名前:B様
年齢:50代
所在地:福島市
買取した商品:Tissot ティソ プリンス1853 17石 スモールセコンド
買取した品物のご紹介
今回ご紹介するのはこちらの時計になります。

ティソの懐中時計です。
ティソは、1853年にスイスのル・ロックルで創業された歴史ある時計ブランドで、創業以来、懐中時計を作り続けていることでも有名です。
もしかしたら皆様も1度は見た事があるかもしれませんね。
実物はなくても、ロゴを見れば見た事があると思う方が多いブランドだと思います。
懐中時計が全盛の時代に時計関連の賞など獲得していた位ですので、当時から人気が高かった事がわかりますね。
B様もまさにその一人だったようで当時からティソの懐中時計を集めていたという事でした。
では、そんな思い入れのある懐中時計をどうして手放そうと思ったのでしょうか。
B様にお伺いした所、今でもティソは好きだし懐中時計も好きなんだけど、それだけに、動かさない状態でただ保管しているのは時計に悪い気がする、という事でした。
本当にティソの懐中時計が大好きなんですね。
それなら、別の誰か、ティソの懐中時計を好きな人がいたら、そんな人に使って貰いたいという思いで今回はお持ち込み頂いたという事でした。
昔と違い今は時計で時間を見る方も減りました。
携帯で時間を確認する人が殆どで、時計をするにしてもアナログ時計ではなく、デジタル時計が増えましたよね。
懐中時計となると尚更使っている方を見つける方が難しいのではないでしょうか。
でも、大丈夫です。
ティソであれば、このブランドであれば、例え壊れている懐中時計だとしても必ずお買取りはできますのでご安心下さい。
状態
それでは時計の状態を見ていきましょう。

文字盤側の蓋を開けた状態です。
風防、文字盤とも綺麗ですね。
古い時計に多いのが文字盤のくすみや妬け、黄ばみなんですがこちらの懐中時計には一切なく綺麗な状態です。
また、秒針なども錆などの劣化が心配されるのでが、こちらも問題ないですね。
そして、数字の部分(インデックスといいます)も色のかすれなどもなく綺麗な状態である事がみてわかりますよね。
それだけでB様が大切に使用し、使わない間は保管されてきたのだという事がわかります。
蓋の表面部分です。

綺麗な細工が施されていますね。
高級感と重厚感と両方を兼ね備えた見た目で、時間をみる為の道具ではありますが、ただの道具ではなく、ちょっとした芸術品としてみても楽しいも造りになっています。
状態のお話をしようと思ったのですが、正直、状態に関してはいう事がありません。
先程の文字盤同様、非常に綺麗な状態を保っていますね。
こちらは金張りメッキなのですが、部分的な剥がれなども見受けられませんので問題ないです。
査定額
¥8,000-
こちらの金額を提示させて頂きました。
もしかしたら、この金額をみて安いと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった方の為に追加で説明だけさせて下さい。
B様にお持ち込み頂いたティソの懐中時計ですが、外側の状態や文字盤や秒針等の状態は非常に綺麗で正直いう事はありません。
ただ1点。
1点だけなんですが、動いておりませんでした。
こちらは手巻きなのですが、ゼンマイを巻き上げても動かなかった為、裏蓋をあけさせて確認させて頂いた所、壊れている箇所が発見され、修理が必要となり、それが買取価格に影響した理由になります。
やはり、古い時計ではありますし、希少価値の高い時計だからこそ、壊れていた場合は純正の部品を探す事がまず難しいですし、修正できない可能性もゼロではない為、その分を加味して金額を提示しました。
B様にも上記説明した所、納得して頂けました。
査定ポイント紹介
査定ポイントをご紹介したいと思います。
まず最初に覚えておいて頂いたきたい事は、アンティークの懐中時計は、実用時計としての価値だけでなく、芸術品や歴史的工芸品としての価値が大きく影響するという事。
どういう事かというと、状態関係なく、ヴィンテージ物やアンティークにあたる時計は高額な金額になる可能性があるという事です。
そう、夢のある商品なんです。
どうですか。
探すのが楽しみになってきませんか。
①希少性の高いモデル:限定品、製造数が少ないアンティーク(特に1920年代以前のもの)、複雑機構(ミニッツリピーター、クロノグラフなど)を搭載したモデルの懐中時計は高額になる物が多いです。
②貴金属の使用:金無垢(特にK18)のものは、素材自体の価値(金相場)に時計としての価値が上乗せされる為、高額査定になる事が多いです。
③付属品の完備:特に保証書は、その時計が正規品であることや製造年を証明する為、査定額に大きく影響します。
④保存状態の良さ:傷や劣化が少なく、オリジナルの状態を保っている物は中々存在しておりませんので、もし、そういった物があれば高額査定を期待できます。
⑤デザイン:ケースの彫金や装飾(エングレービング)、文字盤の陶製や細工の美しさなどは購買意欲を駆り立てる要因になりますので評価としては高くなります。
査定ポイントを読んで頂いた方はなんとなくわかったのではないでしょうか。
そうなんです。
懐中時計に求められているのは、状態よりも希少価値なんです。
勿論、状態がいいものはいいです。
しかし、年代物になればなる程、完璧な状態で保管されている事なんて殆どがありません。
だからこそ、年代や個数などの希少性が評価基準として採用されているんですね。
そういった意味では、今回B様にお持ち込み頂いたティソの懐中時計は、デザイン性と希少価値という部分で査定しております。
まとめ
今回B様からお買取りさせて頂いた「Tissot ティソ プリンス1853 17石 スモールセコンド」。
素敵な商品でした
また、査定ポイントも他商品とは少し違った見方ですので、そういった意味でも査定する側としては楽しい商品です。
B様とも色々とお話させて頂きましたが、ここまで時計の事は理解したお店に売るわけだから、次に使う方も当然そういった時計好きなんだろうと考えると嬉しい気持ちになったよと最後に仰って頂けて感無量でした。
御徒町で15年やっている会社ですので、それだけ時計関係は扱ってきております。
今回のティソの懐中時計もそうですが、もし気になっている懐中時計が御座いましたら、1度御徒町ラフテルへご相談下さい。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。















