宝石買取実績 エメラルドトップ Pt900 4.5g
お客様情報
お客様: Y様
所在地: 埼玉県
年齢: 70代女性
買取方法:訪問買取
売却品: エメラルドトップ Pt900 4.5g 1.58ct
買取を依頼した理由
長年つけていましたが、次にまた宝飾品を購入したいと思い、売却を決意しました。
沢山の買取業者を探しましたが、ホームページが一番充実していたのがラフテルさんだったので買取を依頼する手はずとなりました。
買取価格
買取金額 ¥42,000-
査定したポイント
エメラルドの買取の場合、色・キズ・大きさで値段は決まるのですが、この品物の場合は1.58キャラあるのと、キズが少ないところで値段はつきます。
ただ色が少し薄めなのでそこはマイナスポイントとなります。
あと形がペアシェープなのでそこも若干のマイナス査定となります。
エメラルドトップ買取 まとめ
エメラルドの場合亀裂の入っていることの多い宝石です。
硬さはあるのですがもろい部分があります。
ですからペンダントになっている。
エメラルドは比較的キズの少ないものが多いです。
なぜかとゆうとペンダントは首に着けているので常に揺れており何かにぶつかることがありがちです。
亀裂が多いと拍子に亀裂に沿ってかける危険性が大きくなります。
そこで比較的亀裂の少ない、色が薄めのものが多くなってきます。
エメラルドの特性として緑色の濃さであるクロムの量が亀裂が入る要素となっているからです。
みどりが濃くて亀裂が少ないにこしたことはないのですがそうなるとお値段も高額になってしまいます。
日本の場合はペンダントには特品はあまり使用しません。
いいものはほとんど指輪に使用します。
欧米はネックレスに特品を使いますがまあこれは考え方の違いかもしれません。
エメラルドの値段は、色・キズ・大きさで決まると述べましたが、そのほかにも産地も要素の一つになります。
エメラルドの産地は、コロンビア・ブラジル・ザンビア・ジンバブエ・マダガスカル・あたりですが、中でも最大の産地はコロンビアで世界シェア60%を超えています。
特にムゾー・チボー・コスクエスの3地域が有名で良質のエメラルドが産出します。
やはり買取もコロンビア産が高くなります。
ただ産地証明できるのはコロンビアだけみたいですけどね。
唯一3層インクリュージョンがはいっているのがコロンビア産なんですね。
エマラルドは表面にひび割れや小さな傷などをもたない結晶はほとんどないためたいていはオイルや樹脂に浸す人工処理が施されています。
使われるのはヒマラヤスギからとるシーダーオイルや人工のオイルです。
処理が多ければ多いほど評価は下がります昔販売をしていたころにこんなことがありました。
時効だからお話しますね。
まだバブル景気の余波が残っていたころのはなしですが、とある百貨店でコロンビア展を開催しておりまして大量のコロンビア産エメラルドのルース(裸石)を数百点陳列して販売していたのですが、ルースで販売しているものですからデザインも起こして製品として販売していました。
そこで数百万のルースが売れリングのデザインを起こして作りましたみどりも深くキズもあまりない素晴らしいエメラルドです。
3週間後出来上がってきたとき素晴らしいとだれもが思ったとき販売した時には気が付かなかった1本の筋がありました。
これは大変だと思いました。
指輪に加工した時にオイルが抜けたのです。
お渡しまでにはまだ猶予があるので消そう。
日本にも含浸処理をしてくれるとこがあるのですすぐに持ち込んでやりましたほぼ消えました。
とりあえずちゃんと収まりましたが実際にあるのです。
含浸処理がそれ以降は細心の注意を払いながらの商売をしていたので大丈夫でしたがその経験が今も生きています。