名前:T様
年齢:50代
所在地:四街道市
買取した商品:k18 ダイヤ 12.8g 3.00ct
買取した品物のご紹介
本日はダイヤモンドのブレスレットをご依頼頂きました。
T様がご購入されたころはテニスブレスレットという名で流行った物との事でした。
テニスプレイヤーであるクリス・エバート選手が、1987年の全米テニスオープンでフルダイヤのブレスレットを着けており、そこからテニスブレスレットという名前が付きました。
基本的にダイヤモンドが1週連なったブレスレットやネックレスをテニスブレスレット、テニスネックレスと呼びます。
シンプルながらもゴージャスでお洋服のデザインも選ばないので比較的に使用しやすいアイテムだと思います。
T様はブレスレット自体を着用しなくなってきた事と、金相場が上昇中であるという情報を得て手放す事を決意されたようでした。
状態
購入当時は気に入って毎日着用されていたそうですが、段々と使用頻度が落ち華やかな場面でのみ使用されていたようです。
ブレスレットを拝見させて頂きましたが、目立つ傷や接合部の摩耗、クラスプの弱り等は見当たりませんでした。
またダイヤモンドにも大きな傷や欠けている箇所は見当たらず、減点評価になるような要素はありませんでした。
査定額
¥121.000-
他店ではダイヤモンドにはお値段が付かなかったようですが、弊社ではしっかりと査定させて頂きお値段に反映させて頂きました。
他の店舗よりもお値段が高かったようで、ご売却頂く流れとなりました。
査定ポイント紹介
テニスブレスレットの査定ポイントをご紹介いたします。
まずは使用されている地金が重要なポイントとなってきます。
現在、金とプラチナでは1gあたり¥5000以上の差があります。
従って使用されている地金によっては同じテニスブレスレットでも査定額の差が大きく開く場合があります。
今回お持ち頂きましたテニスブレスレットはK18が土台となっている物でした。
その結果高額査定へとつながりやすい物でした。
次にダイヤを拝見させて頂きます。
肉眼でも拝見できる内包物が入っている物が多く、マイナス査定となってしまいました。
基本的に金の土台に留められているダイヤモンドはカラーやクラリティが低い可能性が高いです。
ダイヤモンドが黄色い事を地金の色でカバーしより綺麗に見せようと工夫されているのです。
今回のテニスブレスレットはゴールドで作成されていた分、ダイヤのランクは低い物が多かった印象でした。
また覆輪留めというダイヤモンドを覆うような留め方もダイヤモンドを大きさを大きく見せたり、中の内包物を目立たせなくしたり、カラーが目立たなくするためのカットとして使用される事が多いです。
ダイヤのクラリティ、カラーが良ければしっかりと4本爪で留め、質の高いダイヤである事をアピールするのと、ダイヤが一番きれいに見える留め方で留めます。
ダイヤは輝きが命ですのでダイヤを覆う留め方ではなく、光の当たる面積をが多くなる留め方をするのが一般的です。
以上のように使われている地金やダイヤの留め方だけでもおおよその見当をつける事が出来ます。
ランクの高い宝石をジュエリーにする際はptの土台で作成される事が多いです。
ptが宝飾の色を邪魔しないカラーなのと強度が強く傷が付きにくいからです。
従ってptに留められている宝飾品の方が高額査定へとつながる可能性が高いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
宝石を留めている地金、カット、留め方からおおよその宝石のランクを見分ける事が出来ます。
詳しく知りたい方はお気軽に弊社へご依頼下さい。
査定のみもお受けしております。