宝石買取実績 エメラルド リング Pt900 0.36ct
お客様情報
お客様: M様
所在地: 静岡県
年齢: 50代
買取方法:店頭買取
売却品: エメラルドリング Pt900 6.6g 0.36ct D0.13
エメラルドリング買取を依頼した理由
以前に、一度家に来てくれた人に見てもらったのだけれど、ものすごく安い金額をいわれたのでがっかりして手放せずにいて、大事に持っていたのだけれど、結局使うこともなくしまいっぱなしになってしまっているので、もう一度見てもらおうと思ったそうです。
インターネット等で調べていたらこのお店のホームページがあり、電話で問い合わせたところ、対応がとても親切に感じて持ってこようと思い依頼されました。
買取価格
エメラルドリング買取金額 ¥26,000-
エメラルドリング査定したポイント
エメラルドリングの査定ポイントを紹介していきます。
まず、エメラルド等の色石の価値の付き方は簡単に色と大きさ石の中の汚れがあるかないかです。
もちろん誰もがきれいなものの方がいいと思うものでしょう?
では、どんな色がいいのかエメラルドのカラー評価について、エメラルドのカラーは緑色が濃いほど価値も高く、薄いほど価値はなくなります。
このカラーの評価を決めるカラーチャートというものがあります。
低品質の物で「C++~D」になり普通は「BからC」いい物はB以上となります。
最高級のもので「B++~A++」というように評価が分けられています。
次にエメラルドの品質です、透明度の高い物の方が高額になりやすいです。
エメラルドはインクルージョン「内包物、傷」が多い石ですがこれがなく透明度があり照りの強い物「輝き」がいいものになります。
インクルージョンの場所によっては透明度に大きく影響する用ならインクルージョンが少なくても大きくその石の価値を下げてしまうこともあります。
次に石のカットの評価も大事です。
カットをするときにインクルージョンの場所などカットの仕方によって、その石の評価を大きく落としてしまうかもしれません。
エメラルドの名前がついたカット名があります。
エメラルドカットこのカット方法が一番エメラルドをきれいに見せるカット方法です。
インクルージョンの場所によって、カット方法を変えることがあります。
エメラルドの品質について書いてきましたが、まず一番気をつけなければいけないのが、合成石です。
人工的に作られたものです。
古くからルビーなどとともに人工的に作る試みがなされていて1930年頃から「イグメラルド」となづけられて売りに出されていました。
1930年ごろから今に至るまでに技術も進歩してより本物に近く作られるようになり、本物と人工的なものの見分けが難しくなりました。
人工的なものかどうか見分ける方法は、天然石特有の傷や内包物「インクルージョン」があるかないか等で見分けることが出来ます。
まずエメラルドリングが人工かどうか確かめたい場合は専用のルーペ等を使ってよく石をみて「インクルージョン」等天然特有の者を見つけてください。
その他に、気を付けなければいけないポイントは似たような色の石が多数ありますので、間違えないことです。
「グリーントルマリン」、「ペリドット」、「グリーンガーネット」、「ガラス」等緑色だからエメラルドだと判断してしまうと危ないです。
目視では判断が難しいい場合がありますが、これもまたエメラルド特有のインクルージョンを確認することや、カラーフィルター、長波紫外線での蛍光性を見極めることで真贋が可能です。
エメラルドリング買取 まとめ
今回査定させていただきましたエメラルドですが、粒が小さく熱処理や、オイル処理をされて色がきれいなものは近年では、多く、安価で出回っており、なかなか高値がつきづらい状態になっています。
お客さまが買われた時代が大体30年ほど前の物が多いので、その当時はオイル処理などの技術も進んでいなくて買う時は高価なものでした。
なので、大抵のお客様が査定額にがっかりされることが多いです。
今回のお客さまも、前回ほかで見てもらった時すごくがっかりして、違うところならもっと高額になるのではと期待して持ってきたみたいです。
前に聞いた金額よりは高いといって頂いましたが、本人の思っていたほどではなかったらしく、やはりがっかりされていました。
ですがちゃんと説明をさせていただいたら、納得していただいたようでお売りいただけました。