名前:A様
年齢:60代
所在地:新潟市
買取した商品:K18 エメラルド 1.43カラット ダイヤ1.33カラット 9.3g
買取した品物のご紹介
今回買取させて頂いたお品物はエメラルド 1.43カラットになります。
エメラルドの横にはダイヤが1.33カラットもついている非常に綺麗に見えるデザインになっています。
エメラルドは、ダイヤモンドやルビー、サファイアと並んで世界四大宝石のうちの一つです。べリリウム(Be)を主な構成成分とする六角柱状の結晶鉱物「ベリル(緑柱石)」と呼ばれる石から取ることができます。
エメラルドのように緑色を呈したベリルには、グリーンベリル(あるいはミントベリル)と呼ばれるものがあります。両者の違いは、発色のもととなっている元素の違いによるものです。エメラルドはクロムやバナジウムが関与したものを言い、グリーンベリルには鉄が関与しています。
つまり、淡い緑色から緑色をおびたベリルでも、クロムやバナジウム以外の元素が要因の緑色系をエメラルドとは呼びません。ベリルには他にも発色要素の違いによって様々な宝石がありますが、中でもエメラルドはレッドベリルに次いで価値の高い宝石です。
パワーストーンとしても人気の高い石で、古来から人々に愛され、重宝されてきました。5月の誕生石としてだけでなく、結婚55周年のエメラルド婚式を記念する宝石としても選ばれています。
「愛の石」とも呼ばれ、石言葉には「幸福」や「誠実」、「安定」、「結婚」などがあり、まさに二人の結びつきを祝福し、記念するにふさわしいシンボリックな石といえるでしょう。
状態
良好。欠けや傷なし。
査定額
143000円
査定ポイント紹介
エメラルドの良し悪しは?
エメラルドの品質を決定する要因
色最も望ましいエメラルドの色は、鮮やかな色で暗すぎない色調の、帯青緑色から純粋な緑色です。 最も価値の高いエメラルドは透明度が高いものです。
そして色が均質で、目に見える色帯が無いことです。
色相が黄色みや青みが強すぎる場合、その石はエメラルドではなくベリルの別の変種となり、その価値はそれに応じて低くなります。
こちらのエメラルドは非常に色味も良く透明度も高い事から高額での買取が可能な物でした。
お客様はダイヤでも無いし、古い物だからとあまり期待はしておりませんでしたが、エメラルドの価値とリングが18金で出来た物でしたので、昨今の金価格上昇の部分も重なり143000円でのお買取りが可能な旨お伝えすると大変喜ばれていました。
まとめ
エメラルドを評価する時に欠かせないのが人工処理についてです。
人工処理には様々な方法がありますが、エメラルドには加熱処理やオイル処理を行う事があります。
もちろん人工処理を全くしない石もあるのですが、ほとんどの石は色を良くしたり、傷やヒビ割れを保護する為に処理が行われます。
まず、加熱処理についてですが、これは色を良くする為に行われます。
加熱処理はエメラルドに限った事ではなく、実はルビーやアクアマリン、サファイアなど様々な宝石で行われています。
オイル処理についてはエメラルドのほとんどががひび割れや傷がついてしまっている為、傷を保護する為に行われています。
エメラルドの価値は産地や人工処理の具合によって大きく変わりますので、これから購入を考えている人は、まずはこの二つの特徴を押さえておきたいところです。
安価な偽物として多く流通しているのがイミテーションです。
いわゆる「模造品」と呼ばれるもので、色ガラスをエメラルドと偽ったり、合成石に天然石を張り合わせたりして作られるケースが一般的です。
イミテーションの見分け方のポイントは、内部の様子と張り合わせ痕にあります。
ガラス石であれば、内部に気泡が混じっている可能性もあります。
石に張り合わせの痕があれば、イミテーションの可能性が高くなります。
ですが予備知識があれば、イミテーションかどうか判断するのは、決して難しくはありません。
類似な石など見分けが困難な物もありますが、一般の方がエメラルドの良し悪しを見極めるのは非常に難しいです。
是非一度当店にてお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。