名前:I様
年齢:70代
所在地:横浜市
買取した商品:pt900 珊瑚 19.5g 18mm
買取した品物のご紹介
今回お買取りさせて頂いたお品物はこちらになります。

珊瑚 19.5g 18mm Pt900刻印のジュエリーをお持ち込み頂きました。
昔にご購入されたそうですが、最近は使わなくなったとのことでしたので、今回チラシをみてご来店下さいました。
それでは早速見ていきたいと思います。
状態

珊瑚は、宝石の中でも特に繊細で傷のつきやすい珊瑚は保存方法など扱いの難しいお品物です。また、古くから宝飾品・嗜好品として愛されてきた宝石で指輪やネックレス、ブローチなどさまざまなアクセサリーに加工されてきました。原木に彫刻をほどこした美術品も重宝されています。
国内需要も安定していますが、昨今は中国での需要が増加傾向。より高額で取引できるため中国市場に持ち込まれることが多くなり、採取量も減少もあいまって希少性が上がっています。
見た感じですと目立った傷などは特にありません。
次に内側を見ていきましょう。

こちらの裏部分からみてみると、サンゴがすっぽりとはまっている感じで、デザインにもこだわっている事はみてわかると思います。 周りのpt900の部分には多少の傷などがありました。

形も評価の対象となり、最も人気なのが丸い珊瑚となります。 この珊瑚は18mmを超えておりキズや虫食いの跡、採取する際にできたヒビなどは見当たりません。
査定額
こちらの査定額はなんと・・・ ¥181,500-
査定ポイント紹介
珊瑚の歴史は古く、ローマ帝国の時代から宝石として親しまれました。日本では琉球王国期に現在の沖縄で珊瑚が採掘され、加工したのちに中国へ輸出されていました。本州ではヨーロッパの地中海産の珊瑚を輸入し、貴族や大名のための装飾品として活用してきたそうです。現在でも珊瑚の需要が高く、特に経済発展が目立つ東南アジアや中国の富裕層を中心としてその需要は拡大しています。しかし珊瑚の乱獲や地球温暖化の影響から採れる量が年々減っており、世界的に流通量が減少しているのが現状です。
珊瑚の色の評価は、石の色・色ムラ・白濁・キズなどによってグレードが決定されます。グレードは大きく5つに分けられ、最も高い評価を受けるものをSランクとし、S>A>B>C>D、とグレード分けされます。最も高い珊瑚のグレードは5Sとされます。
珊瑚に入っている白い筋模様は「フ」と呼ばれ、珊瑚の骨のような部分があります。
基本的に珊瑚をネックレスなどにする場合、この「フ」の部分に穴を開け、糸を通すことで、この模様を隠します。「フ」がほとんどない珊瑚は希少で価値も高くなりますが、そのような珊瑚はほとんどありません。「フ」が上手く隠れる位置にあり、また色ムラがなければ価値は十分高くなったりします。
評価基準となるのは主に色や大きさ、キズの有無などですが、形も評価の基準の1つです。
1番価値が高いとされるのは真珠のように丸いボール型。真円に近ければ近いほど値段は高くなります。続いて「カボションカット」と言われる卵型のカット方法、そして水滴のような「ドロップカット」と続きます。今回の珊瑚は総合的にみてみると、色、大きさ、傷、形からこのような査定額をつけさせて頂きました。
まとめ
いかがでしたか? 今回I様がお持ちになった物はもう使わなくなった物でこのような査定金額がでて、大変喜んでおられました。 皆様のご家庭にも使わなくなったアクセサリー、カメラ、時計、テレホンカード、切手など幅広くお買取りしていますので、気になる物などがございましたら、是非一度私たちにお問い合わせください。スタッフ一同心よりお待ちしております。