ダイヤ買取実績 ダイヤモンド リング 0.23ct
お客様情報
お客様:T様
所在地:神奈川県
年齢:50代
買取方法:出張買取
売却品:ダイヤモンド リング Pt900 0.23ct
ダイヤモンドリング買取を依頼した理由
お母さまのものだったのですが、お亡くなりになられたので、処分したいとのことでした。
このまま使うにはデザインが古いのと、加工替えするにしてもダヤも小さく、加工賃もばかにならないとのことでここは売ってしまおうとの結論だったみたいです。
買取価格
ダイヤモンドリング 買取金額 ¥37,000-
ダイヤモンドリング、査定したポイント
このデザインだと昭和50年代前半に購入されたものだと思われます。
まだまだダイヤが高い時代ですね。
それに物品税もあった時代ですし、円も安いですよね。
このころに1キャラ以上のダイヤを買われる方は、ほんのわずかだと思います。
ほとんどが0.2~0.5までのダイヤを婚約指輪として購入されていたと思われます。
ところでこの指輪ですと、枠のプラチナで1万円です。
ダイヤモンドの査定
あとはダイヤのお値段となるわけですが、このダイヤはとてもグレードの高いダイヤでした。
大きさは0.23ctですが、クラリテイーはVVSでした。
色もFアップでカットもベリーグッドだと思われました。
このころ輸入されていたダイヤモンドの中では特上のものだったと思われます。
このころ日本に入ってきてたダイヤモンドは比較的テーブルの広いものが多かったのです。
テーブルというのはダイヤの上の平たいところのことです。
小さいものしか売れない時代でしたので少しでも大きく見せたいと思い、テーブルの広いものを輸入してたのです。
今ほどカットグレードを重視していなかったからです。
大きさ一番です。
そこでテーブルが大きいと、見た目が大きく見えるんですね。
ですから心のダイヤはそういったものが多かったです。
しかしこのダイヤはテーブルも理想的なものあったし、全体のバランスも素晴らしいものでした。
ですから0.23という小さなものでしたが、27,000円というお値段にさせていただきました。
ダイヤモンドリング買取まとめ
宝飾品は1989年の消費税導入までは、37500円以上のものは15パーセントの物品税がかけられていました。
ですから店頭で10万円の商品が一夜にして87000円に変わったのです。
当時は内税ですから税込み表示です。
1989年3月31日の夜、全国の宝石店は大変だったのです。
店頭の商品の値札をすべて変えるか、陳列の品物をすべて税抜きにしたものに変えるか、いずれにしても大変だったと思いますよ。
ダイヤの話とは少し違いましたが、これからお話しすることと関係があるのです。
消費税が導入されるまでは税金を納める必要があったため、宝石を売るのには免許が必要だったのです。
そのため定期的に国税局が調査に入ります。
なかなかそれは大変でしたが。
それはさておき、それまで宝石商だけが販売していたダイヤモンドが一般のお店でも売ることができるようになったのです。
大手の商社が業界に参入してきました。
おりしもバブル真っ最中です。
大量に輸入し、大量販売してきたのです。
ダイヤモンドの価格競争
ここで一気にダイヤモンドの価格競争が勃発してきたんですね。
そして売り方も変えました。
以前の宝石商の売り方と、差別化するためカットを前面に出し、カットの良さを売りにしてきました。
ハート&アローとかハート&キューピッドなどです。
ネーミングがいいですね。
爆発的に売れましたね。
しかしそれまでのダヤが売れなくなって、またちょっと困ることになりましたが。
当然買取もそういうダイヤは高い査定になるわけですが、ダイヤは大きいほうがそこそこのカットであればいいと思うんですけどね。
以前はダイヤモンドのいろんなキャンペーンをやってましたが、最近はとんと見なくなりましたね。
婚約指輪も芸能人の結婚では話題になりますが、一般的には少なくなってきてるような気がします。
婚約指輪だけでなく、一般品でも派手なものを身に着けている人はあまり見なくなってますね。
あの頃いろいろ買われた方、高額買取いたしますので是非、当社にご連絡ください。
お待ちしております。