名前:K様
年齢:50代
所在地:神奈川県相模原市
買取した商品:Pt900 9.5g エメラルド 1.60ct ダイヤ0.30ct
買取した品物のご紹介
本日お買取りしたお品物はこちらでございます。

【Pt900 9.5g エメラルド 1.60ct ダイヤ0.30ct】
K様はお母様がお亡くなりになり遺品の整理をしていたところこちらの品物を発見しお持ち込みいただきました。
状態
それでは状態を拝見いたします。

横一列に7つの小粒のエメラルドが並び、上下に小粒のダイヤモンドが並んでおり非常にエレガントな印象でございます。
真ん中の比較的大粒なエメラルドには正面から拝見すると少しインクルージョン(内包物)が多少見られます。


両面のエメラルドにも多少のインクルージョン(内包物)や割れのようなものが見られます。

エメラルドを裏側から見ると、真ん中のエメラルドに比べて左右三つのエメラルドの色が少し薄いことがわかります。
査定額
今回の査定額は¥66,000でございます。
K様はお母様がこちらのリングをつけていることを見たことがなく、どのようなものかもわからなかったため金額をお伝えしたところとても喜ばれておりました。
査定ポイント紹介
エメラルドが付いているプラチナのリングの査定ポイントは、大きく分けて「エメラルドの品質」と「プラチナの価値」、そして「リング全体の付加価値」の3つになります。
1. エメラルドの品質
エメラルドの価値は、以下の4つの要素で総合的に評価されます。特に「カラー」が最も重要視されます。
カラー(色):
色味: 最も評価が高いのは、鮮やかで濃い緑色~帯青緑色で、色ムラがなく均一なものです。黄色みが強い、青みが強い、色が薄い、暗すぎる、色ムラがあるものは評価が下がります。
テリ(輝き): 光を当てた時に、石の表面に光沢感があるほど高く評価されます。
透明度・内包物:
エメラルドは天然の性質上、内包物(インクルージョン)が多い石ですが、それが少ないほど、また目立たない位置にあるほど評価が高まります。内包物が少ない、透明度の高いエメラルドは希少価値があります。
重さ:
宝石は一般的に、カラット数が大きいほど希少性が増し、価値も高まります。特に1.5カラット以上のエメラルドは希少価値が大きく高まります。
カット(研磨の仕上がり):
エメラルドに特有の「エメラルドカット」が施されているものは、特に価値が高くなる傾向があります。カットのバランスや研磨の質も重要です。
2. プラチナの価値
リング部分に使用されているプラチナの素材としての価値も査定に影響します。
純度:
プラチナの純度は「Pt」に数字を組み合わせた刻印で示されます(例: Pt999, Pt950, Pt900, Pt850)。
重さ:
プラチナの重量が重いほど、素材としての価値が高まります。
3. リング全体の付加価値
上記以外にも、リング全体としての評価ポイントがあります。
ブランド:
ティファニー、カルティエ、ハリー・ウィンストンなどの有名ブランドのリングは、ブランド価値が上乗せされ、高額査定につながることがあります。
デザイン:
流行に左右されない普遍的なデザインや、人気の高いデザインは評価が高くなる傾向があります。
リングの状態:
傷、汚れ、歪み、石のぐらつきなどがない、保存状態の良いものは高評価につながります。査定に出す前に、軽くお手入れをしておくこともおすすめです。
付属品の有無:
購入時の箱、保証書(ギャランティーカード)、鑑定書、鑑別書などがある場合は、査定額がアップする可能性が高まります。特に鑑定書は、エメラルドの品質を証明する重要な書類です。
刻印:
イニシャルや日付などの刻印がある場合、査定額から刻印を消す手間や費用が差し引かれることがあります。ただし、プラチナ自体の価値が高い場合は、刻印があっても高価買取になる可能性はあります。
まとめ
今回はエメラルドのリングがどのように査定されているのかをご紹介いたしました。
弊社では宝石や貴金属にかかわらずどのようなアクセサリーでも査定、お買取りしております。
使わないアクセサリーがございましたら是非お持ち込みくださいませ。