名前:S様
年齢:60代
所在地:さくら市
買取した商品:Pt900 リング ダイヤ 1.5ct付き 7.4g
買取した品物のご紹介
今回お買取りしました商品は、ダイヤモンド付きのPt900リングです。
中央にダイヤモンドが7つ配置され、リング側面にもメレダイヤがびっしり埋め込まれています。
台座の地金はPt900が使用されており総重量は7.4gあり、ずっしりと重みを感じます。
もともとはS様のお母様のお品物で譲り受けたそうです。
普段からアクセサリーは身に着けないとおっしゃるS様はずっと戸棚の奥にしまいっぱなしになっており忘れていらしたそうでTVでやっていた買取特集をご覧になり思い出したそうです。
状態
まずは中央に配置されたダイヤモンドからチェックしてまいりましょう。
表題にもありますようにダイヤモンドのお値段を決める際、非常に重要となる4Cと呼ばれる4つの基準があります。
それぞれの要素について、詳しく見ていきましょう。
1. カラット
ダイヤモンドの重さを表します。
1カラットは0.2グラムに相当します。
一般的に、カラット数が大きいほどダイヤモンドは希少価値が高くなり、価格も高くなります。
しかし、カラット数だけでなく、他の3つの要素とのバランスも重要です。
2. カット
ダイヤモンドの形やプロポーションを表し、ダイヤモンドの輝きに大きく影響します。
ダイヤモンドの原石をカットする技術によって、その輝きが最大限に引き出されます。
カットのグレードは、Excellent、Very Good、Good、Fair、Poorなど、複数のレベルに分かれています。
Excellentカットのダイヤモンドは、光を効率的に反射し、最も美しい輝きを放ちます。
3. カラー
ダイヤモンドの色を表します。
無色透明のダイヤモンドが最も価値が高く、わずかに黄色みを帯びたものほどグレードが下がります。
カラーは、DからZまでのアルファベットで表され、Dが最も無色透明です。
肉眼では、DからFまでのダイヤモンドは、ほとんど無色透明に見えます。
4. クラリティ
ダイヤモンドの透明度を表します。
ダイヤモンド内部に含まれる内包物の大きさや数、ひびや傷によって評価されます。
クラリティは、FLからI3までのグレードに分かれています。
クラリティが高いほど、ダイヤモンドは透明度が高く、傷等も無く価値も高くなります。
中央のダイヤモンド一粒のカラットは約0.2ct、脇のダイヤモンドは約0.01ct。
カットはメインGoodと脇Fair、カラーはメインGと脇J、クラリティはメインVS2と脇I1。
地金部分には若干のキズや変色も見られましたがダイヤ自体にはカケや石の歯抜けもありませんでした。
査定額
¥97,000
今回お持ち頂いたダイヤモンドのカラーとクラリティが良かったこと、カラットは小さいものの数がついてることとデザイン性も評価させて頂きこの査定額を出させて頂きました。
品物自体とても古いものですし、金ではないのでどうせ二束三文だろうと考えていたA様はとても驚いておりました。
査定ポイント紹介
4Cは、それぞれがダイヤモンドの価値を決定する重要な要素です。
一般的に、カラット数が大きいほど希少価値が高まり、価格も高くなります。
しかし、4Cのどれか一つが極端に優れていても、他の要素が低いと、全体のバランスが取れていないダイヤモンドになってしまうことがあります。
また信頼できる機関が出した鑑定書があるか確認してみてください。
鑑定書には、4Cの評価結果が詳細に記載されていますのでさらに査定額が上がる可能性があります。
まとめ
ダイヤモンドの価値は4Cで決まる。
中でもカラット数が大きいほど価格が高くなる。
1ct変わるだけで桁が変わる場合もあり。
ただしトータル的なバランスで最終的な価値がかわるので、小さいからとあきらめないでください。
また他店でダイヤモンドは価値がつかない、需要が無いので値段がつけられない等、言われた場合でもあきらめずにまずは弊社までご相談ください。
石1粒1粒とアクセサリーのデザイン性しっかりと査定いたします。