名前:M様
年齢:60代
所在地:東京都中野区
買取した商品:Pt900 タンザ 8.9g 2.65 0.70
買取した品物のご紹介
今回はPt900 タンザナイトのリングを買取させていただきました。
値段が出やすいタンザナイトのポイントと併せてタンザナイトの正しい保管方法もご紹介いたします。
状態
Pt900 タンザナイトのリングです。
総重量は8.9g です。
中石のタンザナイトは2.65ctで脇石のダイヤモンドは0.70ctあります。
タンザナイトのカットはスクエアでカラーもとても綺麗なタンザナイトです。
カット部分の欠けも見当たらず状態も良い状態です。
指輪の腕の部分にもラージメレのダイヤが使われておりデザインはシンプルですが豪華な指輪です。.
裏側から見ても腕の部分もプラチナをしっかりと使っており造りも非常に良い指輪です。
査定額
¥104,500
査定ポイント紹介
タンザナイトは青、青紫色を有する多色性の宝石です。
タンザナイトは世界で唯一タンザニアでしか発見されずこの国の国石になりました。
タンザナイトは多色性という特徴がありますので見る角度や光の環境によって青色や紫色が強くなる宝石です。
タンザナイトのカラーの評価は一般的に多色性が強く濃い紫、濃い青が出るものほど宝石としての価値が上がり、反対に色が薄くなればなるほど価値は下がります。
クラリティは透明度が高くインクルージョン内包物が少ないものが評価が上がります。
タンザナイトの評価基準は色が濃く透明度も高くインクルージョンがほとんどないものは高額の値段が付きます。
タンザナイトはタンザニアのメレラニ鉱山でしか採掘されない希少性の高い宝石でもあり1968年にティファニー社が命名し発表した宝石で世界中でも人気のある宝石です。
映画のタイタニックでも主人公が「ハートオブオーシャン 碧陽のハート」と呼ばれる宝石のネックレスを身につけており、設定ではダイヤモンドになっていますが実は最高ランクのタンザナイトが使用されているのです。
このように現在も人気も地位も高い宝石がタンザナイトです。
今回買取させて頂いたタンザナイトは色も濃く透明度もありインクルージョンも少ない高品質のタンザナイトでした。
タンザナイトの特徴でもある多色性も見られるのですが、青色が強く若干濃い紫色が弱いカラーでありました。
高額査定をさせてもらったのですがこの多色性が更にはっきりと出ているタンザナイトであれば査定額ももっと上がったと思われます。
買取の内訳でいうとPt900の枠代は¥36,000前後になり残りの¥68,500が2.65ctのタンザナイトと0.70ctのダイヤモンド代の併せて¥104,500の高価買取となりました。
今回のタンザナイトは2.65ctの大きさでしたが、タンザナイトは5ct~8ctアップ、10ctアップの石もありますので高品質なタンザナイトはかなり高額な金額が付きます。
まとめ
タンザナイトは希少性も高く品質の高いものには高額の査定金額が出ますが若干硬度が低い宝石です。
タンザナイトのモース硬度は6~7であり、ダイヤモンドの10、サファイヤの9に比べると柔らかく傷がつきやすい宝石です。
傷がつきやすい宝石は他の貴金属に当たってしまうと石に傷がついたり割れてしまう恐れがありますので、一つのケースに単品で保管することがオススメです。
手入れ方法も柔らかい布で拭く程度が良く超音波洗浄機などにはかけないほうが良いでしょう。
また色石全般に言える事ですが色石は熱で変色するものもありますので直射日光が当たる場所での保管は避けましょう。