名前:C様
年齢:60代
所在地:神奈川県横浜市在住
買取した商品:pt900 アルマンディンガーネット 10.4g 10.98ct 0.47ct
買取した品物のご紹介
Pt900 アルマンディンガーネット 10.4g 10.98ct 0.47ctのリングになります。
10~15年ほど前にお友達との付き合いで買われたのはいいものの、ほとんど付けることもなく、娘さんなどもいないため使われる子ともなくタンスの肥やしになっていたとのことでした。
正直持っていることも忘れかけていたらしく、今後も使う予定もないとのことで弊社まで足を運んでいただいたと言うことでした。

状態
それでは状態を見ていきます。
少し指紋が付いておりますが、拭いたところ完全に除去され、ほぼ使っていないことからもガーネットに傷もありませんでした。

裏側からも見ていただいてわかる通りほぼ新品同様の状態でほんの少しの擦り傷がある程度です。

査定額
今回弊社で出させていただいたお値段は¥54,000-になります。
査定ポイント紹介
査定ポイントをいくつかご紹介させていただきます。
今回はアルマンディンガーネットを主石とし、周囲にメレダイヤを配した華やかなジュエリーです。
査定においては、素材、宝石の品質、デザイン性、状態、ブランド有無、中古市場での需要など多角的な観点から評価をさせていただきました。
まず、地金素材のPt900(プラチナ90%)は、高級ジュエリーに使用される代表的な金属です。
10.4gという重量は比較的重めで、プラチナ相場が安定して高値傾向にあることから、素材価値は査定価格の基盤となります。
ただし、地金価格以上の価値がつくかどうかは、デザインや石の価値に左右されます。
次に主石のアルマンディンガーネットについて。
アルマンディンはガーネットの中でもやや暗めの赤褐色を呈する品種で、他の種類のガーネット(例:ロードライトやツァボライト)と比べると宝石的価値は控えめとされます。しかし、10.98ctという非常に大粒のサイズであれば、そのインパクトや装飾性から評価が上がる可能性があります。
特に色味が濃く、透明感があり、内包物が少ない場合は、鑑賞価値も高まります。
反対に、濁りが強かったり色が暗すぎたりすると評価は下がります。
加えて、脇石のメレダイヤ0.47ctも評価対象です。
メレダイヤは主に装飾的な役割を果たしますが、無色に近く、透明度の高いダイヤが使用されていれば、その分リング全体の印象が良くなり、査定額に好影響を与えます。
並び、数や均一性、セッティングの精度なども確認されます。
デザイン性も重要な査定ポイントです。
クラシカルなデザインか、現代的で洗練された意匠かによって、需要が変わります。
アルマンディンガーネットは色味が深いため、エレガントで落ち着いた印象のリングに仕立てられることが多く、一定の年齢層やフォーマルな場面で好まれる傾向があります。
そのため、中古市場での販売力もある程度見込めます。
また、リングの状態も価格に直結します。
爪の緩み、石の傷、変形、プラチナ部分の擦れや小傷、サイズ直しの有無などが確認され、状態が良ければ評価は上がります。
特に中石がルースに近い状態で揺れていたり、欠けがあると減額の要因になります。
さらに、ブランドジュエリーの有無も大きな要素です。
有名ブランド(例:ティファニー、ヴァンクリーフ、ブルガリなど)のものであれば、地金や石の価値に加えてブランドバリューが価格を押し上げます。一方、ノーブランドであっても、石と地金の価値がしっかりあれば、それなりの価格帯は維持されます。
最後に、鑑別所や保証書の有無も確認されます。
特にガーネットには類似石も多いため、10ct以上の大粒のガーネットであれば、第三者機関による鑑別書が付属していれば信頼性が増し、買取業者側のリスクが減るため、評価にプラスとなります。
総合的に見ると、アルマンディンガーネットは一般的な宝石としての価格は高くはありませんが、本品は10ctを超える大きさとプラチナの重量感、メレダイヤの装飾性から、一定以上のジュエリー価値があると考えての査定をさせていただきました。
まとめ
今回は宝飾品、ジュエリーの査定をさせていただきました。
弊社ではその他にもあらゆる商材の取り扱いをさせていただいており、貴金属はもちろんのこと、ブランド類、切手やテレカ、イミテーションアクセサリー、メッキの金杯、壊れてしまっている腕時計など、いろいろな商材があります。
昨今ではお片付けをされる方も増え、忘れていてタンスの肥やしになっていたものなど多くのものを売りに来る方が増えております。
自分では判断ができないものなどありましたら、一度弊社までお問い合わせいただくか、葭江お運んでいただけると幸いです。