、今から約400年ほど前の時代を代表する刀工です。
A様はお父様から譲り受けたそうですが、先祖代々受け継がれてきたものだそうです。
A様ご自身は特に刀に興味があるわけではなく、譲り受ける際も邪魔になると断っていたそうですが、代々継がれてきたものだからと仕方なく譲り受けたそうです。
結局一度も飾ることはなくお部屋の奥のほうへ片付けていたそうですが、お部屋の整理をしているときにふと見つけて、このまま息子様についでも同じ思いをしてしまうとのことで今回お持ちくださったそうです。
状態
まずは状態を見ていきます。
こちらは柄の部分を外した全体の写真です。
写真ではわかりずらいですが、茎部分は錆なども多く結構ぼろぼろの状態です。
柄や鞘部分は若干の汚れはあるもののそこまで大きなダメージはございませんでした。
こちらは刃先の写真です。
茎の部分と比べるとそこまで大きなダメージはございませんでした。
こちらは刃元部分の写真です。
こちらは錆や刃こぼれも見られ、ダメージが大きい部分でした。
査定額
査定額45,000円
査定ポイント紹介
それでは今回の査定ポイントをいくつかご紹介していきます。
まずは刀の状態です。
錆も刃こぼれもそこまでひどくあるわけではないので、メンテナンス次第で刃は生き返るのですが、その状態にするまでの手間がどうしてもかかってしまうためこちらはマイナス評価となります。
またA様は刃の部分などを直接手で触れてしまったりしていたそうで、それらのことが刃の劣化につながったともいえます。
大前提として刀に触れるときは危険という意味もありますので必ず手袋をはめ、直接触れないようにします。
直接触れてしまうと指先についている皮脂や水分など見えないものが刀に付着し、それが劣化の原因となります。
もちろん日本という国が多湿という特徴もあり、メンテナンスをしてないと錆やすいということもございますが、刀の管理は非常に難しいのです。
次に登録証の有無です。
こちらは査定ポイントというよりは登録証がない刀に関しては一切お買取りができませんので、御売却をご検討中で登録証御お持ちでない方は再発行していただいてからのお買取りとなります。
A様は登録証をお持ちでしたので問題なくお買取りが可能でした。
最後に刀の種類です。
日本刀はやはり太刀が希少性が高くなります。
日本刀に限らずですが刃渡りが長いものほど刀を打つのが難しくなりますのでそれだけ希少性が高くなります。
こちらはマイナスの評価というわけではございませんが、もし太刀であればさらに高額なお値段が期待できたかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のような刀などの骨董品の処分に困っている方が多いかと思います。
先祖代々譲り受けてはいるがそもそも価値があるものなのかもわからない物であったり、お家に置いていても邪魔になってしまうなど悩みは様々だと思います。
売るかどうか迷っているという方でも全然問題ありません。
査定自体は無料でさせていただきますのでお気軽にお問合せいただければと思います。
その他たくさんの商材を取り扱っておりますのでどんなことでもご相談ください。