名前:U様
年齢:70代
所在地:前橋市
買取した商品:ダイヤモンド リング Pt900
買取した品物のご紹介
今回買取させていただきました商品は総重量5.6g、プラチナ900/ダイヤモンドが中央に0.75Ct、側面に0.26Ctのリングになります。
30年ほど前に宝石店で購入したモノだそうです。
ここで豆知識として主なダイヤモンドの産地を紹介いたします。
1. アフリカ
ボツワナ
ボツワナは、世界最大のダイヤモンド生産国の一つです。特にジュワネン鉱山とオラパ鉱山が有名で、高品質なダイヤモンドが採掘されています。ボツワナ産のダイヤモンドは、その美しさと透明度で知られています。
南アフリカ
南アフリカは、世界で最も有名なダイヤモンド「カリナン」が発見された場所です。カリナン鉱山では、非常に大きく高品質なダイヤモンドが産出されることでも知られています。歴史的にも重要な産地であり、ダイヤモンド産業の発展に大きく貢献しています。
コンゴ民主共和国
コンゴは、工業用ダイヤモンドの主要な供給源です。ここで採掘されるダイヤモンドは、ジュエリーよりも産業用途で使用されることが多いです。
2. ロシア
ロシアのサハ共和国(ヤクーチャ)では、世界最大級のダイヤモンド鉱山であるミール鉱山が存在します。ロシア産のダイヤモンドは、しばしば高い透明度と大きなサイズで評価されています。特に寒冷な気候が特徴で、採掘は厳しい環境の中で行われています。
3. カナダ
カナダは、比較的新しいダイヤモンド産地ですが、高品質なダイヤモンドで有名です。カナダの鉱山、特にダイアビック鉱山やエカティ鉱山では、倫理的に採掘された「コンフリクトフリー」ダイヤモンドが産出されることで人気です。冷涼な北部での採掘が主であり、持続可能な採掘方法が重視されています。
4. オーストラリア
オーストラリアは、特にピンクダイヤモンドで有名なアーガイル鉱山を有しています。ピンクダイヤモンドは非常に希少で、その美しい色合いが高く評価されています。アーガイル鉱山は世界的に見ても独特で、その特異性から産出量は限られています。
状態
状態ですが、普段はなかなか付けていなかったとのことで、外れもなく、石自体にも大きな欠け等もなく、綺麗な状態が保たれていました。
裏面から見たダイヤになります。裏側からもダイヤの欠け等は見受けられず、土台のプラチナ部分も大きな傷ないことが分かります。
査定額
今回の査定額は、¥71,500-を付けさせていただきました。
土台のプラチナ部分に加え、ダイヤの大きさも0.74ctと評価出来るサイズがあり、石自体の質も良かった為、このような査定額を付けることができました。
この金額には、U様も迷わず、ご納得いただけました。
査定ポイント紹介
ダイヤモンドの査定にはいくつかの重要なポイントがあります。これらのポイントは「4C」と呼ばれる4つの基準に基づいています。
1. カラット (Carat)
ダイヤモンドの重さを表す単位が「カラット」です。1カラットは0.2グラムで、重ければ重いほど価値も上がります。ただし、大きいからといって必ずしも高価とは限らず、他の要素とのバランスが大切です。
2. カラー (Color)
ダイヤモンドは無色透明が最も理想的とされますが、実際には微妙な色味があります。評価はD(無色)からZ(黄色味が強い)までのスケールで行われます。無色に近いほど希少価値が高く、価格もアップします。
3. クラリティ (Clarity)
クラリティは、ダイヤモンド内部のインクルージョン(内包物)や外部の傷の有無を評価します。内包物が少なく透明度が高いダイヤモンドは、光を美しく反射し、輝きを放ちます。最高ランクは「FL」(フローレス)で、ほぼ欠陥のない状態です。
4. カット (Cut)
ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すためのカットの技術が「カット」です。カットの良し悪しで、同じカラットでも輝き方が大きく変わります。Excellent、Very Good、Good、Fair、Poorの5段階評価で、理想的なカットは光を効率よく反射し、眩しいほどの輝きを生み出します。
これらの基準に加え、ダイヤモンドがどこで採掘されたかや、特定の認証書があるかどうかも査定に影響を与えることがあります。
まとめ
4Cを基準に評価されるダイヤモンドは、確かな経験と知識を持った査定員に鑑定してもらうのが大切になります。
ラフテルでは、それらの経験を積んだスタッフが確かな目でお客様の大切な品物を真摯に対応いたします。
お家に眠っているダイヤモンドを一度持ってきてみては、いかがでしょうか。
皆様にお会いできる日を楽しみにしております。