今回は象牙の置物の紹介です。
弊社ラフテルでは象牙製品はかなりの量を扱ってきました。
近年では動物愛護団体や世界各国の動きで密漁を止めるために象牙の売買を禁止しようという動きになっていますね。
規制ではイギリスと中国が国内での象牙の取引を禁止にしました。
日本も昔から象牙を使った産業があるので規制をかけろと言われています。
現状では日本国内ではしっかりとルールを守れば取引は可能となっております。
一般のお客様のご自宅にもまだまだ象牙製品が眠っていると言われております。
ラフテルのHPや記事を見て頂きもしお持ちの方がいらしたら早め早めのご検討をお勧めいたします。
工芸品と象牙製品
今回ご紹介する象牙製品は、7点の彫刻品の置物になります。
おもに題材は「天女」となります。
裏側はこのような感じです。
工芸品
7体彫刻品がありますが、残念なことにすべて工芸品(お土産品)になります。
工芸品はアフリカや中国の路面などの土産屋さんで安く大量に売られています。
もちろん大量生産の彫刻なので仕上げや顔なども雑なつくりになっていることが多いのが特徴ですね。
素材自体は象牙を使っているのですが、あくまでお土産品という扱いになってしまいます。
象牙製品
工芸品の見分け方として、象牙製品は木で作られた台座が付属することが多いのですが、工芸品はこの台座に釘やビスでくっつけられていることが多いので底部分や象牙と台座の隙間部分を確認するとわかるようになっています。
象牙製品で高価買取になる品物には作者銘が入っていることが多いのですが、お土産品にはこの銘はほぼ入らないのでこれも簡単な見分けの一つになりますね。
今回のお品物は全て作者銘もなく台座にもくっ付いている物でしたのですぐにお土産品だとわかりました。
ラフテルでの査定
今回の象牙彫刻置物7点セットの査定額は¥30,000となりました。
お土産品でもこれだけの査定額のなったのは、簡単に重量です。
これが1点のみだったりすると1,000~2,000円程にしかなりませんが、おまとめということで査定額も頑張らせていただきました。
銘があったりすると一点ずつお値段が付けられますので高額査定になりやあ水です。
もちろん銘がない物や工芸品でも今回のように数万円の査定になることは多くあります。
最初にもお伝えしたように現在日本でも象牙の売買など取引を中止する流れができ始めております。
象牙製品の売買は今はまだ買取ができていますが、来年や数年後はどうなっているかわかりません。
もし売却をご検討中でしたらご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせ下さい。