ダイヤ買取 ダイヤモンド リング 1.5ct
お客様情報
お客様: A様
所在地: 東京都
年齢: 30代
買取方法:店頭買い取り
売却品: Pt900 ダイヤモンド リング 1.5ct
ダイヤモンドリング買取を依頼した理由
娘さんがお一人でご来店されて、聞いてみるとお母さまから貰ったダイヤのリングとの事でした。
デザインは嫌いではないみたいですが、若干派手な感じとダイヤが大きく結構目立つのでなかなか普段使うことが出来なかったみたいで、いくらくらいで売れるのか気になってご来店されたみたいです。
そんなに高くはならないだろうと思っていたらしく、37万円という金額を聞いてビックリされていました。
買取価格
ダイヤモンドリング 買取金額 ¥370,000-
ダイヤモンドリング、査定したポイント
ダイヤモンドの査定としては、基本的に4C(カット、カラット、カラー、クラリティ)と呼ばれる4つの判断基準をベースに評価させていただいております。
ただし、4つの評価基準が全て同じダイヤが二つあったとしても、その二つが全く同じ査定価格になるという事はほとんどありません。
ダイヤモンドは天然の鉱物ですので、4つのCでは表す事ができない違いが一つ一つにあるからです。
それらを踏まえて最終的な査定金額を導き出す事となります。
ダイヤモンドの査定方法
まずはカット、同じ宝石でも、カットの違いによって輝きが変わります。
宝石の価値はカットで決まるとも言われるくらいです。
カットの中で最もダイヤモンドの美しさを引き出させるのはラウンドブリリアントカットだと言われています。
ダイヤモンドの原石を約半分まで研磨しなければならず、それだけの犠牲を払って神秘的な輝きをだします。
今回のダイヤはペアシェイプブリリアントカットと呼ばれるカットです。
ペア(西洋梨)のような外形から名付けられ、涙のしずくの様な形をしているため「ティアドロップ」とも言われています。
残念ながらラウンドブリリアントカットに比べると若干査定は下がりますが、今回のダイヤは見た目の輝きがきれいでしたのであまり査定を下げることはしませんでした。
次にカラット、1カラットは0.2グラム、一般的にカラット数が大きければ大きいほど希少であり、価値もあります。
もちろん1カラット以下でも高額になる物はありますが、1カラット以上あると高額になりやすくなります。
今回のダイヤは1.5カラットありましたので、これだけの高額査定を付ける事ができました。
次はカラー、ダイヤモンドにはほぼ完全な無色(Dカラー)から、薄い黄色(Zカラー)まで自然の色がついています。
無色に近いほど光をスムーズに透過させ、虹色に輝き、希少価値があります。
今回のダイヤはJカラーでしたので、希少価値で言うと若干下がってしまいます。
普通に見ただけではなかなか違いは判らないと思いますが、残念ながらその分査定も下げさせていただきました。
最後はクラリティ、クラリティのグレードは内包物の数、大きさ、色、場所などによって決められ、少ないほど希少価値は高くなります。
しかし、ダイヤモンドの内包物は言ってみれば天然の指紋のようなものであり、一粒一粒の個性でもあるのです。
たとえ内包物があったとしても、輝きに影響を与えない程度のものであればダイヤモンド本来の美しさは損なわれることはありません。
今回のダイヤを拝見したところ、中央近くにやや大きめな内包物がありましたので、クラリティグレードはSI2になりました。結構目立つ内包物でしたので、その点もマイナス査定にさせていただきました。
他のお店ではメレダイヤには価格を付けないところもありますが、ラフテルではメレダイヤにもしっかりと価格をつけさせていただいております。
今回のダイヤには周りに上質なメレダイヤが施されていたので、そちらをプラス査定にさせていただきました。
ダイヤモンドリング買取まとめ
今回のダイヤモンドリングは1.5カラットの大きさ、しっかりしたPTの台座、周りにもきれいなメレダイヤが施されていましたのでこれだけの高額査定になりました。
査定に出してみるともしかすると・・・
欲を言えばカラー、クラリティで若干マイナス査定になりましたので、もう少し良いグレードでしたらかなりの高額になっていましたね。
今回のお客様は元々売る気は無かったみたいですが、金額をきいて気が変わったみたいですよ。
もちろん1ct以上の大きさがなくてもダイヤのグレードによっては高額になる可能性があります。
この方の様にもう使っていないとかこの先も使わないだろうという指輪がありましたらお気軽にご相談下さい。